土曜日、先週は春の嵐で遠征どころじゃなかったのでその鬱憤を晴らすべく遠方へ。普段仕事で横浜新道を通過すると長後街道との下り側交差点手前左手に「泉温泉スーパー銭湯葛の湯」と言う看板が立っているのが昔から気になっていたのですよ。今日は春分の日でも有るしつまり日の入りも延びたから遠征もアリ。
看板の場所は横浜新道と言うよりも国道１号ですので第二京浜をひたすら下れば着くだろう、保土ヶ谷駅までは順調ですがその先で右折すると１車線になっておまけに大渋滞。環状２号で来た方が良かったかなと思いつつもやっと件の看板へ到達、長後街道を右折して２キロほど走ると再びここで左折と言う看板が出ますが入ると思い切り住宅地です。
看板には２００メートル先とありましたが延々と住宅地、スマホの地図を見てもランドマークが何も無い。住宅地を徘徊する事数分でやっと発見、長後街道から看板のもっと先、地下鉄の踊場駅よりも次の中田駅近くにある農協のスーパー前から行く方が解りやすいと思う。
住宅街にこつ然と広い専用駐車場が２つあり２階建て駐車場の奥が風呂屋、駐車場に向かって左手に葛の湯荘と言うそのまんまの名前なアパートがあり１階部分がちょっとした飲み屋街になっていて風呂屋の周辺に床屋や飲食店のある商店街はありがちですがこちらは砂漠のオアシスみたい。裏手に煙突が見えたのでぐるっと周囲を１周してみる、裏に小川が流れているので元は川のほとりの公衆浴場だったんじゃないかな？周囲の分譲住宅は当初１軒も無くて畑のど真ん中でポツンと営業していたと推測。
裏手の１階部分に不動産屋と居酒屋が入っている円筒形のビルが銭湯本体かな？「ゆ」の看板が入っているのは１階にラーメン屋とスナックの入ったビルで地形を利用して２階建ての駐車場を作っているのか。左右に「湯あそびひろば」の看板がある鉄骨製駐車場の奥に有る駐輪場に原付を停める、階段を上がると本日春分の日なので日章旗が掲揚してあるね。
その入り口前が喫煙スペースなので常時煙たいのが何とも、何故かセキセイインコ６羽入りの箱があるのも不思議。スーパー銭湯並に広いエントランス左手に下足入れ、床のマットにも「湯あそびひろば」、関西の業者が施工した浴場のブランドで過去杉並区と足立区に千葉市で入った事があります、この前埼玉県でも見つけたので行かねば。入ると右手に券売機３台、入浴料４９０円でココは組合加入の公衆浴場だと分かります。プラス１６０円のロイヤルコースにすると下階の専用スペースやサウナが使えるのでロイヤルコースへ。
広いロビーにはテレビがあり左手には広い食堂と奥にはカラオケとマッサージ、奥のフロントで券と下足の鍵を渡すとロッカーキーとロイヤルコース用の鍵を貸してくれる。左が美都波の湯で右がアフロスの湯と入替制で今回は右手アフロスの湯が男湯。脱衣場中央の棚下に脱衣籠が用意してある治安レベルの割にロッカーキーはフロント管理なのか、中央側にパウダールームがありその前にトイレ、この規模で１つしかないのか？ロビーのトイレに入っておけば良かった。節水タイプの洋式便器で壁の流すボタンに説明が書き加えられている。
浴室へ、客層のモンモン率やや高め。出入口右手の棚にお風呂セットを置いてその外壁側にある立ちシャワーを使おうとしたら塞がっていたのでカランのシャワーを使おうとしたら情けないレベルで水圧が低い。コレは上には用が無いなと手拭いだけ持って外壁側ジャグジー風浴槽脇の扉を雲形キーで開けて下階へ、１階がロイヤルゾーンで２階が一般エリアだけどフロントが２階にある感じ。１階は先ほど外から見た通り不動産屋と居酒屋がテナントに入っている分細長く中央の廊下で隔てて仕切り側奥から水風呂・浅槽・深槽と外壁側に高温サウナと低温岩盤浴、カランは一番奥に３・階段下に４と外の露天に３。
先ずは高温サウナでしょう、と言っても９０度位かな？２段式で奥に１２分計と出入口脇にテレビあり、最初は８分粘って汗が出たので水風呂へ、水温１８度位で３人は入るサイズかな。今度は高温サウナと出入口が向かいにある岩盤浴に入ってみますが普通に低温サウナだった、両サイドに１０人分ほど腰掛があり奥にテレビ。これだけテレビがあって全部番組が違うのも何なのか？どうせなら全部相撲にして欲しかった。
遠方なのでサウナは２往復にとどめて露天へ、デッキチェアで外気浴をする人の奥に温泉らしい黄土色の浴槽。ここは全般的にお湯が少し熱くて良いです、中央奥に石膏像風の置物があり隣にうたせ湯があるので少しやってみましたが弱め。うたせ湯の目の前にゴミバケツがありなんだよと思ったら中にロールマットが沢山入っているのでもっと陽気が良くなるとゴロ寝する人が増えるのか。外のカランは元４つあったのを一番奥は従業員用扉と鑑賞するので撤去してある。
下のカランにはロイヤルだけにシャンプー類とシェービングフォームの備え置きがありますね、２階の一般エリアには無かったので体は下で洗うか。お風呂セットを取りに２階へ上がるついでに一般エリア浴槽へ、仕切り側が寝風呂から深くなってボディジェットや肩叩きまである湯あそびひろばらしい多機能浴槽。浴槽内に腰掛が沈んでいるのは何かと思えばでんき風呂でこの浴槽のが一番強烈、実は外壁側のバイブラ浴槽にも２つとロイヤルコースにも１つあってどれも浴槽内の腰掛が目印、電極板が対面に貼ってある浴槽が１つも無いのが不思議。
ロイヤルゾーンに移動して体を洗う、カランはリクシルのスーパー銭湯タイプでシャワーはボタンを押すと結構長い時間出ます。ロイヤルゾーンのでんき風呂とツボ押しな寝湯に入ってから深槽へ、ジェットの勢いが強過ぎて浴槽に足を突っ込んだ時によろけました。２階の露天にも入ってから立ちシャワーを浴びて上がる、立ちシャワー前のカランシャワーは案外水圧が強かった。
帰りは先ほど書いた通り中田駅方向に出たらわかりやすかった。国道をそのまま横浜新道に入って原付がＯＫな今井まで行ってしまおうか？と思いましたがＥＴＣの無い原付でそれは面倒なので料金所手前で降りて往路をそのまま戻る、上り車線は２車線だったりしたので飛ばして帰宅しました。
葛の湯
https://k-o-i.jp/koten/kuzunoyu/
http://furoyanoentotsu.com/kuzunoyuyokohamasisakaeku.html