ハーフマラソン大会を完走してヨレヨレ状態で一旦十条へ、赤羽界隈の町会掲示板に十条でカレー祭りをやっているとあったから行ってみたのですがサッパリ分らず結局線路脇でラーメンにありつく。ヨレヨレですが午後の予定として予めすみだ郷土文化資料館見学を想定していたので中山道から浅草方面へ抜けて吾妻橋を渡りすぐ左折すると目指すすみだ郷土文化資料館、特に駐輪場も無い風なので敷地内に原付を停めて入場。

 入ると女性が詰めていて見学料百円を払い入場、1階は常設でして反時計回りに展示を見学する感じ。とは言っても入り口付近は売店で奥の公道側は図書館、とは言ってもマンガ単行本が揃えてあったりでなんだ?その奥の常設コーナーは年代別に展示をまとめてあるのは郷土博物館のお約束なんですけど、墨田区って北部以外は歴史上近世まで大体海底だったのか。

 江戸時代初期の利根川の東遷・荒川の西遷で従前の河川湿地だったのが江戸の下町に生まれ変わったのですからね、伊勢物語の「名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと」の下りがこの界隈なのか、この施設の北側にその言問橋があるのでこの界隈で在原業平がメソメソしていたのだなとか思わなくもない。