東宝湯 (新宿区新宿) [東京都新宿区の銭湯]
さて土曜日、諸事片付けてって買い物に行ったら何故かもう16時半ですよ。しかし4月になって日の入りが遅くなったのでまだ余裕、とは言うものの本日はとても冷えるので遠方行きは難しいかな?冬物は既にほぼ片付けたし。と言う事で9年ぶりに新宿7丁目の東宝湯へ行こう。外苑東通りから市谷柳町交差点で左折して職安通りへ、このアクセスでは反対車線側だしどうするか?と言うとアンダーパスがあるので反対車線側の新宿七丁目へ。
新宿と言えば高層ビル群や歌舞伎町と思い込んでいる人が来たら驚くよ、と言う路地だらけの住宅街です。職安通りから一本入った梯子坂下と言うよりも本当に職安通りから一本裏位の位置、と言うのは裏道沿いにあるビル銭湯と言うよりも大きなビルの一部が風呂屋なのよね。そのビルの職安通り側には美容院、駐車場を見るに店子には個人タクシーの運転手が多いのか?山側が現在駐車場になっているのでそちら側からの撮影も捗る。
下側の私有地になっている路地に原付を停める、路地の地面にグレーチングの鉄板が並べてあるのは所謂「どぶ」なんだろうね。正面と言うか梯子坂下側に廻ると向かって右手はコインランドリー、洗濯機は昔ながらのタイプで昨今流行の大型タイプはビル反対側近くに別のコインランドリーがありました。左手の入り口から入り番台をフロント改造したのか?左手の下足入れに雪駄を仕舞い右手のフロントへ回数券を渡す、ロビーと言うよりも男女の脱衣場への通路の様なスペースを抜ける。
左手の男湯へ、そこそこの高天井。中央にヨシズ張りの台があり外壁側ロッカーに荷物を入れる、テレビは男女の仕切り上に置いてあるね。トイレは梯子坂側にあり洋式便器でシャワートイレはありませんが掃除は良いです。浴室へ、島カラン1.5列でカランは外壁側から2-0-3-4-4-6、外壁側脱衣場寄りに立ちシャワー1。桶と腰掛を持って仕切寄りの島カランに陣取る、カランは日の丸扇刻印の円筒タイプですが1か所だけ同じく日の丸扇の古いレバータイプが残っています。
全身をざっと流してから浴槽へ、外壁側がぬる湯のくすり湯で仕切り側が白湯なのですが本日はくすり湯が備長炭の湯でろ過された白湯になっており仕切り側に赤い入浴剤が入っていると言うシュールな状況に。土曜日の日中は寒かったので熱い湯の仕切り側が大人気とは言ってもお湯が激しく動くジェットは熱すぎるのかガラガラです。くすり湯寄りに1点ボディジェットとつぼ湯にミクロバイブラ、ミクロバイブラと言いつつウルトラマンで怪獣出現する水面の様に激しく泡立っています。
体が冷えたので先ずは1点ボディジェットでしばらくお湯を背中に叩きこんでからつぼ湯に入ってみてそれから問題のミクロバイブラへ、激しい泡は腿の裏側辺りで噴出しているのでお湯が口に入って困ると言う事は無いですね。温まってから上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きはあり。17時40分から40分滞在しましたが相客は近隣老人が常時5~6名。体を洗ったらくすり湯へ袋に入れた備長炭が漬けてありましたがぬるいので再度1点ボディジェットに移動してしっかりと温まる。
ビル銭湯だからか壁画の類は無し、立ちシャワーを浴びて上がる。帰りはまだギリギリ明るいのは流石に4月、職安通りに出て明治通りを渡ると世間のイメージする新宿の賑わいで道路はタクシーだらけ。山手通りに出て甲州街道を使って帰宅しました。
東宝湯
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