日曜日、事前情報では終日雨でしたが昨日の予報では土曜日と同じ気圧配置とややトーンダウン。時々パラパラ降る程度で拍子抜けでしたがやらねばならぬ事もあり日中は自宅で作業、16時過ぎに家を出て風呂屋へ向かう。中野区北部に行こうかなと思ったのですが結局は環八通りをひたすら北上して富士街道へ、しかし石神井公園駅に至り道を一本間違えた事に気付いて北上して年金事務所のはす向かいになる富士の湯へ。

 築浅物件かと言う位にキレイで傷みや崩れた場所が見当たらない、植木の手入れも良いのですが正面左手のコインランドリーはサイディング張りで特に気合も入ってない。千鳥破風と唐破風の二段重ねな宮造りですが少し変わって見えるのは2階部分があるから、良く見ると左端に上階へ上がる階段部分があって別に究極の宮造り銭湯を目指したでも無いのか。左手の壁沿いに進むと立派なコンクリート製の煙突の向こうが来客用の駐車場になっていますが特に線も引いてないので台数多い時は鍵を預けるのだろうか?

 右手に廻り男湯側前庭を塀越しに堪能してから改めて正面へ、右手に大谷石で囲った島にツツジかな?そこに巨岩を並べるのは年配の地主さんにありがちな趣味だね、入り口の左右には石板に掘った狛犬があり破風部分や塀の瓦末端には火除けの波型の瓦や鬼瓦。軒丸瓦には家紋が入っている、等と外を検分していたらかなり蚊に喰われてしまった。ようやっと入場、とても広いタタキ部分は長方形のタイルで風車の模様を作っていてコレは昭和40年前後に流行ったかな?玄関部分の照明はシャンデリアタイプで右手の下足入れに雪駄を仕舞い入場。