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COCOFUROたかの湯 (大田区仲六郷) [東京都大田区の銭湯]

 さて地獄のような繁忙期も終わって日常が戻って来たので掃除をしたり泳ぎに行ったり。大田区の雑色にある隆の湯がココフロ化して3月10日より営業していると聞いたので行ってみなければ、直近で行ったのは2009年ですので記憶が怪しいけど。蒲田から六郷土手へ抜けるバス通り沿いにあると思っていたら全く違い一本奥に入るのね、バス通り側のビルの隙間からも煙突が見えるので雑色の商店街に入って細い路地で左折すると果たして隆の湯ビル反対側に出ました。
商店街沿いではない
 賃貸マンション1階のビル銭湯でして正面右手駐輪場は入浴客用になっていた、左手はマンション住民用なので使っちゃ不味い。さて、ココフロと言えば2019年3月1日に大田区久が原の駅前にある益の湯がCOCOFUROますの湯になって以来えらい賑わっているのですよ。それの2店舗目と言う事ですがますの湯とは異なりたかの湯は組合未加入と聞いたのでその違いも知りたい。

 ココフログループな暖簾をくぐり右手の下足ロッカーへ、えらい窮屈なレイアウトで幅40センチの通路を挟んで向かい合う様にロッカーが配置されている。左手の券売機前はえらいゆったりしているのに、スーパー銭湯に行ってもロッカー通路は窮屈なのでそんなもんか。組合回数券は使えないので480円の券を買う、サウナは無料。自動ドアを抜けて右手のフロントへ券を渡す、ますの湯ならここで検温ですがしない。ロビーは漫画図書館とソファが8客と言うのはますの湯と同じレイアウトですがますの湯よりも狭いです。


入口
 右手が男湯と言うのもますの湯と同じだ、元が古いビル銭湯だけに脱衣場の天井は高く提灯風の照明が3つ下がっています。ロッカーはサウナ壁面と公道側、ドライヤーは無料っぽい。トイレは外壁側でますの湯ではバリアフリータイプの広さでしたがこちらは窮屈に1名サイズ、最新の全てボタン操作するタイプの洋式トイレです。脱衣場の自販機もますの湯と同じタイプなので同じ業者が卸しているのかもしれない。
全景
 浴室へ、島カラン0.5列でカランは仕切り側に6と島に5と仕切り側手前に立ちシャワー1。島の反対側はデッキチェアが並んでととのうを追及するサウナーが並んでいます。と言うよりも脱衣場にせり出したサウナ前に大行列が、サウナに入るべく行列しますが先に立ちシャワーを浴びたので結構寒いぞ。行列しつつ壁面の案内を読むとミュージックロウリュと題して30分に一度音を鳴らしつつオートロウリュが作動するとか。本日は西城秀樹のYMCA、久保田利伸のLA・LA・LA・LOVESONG、YOASOBIの三原色と無音のローテーションだそう。

 16時40分位から行列して時々先客が出てくるので下段に入る事が出来たならば17時のロウリュまで15分は我慢できるかな?などと全裸で考えていたら50分頃入場出来ました。樹脂製マットを冷水で洗い入ると4人掛けの3段で中段が空いたのか、室温90度で正面に12分計あり。サウナストーブの上にダクト風の何かがあるのでそこから蒸気が出るのかな?実はプール帰りで代謝が既に高い状態なので10分を待たずして汗がダラダラ出て来てこれで耐える事が出来るのだろうか?

 17時を過ぎて数分経つとサウナストーブ上の赤い照明がついて音楽が流れた後これからミュージックロウリュが始まる旨の説明が流れる。そして始まったのは久保田利伸、ロウリュと合うのか?と疑問に感じつつも世代的にドンピシャなので曲が終わるまで頑張る自信が出た。と、背中から熱い蒸気の熱波襲来。事前情報で最上段でのロウリュは辛いと聞いていたので中段で大正解、実際上段の客は慌てて出ていく人が多かった。一般論ですが何処のサウナでもロウリュを最上段で喰らって耐える事はとても難しいですよね。

 背中に熱波を浴びて思わず毛穴が閉じて熱を拒絶したのでほとんど影響は受けずLA・LA・LA・LOVESONGが終わるまで耐える事が出来たのは良かったんだか悪かったんだか、理想は熱波を受け入れて限界まで熱くなる事ですが曲が終わる時点で15分滞在していたのでそれは無理かな。30分に1度のロウリュは1曲分なので5分も無いのですがそれで出るよ。マットの汗を洗い流して棚に戻してからサウナ目の前の大きくて深い水風呂へ、5人以上入っても余裕の広さな上水温13度ととんでもなく冷たいのですぐに出て対面と言うか島カラン裏手のデッキチェアでノビる。

 昨年末に行った川崎のゆいるにて昨今のサウナブームでトレンドなロウリュやアウフグースと水温10度強な水風呂のセットを体験して今は人気なのは知識で持っていますが、もはや1世代前のサウナ好きになってしまった者としては20度位の水風呂でダラダラ冷やす方が好きだな。元の隆の湯での水風呂はこじんまりしていた記憶ですが徹底的に直してしまったのか、ココフロますの湯が開業した当時はまだ今のサウナブームが始まっていなかったのであそこは旧益の湯時代なサウナそのままなのですがたかの湯では2店舗目にして3年間の進化を感じると言う。

 しばらくノビていると10分ほど経過、これはミュージックロウリュのYOASOBIバージョン突入するしかない。再度並ぶと丁度サウナマット交換のタイミングで先客たちは一旦出て涼んでしまいそうなるともう全然出てこない、それでも5分前に今度は最下段に陣取る事が出来たので2回目ロウリュも堪能。今度は毛穴が開いて熱波を取り入れる事が出来ましたがYOASOBI好きですけど三原色はロウリュに合わないですね、銭湯サウナお馴染みの有線放送で流れるマイナー演歌が良いか。

 深くて13度の水風呂は30秒といられずすぐに出てデッキチェアでノビてから外壁側の浴槽へ、ますの湯同様の高濃度人工炭酸泉でして温度管理に拘っていないのもますの湯と同様。温度管理キッチリし過ぎて水温30度そこそこの炭酸泉よりは40度弱の方が好きなのでそのまましばらく温まってから上がって体を洗う。ますの湯はカランの場所取り禁止ですがたかの湯はまだそんな文化が出来ていない模様、島カランの一番奥に陣取る、カランはTOTOのスーパー銭湯タイプね。

 しかしその位置だと仕切り側デッキチェアの上で廻っているサーキュレーターの風が直撃して寒かった。それとカランのハンドシャワーヘッドが高い奴で勢いが強いので周りの客からお湯を浴びせられる率も高い。18時を過ぎたら空いてきたので背後からのハンドシャワーはあまり喰らわず済みました、ますの湯同様にシャンプー類の備え置きはあり。今度は2つある浴槽の仕切り寄りへ、モザイクタイルの壁画は隆の湯時代風ですが縁に電飾が施されているのと最近の改修銭湯ではモザイクタイルを良く使うので新作の可能性も。

 仕切り側の浴槽は45度の高温浴槽で炭酸泉との境に強弱2つのでんき風呂あり、3パターンのパルス変換式でちゃんと入ると半身浴で腰が良い感じなのですが肩まで浸かりたいので腕に電気を当ててみたら強の方はキツいです。レバー1回押すと長時間お湯が出続ける立ちシャワーを浴びて上がる、デジタル体重計は浴場組合仕様だけど非加入なのか。フロントに戻ると何と外は土砂降りだった、マンガ図書館で鬼滅の刃を2冊読んで19時まで粘ったら小やみになったのでさっと原付で帰りましたが思ったほどは濡れませんでした。
駅方向から見える煙突

COCOFURO たかの湯
https://mobile.twitter.com/takanoyu2022


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