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正法眼蔵随聞記 [読書感想文]

 何か禅宗の本ばかり読んでいる、典座教訓も読んでるし修行僧の絵日記本も読んだ。日蓮宗なのに。

正法眼蔵随聞記 (講談社学術文庫)

正法眼蔵随聞記 (講談社学術文庫)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/11/11
  • メディア: 文庫

 数年前に吉祥寺の古本屋にて店頭の百円本を物色していたら出てきた次第。文庫になっているのか?と感心して百円なので買い求めました。私が購入したのは学術文庫ではない一般の講談社文庫ですが双方山崎正一校注なので恐らく内容は一緒でしょう、学術文庫だったら百円の棚には決して並ばなかったと思う。巻末の解説を読むに現在流通している書写本は数種類あるそう、本書でも注書きに岩波文庫版ではと違いを強調していますが私は読み比べる事は無いので。

 正法眼蔵ならば道元禅師の教えになりますが随聞記です、2歳年上の弟子懐奘が道元の指導を書き写した内容。曹洞宗の僧侶ならば正法眼蔵を読むのでしょうけど在家で信徒でもない私には随聞記はとても面白い読み物ですね。正直買ったは良いが死蔵していたのを何かの拍子に読んでみたら思ったよりも面白かったのでサクサク読み進める事が出来たのは実に意外でした。

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港区立郷土歴史館 (港区白金台) [郷土博物館]

 日曜日、天気悪いし寒い。IKEAが中古家具を引き取ってリサイクルするとHPに載せているのでクソ重い組み立て家具を車に積み込んで港北店まで持っていったら使用感の無い新品同様以外引き取りませんとか言われてガックリ。そういう一番大事な事こそHPに載せておいてくれないかな?再度クソ重い家具を車に積んで帰宅、IKEA周辺は荒地なので家具を捨ててもバレないんじゃ?と思わないでもない。

 無駄に疲れてしまいました。先日慶應義塾大学に行く用事があった際に港区立三田図書館の前を通りかかったら以前は最上階にあった郷土博物館が移転した旨の貼紙があったのを思い出した。図書館の上にあった時は本当に平日日中しか公開しておらず全く行く機会が無かったです、一度1月4日に行ったら閉まっていたし。扉の窓から暗闇に浮かぶコククジラの骨格標本を恨めしく見た記憶が蘇りました。

 それが今では土日営業でしかも土曜日は20時まで公開していると言うのでリベンジに行ってくるか。原付で明治学院大前から八芳園を抜け目黒通り正面の筈、なのですが辿り着けない。路地みたいな狭い道をウロウロして旧公衆衛生院の建物は見えるが正面に行く事が出来ないとは呪いか?三光坂を下り白金台から白金に出てプラチナ通りへ、久々行ったらビルだらけになっていてビビリました。目黒通りで東大医科研前まで行っても入口が見つからないでやんの。

 医科研内から入り口あるか?と思いきや無かった、日曜日でほぼ無人な上バイクの出入りは自由でしたので原付は乗り捨てて目黒通りまで歩くと案内看板あり。南北線の2番出口から出ると目の前なのですが車やバイクだととてもわかり辛いです。樹脂の覆いがある通路を進めば良いのですが正面に廻り旧公衆衛生院の建物を鑑賞してから正面入り口へ。左手に受付があり歴史館の常設展示だけを見るなら300円ですけど特別展は別途かかりますですと。特別展は興味が無かったので300円払って入場。

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タグ:白金高輪
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弁天湯 (台東区浅草橋) [東京都台東区の銭湯]

 土曜日、3連休中日ですが通常の土曜日として用事をこなす。帰宅したら16時でして本日が夏日と言えど11月ですので日の入りは17時前後だろうからあまり遠征は出来ないな。そうは思いつつも浅草橋の弁天湯を目指す、左折を忘れて隅田川を越えて両国に行くと言う失態を犯しつつも何とか17時前に到着。前回13年前に来た時は真っ暗で何が何だか不明でしたが実は堂々たるビル銭湯だった。浅草橋駅も近い場所なので何処に原付を停めようか?裏手の方にコッソリ停めるよ。
円福殿弁財天
 ビル裏手にタンク類があるのでわかる人にはこの建物が風呂屋だとわかる、タンク前に入浴施設案内の看板が出ていますけれども。正面に戻ると公道沿いにはコインランドリー、その右手に「円福殿弁財天」の小さい祠がありその奥へと続く通路。関係ないが歩道に停めてある実用車が格好良い。突き当りを右へ進むと賃貸マンションのエレベーターホールがあり左手にのれんのかかった銭湯の入り口、のれんは呉服店の特注品らしく左手に「小杉屋呉服店」とあります。
のれん
 下足入れに雪駄を仕舞うと鈴付きの下足の鍵を取り引き戸を開けて入場、コンパクトなロビーで出入口に背を向けて立つフロントの御主人に回数券を渡す。鈴が付いているから鍵はフロントに預けるか?と思いきやそんな事は無かった。左手の男湯へ、天井の低い脱衣場はいかにもビル銭湯ですが多分元は番台式だった気もするやや迷路状なレイアウト。公道側ロッカーに荷物を入れる、トイレはこの狭い脱衣場でよくもと思う広いバリアフリータイプでこの空間確保はもしかして。

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タグ:浅草橋
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汪泉閣 (群馬県利根郡みなかみ町藤原) [群馬県の銭湯]

 年に1度のみなかみへの一泊旅行。お世話になる古民家オーナーよりバイクで来いとの事、高齢なので来年は降りてるかもしれないなと思いその予定に。しかし土曜日の朝雨雲レーダーを見ると関越道上空に雷雲が2つばかりあります。昨晩の内に他のメンバーと打ち合わせして4輪に変更すれば良かったと思いつつ手遅れですので革パンを止めてナイロン製防水オーバーパンツに変更してその他雨具を着こむ。

 家を出た頃には雨雲が南下していて、環八の荻窪で雨に捕まりましたが練馬料金所付近まで進むとほぼ止んだ。そのまま関越道を月夜野まで北上しましたが予想以上に寒いです。オーナーと合流して全員バイクで道の駅たくみの里に行きランチ、当初の予定ではそば打ち体験をするつもりでしたが宝川温泉の日帰り入浴が16時半までだから間に合わずキャンセル。しかも雨雲レーダーを見ると今現在周囲を雨雲に囲まれているのでさっと古民家へ逃げかえる。
渓流の両岸にある施設
 ここでアシを乗用車2台に変更して分乗。水上駅前を抜けて走る事45分、17年前にも来た事があるのですがこんなに山奥だったか?対向車が来ればすれ違いが出来ない幅員の道を進むと突如山奥に巨大施設が出現してそこが目的地。何年か前より湯あみ着なるものを着用する事になった理由はマナーの悪い客が増えたからとか。前回は全裸で入ったし、女性客も半数は白いバスタオル巻いていたけど残りは全裸で入浴していたから乳首やヘアがモロ見えでした。

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富山湯 (江東区亀戸) [東京都江東区の銭湯]

 日曜日、日中は出かけて帰宅後リビングで少々仮眠。目を覚ますと16時を過ぎていて風呂は何処へ行こうか?昨日行った日の出湯の壁面に大きな「ゆ」の文字があり、他所は板橋区の光徳湯位?とSNSに書き込んだら江東区の富山湯にもあるとのご指摘。調べたら9年前に行ったきりでしたので久々行ってみようか。357号線から明治通りに入り久々丸八通りへ、首都高の高架下をくぐりすぐ左折すると油井型の煙突が見えてきます。
丸八通りからは見えない
 亀戸駅の少し南方です。入口の左右に「ゆ」の文字がありますが浴場組合のロゴではなくペンキ屋の職人さん力作ね。これが昨日の日の出湯の様にバス通り沿いならばインパクトがありますが地元民しか通らないと思しき場所。正面右手後方には公園がありそちらから銭湯躯体の右側が良く見えます。裏手に廻ると煙突が良く見える、反対側に廻ると運送会社の施設があり1周。正面の路肩に原付を停めて入場、正面に傘ロッカーがあり右手の男湯側下足入れに雪駄をしまう。
ゆ
 出入口前に大きな鏡が貼ってあるのが特徴的、全身刺青お断りの貼紙が有りますがどこまでなら許されるのやら。手動の引き戸を開けると番台を床におろして向きを浴室方向から反対の公道側にしたフロントがあるのでそちらで520円払い下足の札を渡すとロッカーキーを貸してくれる。JR亀戸駅も近いのでこの用心はやむを得ないか。脱衣場はベニヤ板の壁で何と言うか暖かい感じ、生活感に溢れている。ロッカーは外壁側、公道側と島にありますが借りた鍵は島だった。外壁側柱には補強の筋交いが入っている。トイレは外壁側にありこちらも合板の個室に古い洋式便器です。

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タグ:亀戸
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日の出湯 (江戸川区松江) [東京都江戸川区の銭湯]

 土曜日、やっと気温も下がる。諸事片付けて29日で廃業すると言う日の出湯を目指す。前回は京葉道路から船堀街道経由で今井街道を目指しましたが今ではすっかり357号線から環七派、信号が少ないのと歩行者がほぼいないので事故のリスクが段違いに低い。今井街道を東に向かうとしらさぎ通り商店街と松江大通り商店街の境付近に目的地。記憶では裏にスーパーがあったと思い込んでいましたが他所と混同していますね。

 しらさぎ通り商店街のすずらん灯は地味と言うか普通なのですが、松江大通り商店街のすずらん灯はクリスマスイルミネーションか?と言う位派手かつぎっしりと並んでいて圧倒されます。街道沿いが駐輪スペースなので原付を停める。右手の細い路地から裏手へ、フロント改造銭湯ですが躯体は東京式の宮造り銭湯ですね。煙突は撤去されてステンレス製になっているのでガス化している。壁面の大きな「ゆ」の組合ロゴが特徴、他は板橋区の光徳湯でしか見かけない。
隣町のすずらん灯が派手
 右側の下足入れに雪駄を仕舞う、ロッカー上にはフロント改造前の破風にあったと思われる瓦が飾ってある。自動ドアを抜けてフロント改造銭湯らしい細長いロビーへ。奥には丹頂の絵と応接セットがありますが誰もいない。フロントのご主人に520円を払い右手の男湯へ、フロント改造でロッカーは外壁側とフロント側にあります。中央に大きなソファ、公道側ロッカーに荷物を入れる外壁側は引き戸が全開になっていて広い濡れ縁の中央部分に「スコール」の名入りベンチがあり常連さんに人気。縁側に出てみると前庭一応残っています。トイレは濡れ縁に出て今井街道側個室で洋式便器ね。

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富士の湯 (台東区橋場) [東京都台東区の銭湯]

 土曜日、今週は何事も無くの筈が何回か自宅で寝落ちして咽喉をやられるわ口内炎は出来るわで口腔内が最悪です。そのくせ走ったり泳いだりしていよいよ悪化させている。風呂巡りもロンT一枚では寒い季節にやっとなったのでナイロンを一枚羽織って原付起動。昭和通りから明治通りに入り白髭橋手前で右折、しようとしたら一方通行路で進入禁止だった。一本先で右折して観光バス専門の時間貸し駐車場対面に目的地の富士の湯。

 8年ぶり訪問です、原付は前の歩道に駐輪して一方通行路の幅員は広いですが駐車監視員は来ないでしょう。周囲をぐるり、幅員1メートルほどの路地から裏手を見るとコンクリート製の煙突は基部だけ残してパイプカットされていました。路地の先には平賀源内の墓がありこれは観光名所と思いましたが17時でもう門がしまっていて入れず。
平賀源内の墓
 改めて正面へ、木造銭湯ですが前庭部分を潰して右側は鍼灸院になっているのがとても珍しい。男女兼用の下足入れに雪駄をしまい正面の自動ドアを抜けてフロントの女将さんに520円払い入場。左手の男湯へ、出入口の自動ドアがそのまま男湯の脱衣場に入ってくるのを見て驚いた。小さな木造銭湯をフロント化しているので色々無理がある。ロッカーは外壁のみで中央は腰掛の台が2つ、七尾市のポスターが貼ってあるので経営者は北陸出身か。トイレは外壁側旧前庭前で個室の中に節水タイプの洋式便器とシャワートイレ。

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太平館 (横浜市港北区大曽根) [神奈川県横浜市の銭湯]

 土曜日、先週までのいつ果てるともない地獄の様な暑さを考えるに奇跡の様に気温が下がって快適。諸事片付けて風呂に行こうかな、日の入りが早くなったので近場にしておくか。ならば古めの木造銭湯でお湯が熱いところ、鶴見川を越えてすぐの太平館に行こうか。綱島街道を下り鶴見川を越え大倉山の手前を左折、以前は街道側から煙突が見えました。
煙突
 一方通行なのかどうかハッキリしない大曽根商店街へ、太平湯を挟んで手前商店街沿いに貸店舗が2軒あるのは変わらず。対面は広大な月極駐車場になっていましたが以前は何があったかな?日曜日だからかシャッターを下ろした店が多いですが大倉山駅側に1軒と綱島駅側に2軒肉屋があるのが凄い、しかも3店舗ともお客が入っているし。間口は狭いが新築の店はお持ち帰りの焼鳥屋で道路の対面にまで人が並ぶ大盛況ぷり。
大曽根商店街
 正面路地に原付を停める、右手の寿司店跡は正面だけ新しくて裏は崩れかかってる。その寿司店脇が駐車場なのは来客用なのか自家用なのか。駐車場奥は前庭を潰してコインランドリーがありその奥は前庭ではなくコンクリートを打ってあります。浴室前にどぶの蓋が見える、手前は引き戸全開な男湯側の脱衣場が丸見え。正面に戻り広いタタキから右手の男湯側下足入れに雪駄をしまう、引き戸の上にセンサーがあるので自動ドアだっけ?と思ったら手動でした。脱衣場はテレビ無し。

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みやこ湯 (板橋区熊野町) [東京都板橋区の銭湯]

 敬老の日、日中は千葉へ出かけて帰宅後片づけをしてから風呂へ行こう。環七から川越街道に入り池袋方向を目指し山手通り手前ゲオの先が目的地。板橋区と言っても豊島区との境付近です。こんな都心なら駐車監視員が怖いので何とか敷地内に原付を停める。4階建てビル銭湯でして1階2階が風呂屋で上階は「みやこマンション」と言う賃貸物件。古い建物ですが奥のステンレス製煙突は新しいのでガス化しているのか。周囲をぐるっと見ると夕方のご飯待ちな地域猫がゴロゴロ寝ていて餌を撒く年配女性も目撃。
煙突
 改めて正面へ、入り口上の看板には「美容と健康サウナみやこ」とありますね。左手の男湯へ、下足入れに雪駄を仕舞い自動ドアを抜けるとビル銭湯ですがほぼ番台式なフロント。回数券が尽きたので520円とサウナは200円と場所を考えれば激安、下足の札と交換にサウナキーとバスタオルを貸してくれる。脱衣場は天井が高くていかにも初期のビル銭湯で良いです、外壁側にサウナ室あり。荷物は公道側のロッカーに入れる、ロッカー上のテレビは相撲中継。トイレも公道側にあり古い洋式便器。

 浴室へ、島カラン1列でカランは仕切り側から7-5-5-5と外壁側水風呂の奥側に立ちシャワー1あり。立ちシャワーを浴びて外壁側脱衣場に飛び出したサウナ室へ、前回訪問時は彫り物入り男性客と二人きりでしたが今時のサウナ人気でほぼ満室。サウナは上下2段で定員は8名くらい、入り口脇にテレビがありその上に12分計。脱衣場同様にテレビは大相撲中継でうまい事上段のテレビ正面に陣取って大体6分、取組の進行に合わせて出る時刻を調整できたのはそこまで熱くないから。

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湯の森 深大湯 (調布市深大寺北町) [東京都多摩地区の銭湯]

 日曜日、日中は府中市の美術館に行ったので帰りに風呂屋へ寄ろうかなと。ちょっと遠いけれども西東京市の庚申湯に行こうかな?と考えていたらGoogle地図が言うには5年前に行ったと言うので止めておこう。ならば9年前に行ったきりの湯の森深大湯に行こう。甲州街道から武蔵境通りに入り東八道路の手前、前はよく通過しますがこの9年間一度も寄っていない。

 9年ぶりに寄ってみます、建物の西側は露天の駐車場でその並びに第3駐車場まであります。湯の森深大湯と言えば展望露天風呂が前回良かったのですが今も西側に高い建物が建った風でもなく眺望は引き続き期待できそう。1階奥の駐輪場に原付を停める。1階エントランスはいきなり土足禁止なので雪駄を下足ロッカーにしまう、エレベータありますが対面の階段で3階まで上がるとフロント、西側はロビー。券売機で250円のサウナ券だけ買って回数券と下足の鍵をフロントに渡すとサウナキーを貸してくれる。
エントランス
 フロント右手の「オアシス」が男湯なのでそちらへ、反対側の「月のしずく」と入れ替え制?ビル銭湯らしい天井の低いコンパクトな脱衣場。島ロッカーもありますがフロント側の百円返却式ロッカーに荷物を入れる。トイレは西側にあり節水タイプの洋式でトイレ対面の細長い個室は休憩室か何かだろうか。浴室へ、島カランは外壁側に1列と片面が2つ。カランは脱衣場寄りに2と島カランが5-5、外壁側が3-3にサウナ手前に3。カランは和栗でケロリン桶はロゴ入り、全身をしっかりと流して東側中央寄りのサウナへ。

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