昭和の日は昭和館へ、狙った訳ではなく「希望を追いかけて ~フロリダ州立大学所蔵写真展~」と言う企画展が見たかったから。見学だけなら公共機関で行けば良いのですがその後に皇居を20キロばかり走りたいので原付で出動、向かいの靖國神社のバイク駐輪場なら何時間停めても無料だった筈。と思いきや駐車場の舗装が新しくなってバイクも有料になっていた、本来は払うべきものだしと駐車券を貰い参拝してから九段下でタンメンを食べて改めて昭和館へ。

 九段坂と九段会館の間にある施設でして前は何度となく通りますが中に入るのは初めてです、入場すると本日は無料とかで駐輪場の想定外な出費がチャラか?エレベータに乗って先ずは7階と6階の常設展示へ、各地の郷土博物館を廻っていると大体戦前から戦中戦後の暮らしコーナーがあるのでそれほど目新しくもない。ただ、活字で目にするだけだった「スフ」がステープル・ファイバーことレーヨンの略語だったのは初めて知った。男性の国民服も強制されたのでもなくラクなので普及したとか何とか、東京焼盡で内田百閒先生が周囲の目に気兼ねする日本人の根性を意気地なしと批判していたか。