さて日曜日、久々に皇居ラン。４周２０キロ走って全身汗と脂まみれになってから何処の風呂屋に行くか？大手町起点なので荒川区か足立区が近いかも、と思いつつも昨日行った富の湯周辺へ。神田に出て水戸街道から蔵前橋通りに右折してひたすら下り平和橋通りへ左折、奥戸街道入り口交差点を左折して地番を辿ると住宅街の中に唐突に立派なコンクリート煙突を発見。
この界隈はどうも元々が工場町だったのをミニ開発して狭小戸建てを何棟かずつ建てては分譲した感じで寿湯の右手にも真新しい一戸建てが並んでいる、木造銭湯スタイルですが木骨ではなく軽量鉄骨かコンクリートかな？目印になった立派な煙突は裏手からジックリ見る事が出来て薪燃料の廃材も大量にある。
ちょっと急な階段を上がって下足入れに雪駄をしまい自動ドアを抜けて大型テレビのあるフロントへ、ロビーのご主人に回数券を渡しつつ「サウナも」と言うと無料なんだとか。スマホのスタンプも貰い右手の男湯へ、高天井の柱からしてコンクリート躯体なのかな？公道側ロッカーに荷物を入れてトイレは外壁側濡れ縁の向こうで灯りを付けると換気ファンが結構な勢いで廻りだすだけに臭いがちょっとキツめ、白いタイルに床埋め込みの和式便器で汚さぬよう座りション。その濡れ縁に出ると前庭が茂っていて壮観、駄菓子屋のパチンコ台を仕切りに使っているのは気付かず。
脱衣場の浴室入り口にある棚にお風呂セットを放置して浴室へ、湯気抜き窓のある高天井は木造銭湯レイアウトですが軽量鉄骨なのかね？島カランは脱衣場に平行に２列、カランは仕切り側に９、奥から３－２－２－２－２、島カランは本来３つずつカランが有ったのを何故か仕切り側のカランを全て外してあるので、鏡は３つ並んでいるのに肝心のカランとシャワーが１つずつ取り外されている。
出入口右手に立ちシャワー１、ランニング直後なので仕切り側カランで全身に噴き出した脂と塩をしっかりと拭ってからシャワー外壁側のドライサウナへ。無料だから仕方ないけど５８度と超マイルド、３つある３分の砂時計は砂が全て固着していたので壁面にある普通の壁掛け時計を見る。内部は大谷石風のブロックタイルで脱衣場側ガラス窓の脇には餃子（ニンニク・ニラ）等を食べての利用は禁止と言う貼紙が、かつてクレームになるほど臭い客がいたのだろうか？
しかし５８度じゃ全然汗も出ない、脱衣場でも流れていた映画音楽やシャンソンのイージーリスニングを聞きつつ３分ほど粘ってとうとう諦める。先にお風呂だなと物凄く建付けの悪い引き戸を開けて露天風呂へ、浴室入り口のサッシの建付けも悪かったけどあちらはそれでも半自動で閉まったな。男湯だけと言う露天風呂は内湯と同じ温度の湯が竹から注ぎ込んでいますが今日は気温が低いので結構なぬる湯に、入るとお湯が盛大に溢れて脱衣場側前庭方向に流れて行きますそちら方向に簡単なベンチもあり。
ぬる湯で果てしなく入っている事が出来る温度でしたがそれでは汗が出ないのでまたガタガタの引き戸を開けて内湯へ、カランのレイアウト上浴槽は外壁側で手前が浅槽になり奥が座風呂２の深槽、とりあえずサウナ前の浅槽に入るとやや熱めで良いですね。良く温まって汗が出る状態にしてサウナに入るとすぐ発汗するけど足がダルい上に強烈に眠いので２分で出て立ちシャワーの水浴び、足を念入りに冷やして再突入すると若干立ち直ってその後６分を２往復。
ランニングで既に発汗しているのでこれでもう老廃物が抜けきった気持ち、再び内湯に入ってから上がって体を洗う、カランは日の丸扇刻印のボタン式でシャンプー類の備え置きは無し。今度は座風呂へ、奥のタイル画は元々そちらに浴槽が有ったのだろうなと言うレイアウトでして熱帯魚が泳ぐ。外壁側浴槽は壁面の窓を活かしていてガラス製の赤い風鈴の横に今日もまた生きて風呂に入る事が出来る幸せ云々と言う川柳が貼ってある、立ちシャワーを浴びて上がる。体重計に乗ると昼につけ麺大盛り食べた割に７９キロ台なのは２０キロランニングの成果ですがフラフラしているので寿湯出た所の自販機でポカリ購入、帰りは蔵前橋通りから昭和通りに入ってすっ飛んで帰宅しました。
寿湯
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