日曜日、昼に原付のオイル交換をしたので動作チェックを兼ねて王子へ。夕方に風呂へ行こうと思いましたが日中があまりに蒸し暑かったのでサウナのある風呂屋に行きたいな、そう思っていたのに何故か北本通りを消防署で右折して豊島浴場へ。王子駅起点で周辺のまだ行ってない風呂屋ならばサウナ付きがまだ沢山残っているのに、真向かいにマンションが建っているのでもう前庭に出る事も薪を燃やす事も叶わないだろうに。

 真ん前に都バスの停留所が有るので公共機関で銭湯巡りをしている向きには便利そう、17時頃到着したので正面には常連さんの自転車が並んでいます。右手女湯側の前庭を潰してコインランドリーに、左手男湯側は前庭は健在ですが塩ビ板で蓋がしてある、脱衣場の公道側窓にもブラインド風の目隠しを入れて向かいのマンション対策をしている。なので立派な油井型の煙突も現役ではないらしい、原付を塀前に停めてトタン葺きの簡単な千鳥破風の玄関へ。

 番台裏手の壁面には傘立ての後ろに鯉の滝登りのタイル画がある、左手の下足入れに雪駄を仕舞い手動の引き戸を開けて脱衣場へ。番台のご主人に回数券を渡して入場、枠の大きな格天井な高天井の脱衣場は案外と広い。外壁側は建て増しをしてある風でその建て増し部分にロッカー、常連さんには脱衣籠を使っている方も多く脱いだ服の上に無造作に財布が転がっていて大丈夫か?仕切り奥のテレビを観て10名近い常連がソファとテーブルセットに座って盛り上がっている。