土曜日、港北に行って帰りにまた風呂屋に寄ってから帰宅しようか。綱島街道を下って検索してみたら菊名の福美湯が営業している、行った事すら忘れていましたが９年前に１度来ていました。綱島街道から路地に入ると油井型の煙突と「ロッキーヒルサウナ・人口炭酸温泉」の看板が見えてきます。奥側には薪が積んであり炭酸ガスのボンベが並んでいる、向かいが工務店なので廃材をもらい受けているのかも。
入り口に原付を停めて入場、ロビーは真正面に水槽になっているガラステーブルがあり奥にはマッサージチェアとテレビにドラム式洗濯機まで。フロントでサウナもと告げると追い金３００円で下足の札と交換に青いナイロン製リボンとバスタオル・１名用マット・手拭いの入ったサウナバッグを貸してくれる。左手の男湯へ、脱衣場は高天井で格天井ですね、大きな凧が飾ってある。前庭部分の円筒型ストーブは９年前に見た記憶が有ります。トイレはロビー側で個室に入ると自動で灯りは点くし便座は上がるはと言うハイテクタイプな洋式便器。
浴室へ、島カラン１列でカランは島カランの５－５、外壁側に７と奥に３と露天に３あり立ちシャワーは無し。お風呂セットは脱衣場の棚に放置してカランで全身をざっと流す、カランは日の丸扇刻印の円筒タイプ。サウナバッグをサウナ入り口脇のフックにかけて入場、躯体外側にサウナ室を追加してあります。脱衣場寄りに１段３名と外壁側に２段最大１２名と言ったところで定員は１５名です、室温８０度で露天風呂側壁面に１２分計がありテレビはありませんが脱衣場と同じイージーリスニング系の有線放送が流れている。
８０度だし汗出ないかなと思いましたが運動直後に入浴して基礎代謝が高い状態なのと午後から予報通りに気温が上がってきたのに加えて、ロッキーサウナのギミックにちょっと工夫があった。通常なら何分かおきに灯りが灯って上から液体が垂れてくるのですが、福美湯のロッキーヒルサウナはその後熱風がサウナ客の方に流れてくるのよね。光って蒸気発生がロッキーサウナでロウリュ機能が追加されたのがロッキーヒルサウナと言う違いがあるのかもしれない。
１回目は８分粘ってから出る、水風呂はサウナ出入口の脱衣場寄りにあり桶で水を浴びて入るとまあ深いし冷たい。水温１６度は横浜の銭湯なら大体何処もその位なのですけれども３０秒位が限界、深いし広いので３名余裕で入る事が出来ます。水風呂で一気に冷やしてサウナのロウリュですぐさま汗だくになって更に３往復６分ずつで堪能しました、汗しっかり出た。
サウナバッグ用フックの下にマット返却用の籠がありサウナは４往復したのでもう戻してしまおう。フックの脇から露天へ、露天にもカランがありますが腰掛は外気浴の人が使っている。岩風呂風の浅槽でお湯は熱め、これだけの住宅密集地ですがちゃんと青天井な露天風呂なのはご立派。内湯に戻る、浴槽は仕切り沿いに有り脱衣場側からくすり湯の深槽、座風呂、寝風呂、でんき風呂と一番奥が人工炭酸泉の深槽と深い風呂が多い。
先ずはでんき風呂へ、１名サイズですが押す・揉む・叩くのパルス変化式を一通り堪能してから上がって外壁側のカランに陣取る。島カランの浴槽側は誰も使おうとせず奥側に３つ並んだカランにはシャワーが付いていないからやはり誰も使いませんね。シャンプー類の備え置きは無いので持参した物を使う。今度はくすり湯に入ってみると土曜日はレモン湯と言う事で洗濯ネット２つ分の真っ二つに切った生のレモンが浮かんでいて本物だけに良い香りです、くすり湯ですが深くて熱いのは意外。しばらく温まってから一番奥の人工炭酸泉へ、９年前既にあったなら割とパイオニアなのですが特に人気があるでもない。地味にぬる湯で長居が出来るのは何とも炭酸泉。
壁画は浴槽のすぐ上から天井まで届く大モザイク画で中央のパラマウント映画みたいな山と湖にお城、ビル銭湯ですが高天井と湯気抜き窓のレイアウトは木造銭湯そのままでビル銭湯初期の木造銭湯レイアウトをそのまま大型化したタイプ。立ちシャワーが無いのでカランのシャワーを浴びて上がる、ご主人かな？年配男性が数分おきに掃除に来るだけの事はあってキレイ。フロントにタオルを返却して外に出ると綱島街道上りは大渋滞しているので環状２号から尻手方面に抜けて帰宅。
福美湯
https://k-o-i.jp/koten/fukumiyu/
http://furoyanoentotsu.com/fukumiyukikuna20060717.html