日曜日は北区豊島の豊島湯へ、昼前まで雨だったので午後に家を出て池袋に寄ってから。最初は豊島区上池袋のゆラックスに行くつもりで正面まで行ったら何か既視感があり止めてしまいましたが、どうも過去に行ったら休みだっただけで入浴はしていなかった。明治通りに戻って王子駅の反対側に出て真っ直ぐ進むと途中で幅員が狭くなりその左手に油井型の煙突を発見、煙突を目指して進むと豊島中央通り商店街があります。

 路地を挟んだ向かいに廃材の集積場があり丁度じゃんじゃん燃やしていて盛んに煙も上がる。社殿造り銭湯なのですが、商店街の歩道部分に赤いテントが張ってあり、それが唐破風部分をすっぽりと覆ってある。唐破風には松をバックに「豊嶋湯」と言う短冊を咥えた鶴の舞う懸魚もあるので出来たら全景として見たいのだけれどな、入り口正面には木製のベンチがありその後ろには何故かはく製とぬいぐるみの中間位の雰囲気な大きな虎が。

 フロント改造してあるから虎が入り口正面に、右手の番台時代に下足ロッカーが有った場所には傘ロッカーが。何と傘ロッカーのキーホルダーに雲形のサウナキーをそのまま使ってあるのでこれを持ち去れば他所の有料サウナに不正入場し放題じゃないか。左手の下足入れに雪駄を仕舞いロビーへ、番台式銭湯の脱衣場を三等分して中央部分をロビーにしたタイプね。フロントの女将さんに回数券を渡してサウナは幾らか尋ねると、温度が30度台と低いので無料なんだとか。