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重の湯 (大田区羽田) [東京都大田区の銭湯]

 日曜日は朝から出掛けて帰宅が14時半ですよ、折角時間がたっぷりあるのでバイクを磨いてから近場の風呂屋でも行こうかな?と言う事で土曜定休な大田区羽田の重の湯へ行こう、実は先々週にも行ったのですけど。原付を引っ張り出して環八を羽田方面に進み産業道路を右折してバス通りに入り首都高下を進むと到着。宮造りでは無いものの千鳥破風に波型の鏝絵が有るのが良いですね。
破風に鏝絵
 先々週行ったとは言えそれ以前は12年のブランクがあり何故それほどの間来なかったかと言うと半分以上は土曜定休が原因、2009年訪問時には油井型の煙突がありそう言えば首都高からも見えていたのですが撤去されていたのと、屋根の瓦が日本瓦からスレートに変わっていた。双方2011年の震災への対応なのだろうか?入り口対面が首都高の真下で自転車が沢山停めてあり私も原付を停めましたが常連さん達は駐輪場扱いしているね。
現煙突
 中央正面の入り口へ、番台裏手の傘ロッカーも現役。右手の下足入れに雪駄を仕舞い引き戸を開けて入場、番台式ですが脱衣場のフロア位置にログキャビン風な小屋がありそちらが番台なので中にいらっしゃる女将さんに回数券を渡して入場。白く塗られた折り上げ格天井と通路側の前庭があった部分は脱衣場を伸ばしてソファが置いてある、延長部分外壁側の絵画がちょっと印象深い。
 元の脱衣場外壁部分から庭へ出ると岩を組んだ庭の池に金魚と錦鯉、道路側前庭は潰したのに男湯の外壁側は健在で、その濡れ縁を公道側に進むとトイレ。段のある和式で綺麗に掃除はしてありますが流石に臭いは上がってくる。脱衣場は外壁沿いと仕切り側に横長のロッカーと島ロッカーがあり仕切り側の横長ロッカーに荷物を入れる。


入り口
 浴室へ、島カラン2列でカランは外壁側から2-3-5-5-5-6、浴槽がL字型に外壁沿いに伸びているのでそのレイアウト。立ちシャワーは仕切り側と外壁側の脱衣場寄りに各2ずつ、ケロリン桶と何種類かある腰掛の内コの字タイプを持って島カランに陣取る、カランは和栗のボタン式ね。全身を拭って先ずは外壁側のサウナを覗いてみる、緊急事態宣言で営業はしていません。

 私も今ではガチガチのサウナ好きですがサウナにはまったのが12年前に入った重の湯の無料サウナがきっかけだったのですよ、と言うと何がとても良い施設の様に思うかもしれませんが何の事は無いそれ以前には息苦しくて数分で出てしまっていたのをこちらで初めて砂時計2回10分粘ったと言うだけです。10分粘ると筋肉の疲労が揉み出されてね、重の湯は水風呂が無くシャワーで水を浴びて往復しただけなのですが翌日動けなくなるほどの倦怠感が出たのが気持ち良すぎてハマりました。

 そんな思い出のサウナですが中を覗いてみたら上下2段で詰めれば8名入るかな?一番奥に毎度お馴染みセラストームがありますがその脇にどう見てもスチームサウナの蒸気発生器の枠がある。蛇口から温めた金属板に水を注ぐあの装置がそのまま残っていて、元々はスチームサウナだったのを何故かドライサウナに改造したのか。でもどうして?浴室側窓には5分と3分の砂時計あり。

 中に入る事は出来てもサウナは営業していないので浴槽へ、外壁側がサウナ前まで伸びた浅槽で外壁寄りにミクロバイブラ。仕切り側の隣に座風呂がありその横に高温浴槽があり仕切り側は寝風呂と深槽。最初は高温浴槽でしばらくノビてから寝風呂の脇の深槽で温まってから上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは脱衣場に何セットか用意してあるのを自分で持っていって使うシステムか。

 今度は座風呂に入ってからミクロバイブラへ、外壁側壁面には廃業した目黒区の寿湯や同じく羽田にあった入船湯の様に水槽の跡がありますが過去に何かが泳いでいた記憶があまり無い。高天井の湯気抜き部分の天井はアールを描いていて湯気抜き窓が無ければ軽量鉄骨かな?と言う造形ですが普通に木造なんだろうか?壁画は最近よく見る緑基調のややぼんやりした色合いで男湯側に富士山と浜は三保の松原なのか西伊豆なのか。

 立ちシャワーを浴びて上がる、折角なので仕切り側ではなく外壁側のサウナ客用を使うと朝顔の位置がかなり低いシャワーなのね。シャンプー類はバスケットごと脱衣場に戻さないといけないので責任もって作業。首都高下は一方通行なのでぐるりと廻ってから産業道路に出て帰宅しました・
全景

重の湯
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-433 
http://ota1010.com/explore/%E9%87%8D%E3%81%AE%E6%B9%AF/


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