SSブログ

栄湯 (葛飾区高砂) [東京都葛飾区の銭湯]

 令和2年最初の週末、正月休み気分でダラダラしようかなとも思いましたが今日から通常モードで掃除や洗濯を。元旦から営業していた大蔵総合運動場プールに行って泳いでから葛飾区の栄湯を目指そう。23区の西の外れから東の外れに大横断する格好になるので思わずGoogleにルートを聞くと甲州街道から靖国通りに入って最終的に水戸街道を目指せと言うので仰せの通りにすると正月明けで交通量も少ないのも相まって速いぞ。

 環七を超え中川も超えてから京成高砂駅方向に南下すると目的地発見、京成タウンバスの高砂八丁目停留所が真裏なのですが本数がとにかく少ないので駅から歩いた方が良いのかね。隣に美容院と向かいに天ぷら屋と銭湯周辺に商店街があるパターン、17時過ぎと言う老人ピークタイムとは言え自転車がずらりと並んでいるのは、元旦は休みで2日は朝湯営業のみに3日休みで今年初の午後営業なのでより混んでいる模様。ビル銭湯ですが昭和31年開業だとかで裏手のバス停付近が昔の釜場かな?今は煙突が無いのでガスでしょうけれども。
裏口にバス停


 自転車の隙間に原付を突っ込んで左手の入り口へ、青瓦上にネオン管で屋号が昔は表示されていた模様。下足入れに防寒靴をしまい自動ドアを抜けると広いロビー、奥にテレビと応接セットが有りフロントは正面に廻れと説明書きが有るので正面からご主人に回数券を渡し右手の男湯へ。自転車の台数分常連客がいるので大混雑、ロッカーは島と公道側壁面にあるので公道側を使う。トイレは外壁側引き戸を開けて樹脂製のスノコの濡れ縁に出た先で、そんな扱いの割に最新式節水タイプの洋式便器にシャワートイレでした。
入り口
 浴室へ、脱衣場との境のガラスには東郷青児風の裸婦があり通常は天井近くの場所なのに案外と低い位置だなと。浴室は島カラン1列でカランは7-7-7と仕切り側にカーテン付きの立ちシャワーが6、ケロリン桶と腰掛を持って島カランに陣取る。カランは日の丸扇刻印の古いレバー式でカラン下に腰掛が入らないほど低い位置にあるのは昭和31年そのままだろうね、因みに島カランも外壁側のカランにもシャワーは付いていません。
ビル銭湯
 全身をざっと流してから浴槽へ、外壁側が円形浴槽で仕切り側がバイブラの浅槽。円形浴槽でノビていたら湯口がこちらに有るようで突如熱い湯がジャンジャン出て来てビックリしたわ、上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは島カランの脱衣場寄りに2セットあり。今度はバイブラでブクブク、お湯は適温ややぬるめ位。壁画は富士と砂浜なので美保かなと思いきや、何やら砂浜に木製の小屋が点在しているので何処なんだろうか?

 17時過ぎから18時過ぎまで1時間滞在しましたがもう常連老人が殺到して大混雑、6つある立ちシャワーもほぼ埋まっていましたが何とか浴びて上がる、高天井は湯気と溶け合う様なクリーム色で様子がわからず。ロビーに出ると老人パスを忘れた客が通常料金になるとフロントのご主人に言われていたりと専ら風呂の無い人用の施設として区の福祉事業の一端を担っているんだなと。帰りも西に向かって大横断ですが水戸街道で都心に出るルートは走り慣れているので楽。

 これで都内にある浴場組合加入の全入浴施設を廻った事になります、組合の銭湯お遍路も参加していないし最初の頃は写真も撮っていなかったので特に記録も認定証もありませんけどね。20年近くかけて、最初の頃行った風呂屋には廃業してしまった施設も多いし。これからは過去に夜訪問して写真が真っ暗な施設に明るい時間に行ってみたいな。
正面

栄湯
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-257
https://katsushika1010.com/sento/%E6%A0%84%E6%B9%AF/


タグ:京成高砂
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。