日曜日、桜の写真とか鎌倉殿の十三人のお勉強とか色々やりたい事があったのでバイクでアクアラインを渡り久留里駅前に行ってから館山道に乗って松ヶ丘ICで降りて千葉市立郷土博物館へ迷わず行く事が出来て2年前の年末の事も案外と覚えているなと。「千葉常胤と13人の御家人たち」と言うパネル展をやっていて、それを見た後に無謀にも近くにある県立中央博物館をもハシゴしてから国道14号沿いに帰宅しよう。
千葉市内で帰りに風呂屋に寄ろうかなとも思いましたがバイクの駐輪場所などを考えると無理だわと東京に向かって進み続ける。道中鷺の湯と言う風呂屋の煙突を発見しましたが残念ながら休業中でしたので再度京葉道路沿いを進みもし沿道に煙突がまたあればそこに寄る事にしよう、とかゆるく考えつつ進むと本当に煙突があった。さっと右折して路地裏に入ると住宅地の真ん中にカオスな建物発見。
東京式銭湯の脱衣場部分にあった切妻屋根を潰して上階を増設した風呂屋などは見た事がありますがココはなんと言うのかな?脱衣場部分の外壁に鉄製の階段を付けてそこから浴室の湯気抜き窓沿いに奥の自宅部分へ続く通路を増設したのだろうか?その通路には波板の屋根と塩ビ板の壁が付けてあるのでいよいよカオスさが増していると言う。エントランス部分の上階も大きな窓はベニヤ板で塞がれていて廃業しているのかと思ったよ。
向かって右手の空き地が来客用の駐車や駐輪スペースらしいのでそちらにバイクを停める。エントランス部分に入ると右手にコインランドリー、奥のフロント手前には「足臭の方、飲酒の方はお断り!」と言う貼り紙があり、気持ちは解るけど足が臭いのは許してやろうよ。右手の下足入れにバイク用のブーツを仕舞いじゅうたん敷きのロビーへ、一番奥は駄菓子屋になっていて角のテレビでは大相撲中継、手前には冷蔵ショウケースあり。
左手のフロントで480円を払うと浴室のくすり湯浴槽は高温にしてあるからうめるなと念押しをされる。左手の男湯へ、外見の怪しさとは異なりごく普通の東京式木造銭湯な高天井の脱衣場です。ロビーでは相撲のテレビ中継でしたが脱衣場は何故かプロ野球のラジオ中継なのが解せない、本日千秋楽なのに。しかし浴室入り口脇に全高2メートルを超える大きなキリンのぬいぐるみがあるのと外壁寄りに大きな円卓があるのは他所では見ないね。トイレは外壁側にあり60センチ四方の個室に段の有る和式便器が45度で配置されている。
浴室へ、島カラン1列でカランは仕切り側から6-5-5-3で立ちシャワーは無いのですが両サイドのカランシャワーがハンドシャワータイプだからそれを使えと言うのか。外の看板にあったサウナは外壁側にあり内部は物入と化して営業していません、出入り口前の水風呂は健在です。ケロリン桶と腰掛を持って島カランに陣取る、カランは日の丸扇刻印の古いレバー式。全身をしっかりと拭ってから仕切り側のくすり湯へ。これがうめるなと言う高温浴槽か?と拍子抜けするほど熱くも無かった、44度位かな?
濃い色の薬液が入っているので迂闊に奥側に背を付けると湯口で火傷しそうになるかも、と思い奥側を向いて入る。浴室の天井を見上げるにごく普通の高天井な東京式銭湯です、外壁に通路を付け足した事で見た目が怪しくなっているだけだった。折角の熱い湯なので水風呂と往復、水道水を貯めてあるだけかな?3月ではかなり冷たいです。それから中央の座風呂に移動すると湯温40度位の白湯なので確かにくすり湯は熱湯かな。上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは無し。カランの勢いはかなり弱い。
今度は外壁側の浅槽なバイブラ浴槽へ、巨大ぬいぐるみのいる脱衣場と異なり壁画も無いシンプルな浴室です。再度高温くすり湯浴槽に入り上がり湯に仕切り側カランのハンドシャワーを使う、17時半から18時過ぎまでの40分ほど滞在して相客は常連の老人がほとんど。出たら女湯側は小連れの若い母親がいるね。帰りは14号線からすぐ357号線に出ると流れは速いし信号もほとんど無くて並走する首都高と実質変わらない湾岸道路であっという間に帰宅出来ましたよ・
湊町松の湯
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