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不二の湯 (江東区東砂) [東京都江東区の銭湯]

 日曜日、昼前に家を出て千葉に買い物へ行って午後帰宅。物凄く眠くて床で寝てしまい目を覚ましたら16時を廻っていた。遠方の風呂屋に行きたいなと考えていたのに帰宅して大河ドラマも見たいとなると時間を逆算するとそんなに遠方へは行けない。なので昨日同様に357号線から明治通りを北上して江東区へ行こう。元八幡通りを右折、しようとしたらバス以外は右折出来なかったので迂回してとにかく元八幡通りをひたすら東へ。
堤防からの景色
 荒川の手前に不二の湯があった、のは間違いないのですが元八幡通りは行き止まりになるので一本南の道路へ行かねばならない。不二の湯向かいの郵便局前に原付を乗り捨てて先ずは城壁の様な荒川の堤防を登ってみると油井型の煙突上部が目の位置に来るのか。本日快晴でしばし堤防からの景色を楽しんでから下に降りる。煙突をじっくり見ようと裏手に廻ると上部に針金ハンガーで作られたカラスの巣があるのは現役なのか痕跡なのか。

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春の湯 (江東区大島) [東京都江東区の銭湯]

 土曜日、諸事済ませて風呂屋へ行こうか。どうも交通量のある市街地を抜けるのは怖いし危なく感じる、そうなると357号線に出て夢の島から明治通りかな?明治通りから新大橋通りへ右折してサンロード中の橋商店街をしばらく彷徨ったのは廃業した風呂屋がこの辺りに有ったなと。しかしそうなると春の湯方向には進めずえらい苦労をする羽目に、前回はあっさりと対面にある旧三大小記念公園に出たのに。中川船番所史料館側から行けば簡単です、すると最寄り駅は東大島なのか。
長い唐破風
 油井型の煙突がそびえる堂々とした宮造りの東京式銭湯ですが、正面の唐破風が立派と言うか玄関部分を全て覆いつくす奥行きの深さでこんなのは埼玉県で入った亀の湯以来の長さだな。立派な唐破風には立派な懸魚もある。来客用駐車場もありますが入り口前に原付を停めて入場、右手の下足入れに雪駄を仕舞い引き戸を抜けて浴室へ。番台のご主人に回数券を渡す、外見が社殿造りな割に脱衣場内部はシンプルで高天井が一応は格天井か。飲み物用の冷蔵ショウケースの他アイスクリーム用の冷凍ショウケースもあるのが珍しい。竣工時に贈られた風の柱時計は故障、脱衣場内には「浴室での歯磨き禁止」や「スマホ禁止と言っても使う貴方は何者か」とか貼り紙が多い。
懸魚
 外壁側ロッカーに荷物を入れる、前庭側は引き戸が全開になっていて今位の陽気なら自然換気で感染防止にもなって何よりも気持ち良いですね。前回7年前に訪問した時には男湯側前庭に八重桜か何かの木がありましたが今回は切り倒されていて50センチほどにカットされた幹が積み上げられている、切り株にサルノコシカケみたいなキノコが生えていると言う。トイレは濡れ縁の先外壁側で60センチ四方の個室45度の角度で四角い割と新しいタイプの和式便器を配置、床と壁は新しい板張りですが水洗は頭上の鎖を引っ張る重力式と言う新旧ハイブリッド。

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のぼり湯 (三鷹市井口) [東京都多摩地区の銭湯]

 日曜日、昨日から府中市美術館にて始まった「ただいまやさしき明治」展を観に行く。展示点数が多い上に前半と後半で展示をごっそり入れ替えると言う話なのでまた来ないといけないね。見学後は風呂に行くつもりでお風呂セットを原付に積んできましたが府中市及び周辺の風呂屋は最近行ったところばかりなので面白みがない。府中駅前の桜湯とか国立の鳩の湯が改装したのでそれでも良いかな?

 とは思ったものの鳩の湯は遠いし桜湯は駅前過ぎて原付を停める場所が見つからない。どうしたものか?と甲州街道を調布方向へ原付を進めて味スタを過ぎた辺りで天文台通りへ左折して三鷹ののぼり湯にでも行こうと思い至る。連雀通りに左折するとすぐ右手にのぼり湯、右隣の焼き肉屋が盛況でコロナ収まって良かったですね。千鳥破風のある木造銭湯ですがフロント改造してあります、左手奥に広大な来客用駐車場がありますが砂利敷で原付なので正面コインランドリー前に停める。
千鳥破風
 トタン屋根ですが東京式木造銭湯らしい躯体で裏手に廻るとパイプカットされた煙突の脇にステンレス製の煙突が見えるのでガス化している。フロント増設部分の壁面は青く塗られていて右手の玄関で下足入れに雪駄を仕舞い自動ドアを抜けて入場。ロビーのテレビは本日千秋楽な相撲の優勝インタビューをやっておりしばし見入ってからフロントの女将さんに回数券を渡して右手の男湯へ。高天井は木造銭湯ならですがこちらも壁面は藍色に塗られています。そしてのぼり湯と言えば他所では見た事の無い回転式ダイヤル目盛りの付いた金属製の小型の体重計もちゃんと現役。

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らかん湯 (江東区大島) [東京都江東区の銭湯]

 土曜日、午前中は降ったり止んだりでもう洗濯物の外干しは諦め部屋干しして午後プールに行き泳ぎ終えて外に出たら意外と天気が回復していた。帰宅後16時から洗濯物を外に出して風呂屋に行こう。大島のらかん湯だと京葉道路?よく考えたら357号線から北上する方が近いし市街地を走る必要が無いので安全、以前はゲートブリッジ使っていたのでその感覚だと遠いのですが湾岸道路からだと近いし信号も少ないし。

 明治通りを北上して西大島駅の北側はらかん通り商店街、ですが路地の奥は大島銀座通り商店街で左折すると右手に目的地。商店街左手のもつ焼き屋が実に良い雰囲気でらかん湯奥の床屋も老舗らしいです。路地なので路肩に原付を寄せて停めるか?と思っていたらバイクはコインランドリー右の駐車場に停めろとな。来客用と言うより経営者家族用の駐車場に見えますが奥に停める、撤去した灰皿が置いてあり所謂どぶを観察出来たりでこちら側に入って良いのは嬉しい。
大島銀座通り
 古めのビル銭湯なのでビルの裏側にはちゃんと煙突もありますね。左手の入り口から入場して下足入れに雪駄を仕舞い自動ドアを抜けてロビーへ、奥の壁面には花畑の写真が貼ってある。フロントのご主人に回数券を渡しつつサウナもと言うと追い金300円で下足の札と交換に手ぬぐい・バスタオル・樹脂製マットとバンドを貸してくれる。

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三の輪湯 (新宿区上落合) [東京都新宿区の銭湯]

 土曜日、朝までの豪雨からの晴れですが我が家周辺は地面が全く乾かず午後から出した洗濯物もグッショリなままなので取り込んで部屋干しへ。自分は風呂へ行かねば、この時期日の入りも遅いので遠方に行きたいと思いつつ遠くもない新宿区の三の輪湯へ行こうかな?前回は隅田川花火大会がゲリラ雷雨で中止になった日に行って自分も帰るに帰れず湯気抜き窓から降りこむ雨で途方に暮れて思案していた記憶が。

 原付で東中野に行って落合斎場方向に進んでからスマホ地図を見つつ進むと神田川のすぐ裏手だったか、飲食店が並ぶ界隈の角地に目的地発見。栄通りと言うこんな界隈でも道に名前が付いているのね、東京式木造銭湯ですが正面側はフロント化の際にレンガ風のタイルで壁面を覆って上階に住宅が出来ている。奥の釜場にも住宅はあるので二世帯住宅化したのだろうか?裏手の神田川に廻りしんもくはしを渡って対岸に廻りますが煙突が無いんで対岸から何が見えると言う事は無いです。
栄通り
 壁面に原付をぴったりと寄せて停めてから入場、右手の下足入れに雪駄を仕舞い自動ドアを抜けてフロントへ。回数券を渡しつつサウナもと言うと下足の札と交換に追い金320円と言う事はサウナ込み入浴料800円でリストバンドとバスタオルを貸してくれる、本当は手ぬぐいも貸してくれたのですが持参した物があるので「どうします?」と聞かれてパスする事に。

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はじめてのオペレーションズ・リサーチ [読書感想文]

 鳩山由紀夫元総理が大学院で研究していたと言うアレ。

はじめてのオペレーションズ・リサーチ (ちくま学芸文庫)

はじめてのオペレーションズ・リサーチ (ちくま学芸文庫)

  • 作者: 芳正, 齊藤
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2020/03/10
  • メディア: 文庫

 元々は講談社ブルーバックス版だったのがちくま学芸文庫になったとか。単行本が文庫本化されるのは良くありますが新書から文庫になるのは珍しいと思う。ORことオペレーションズ・リサーチの入門本なのですが、冒頭と巻末に定義と歴史の説明が少しあるだけどほとんどが活用法、しかも数式まで登場するからちくま学芸文庫とは言え専門的過ぎませんかね?と思ったのはブルーバックスだったなら納得。

 私などには実践編よりも歴史や定義の方が面白かった。レーダーと言う技術先行型のシステムが導入されてそれを現場でどう運用すれば良いのか?と言うところからスタートしてそのOR的な手法が様々な分野に応用されると言う。ゴールを設定してそこに到達する為の最適な方法を科学的に検討して提案するのがORであるとされています。提案する為のツールなのでトップである意思決定者本人がOR的な検討をするのではなくそのスタッフである幕僚が進言する為に事前に検討する作業なのだそう、ならば鳩山元総理がOR的なアプローチをする訳にはいかなかったか。

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喜代の湯 (千葉市中央区椿森) [千葉県の銭湯]

 5日にバイクが旭市でエンコして成田のバイク店に預けて来たのですが、その際にETCカードを抜くのを忘れてしまった。これは困ったと京成線に乗って取りに行こうかな?と思いましたが原付で千葉市まで1時間なのでそこからもう30分もあれば到着するのでは?と思い至って実行。昼過ぎまでは母の日のプレゼントでもないけれども実家の掃除をして13時に出発したら途中でランチしても15時には到着しましたよ。

 ETCカードを回収してついでにサービスの人に故障の状況を説明したり今後の見立てについて説明を受ける。折角成田まで来たのだから20年以上参拝していない新勝寺に行ってみようかな。と言う事で成田山新勝寺まで行って参拝、と言うよりどうしようか?と迷っていたら通りすがりの人が「ボクが一緒に行きます!」とか歩行者専用道の人が「あと2分で規制解除されますよ」だの門前の駐車場の人らに親切にしてもらい何とか参拝。

 原付に戻ると17時前ですが大丈夫かな?これから途中で風呂に入って帰り道にスーパーに寄ってから20時の大河ドラマが始まる前に帰宅できるかな?国道51号をギュンギュン南下して再度126号線へ、スマホ地図で見ると総武本線のアンダーパスの向こうに風呂屋があるのかと思いきやアンダーパスではなく東千葉駅跨線橋の向こうだったか。実は過去探しに行った事がありますが跨線橋に遭遇して道を間違えたと思い込んでしまった次第。
煙突が目印

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川場湯 (練馬区桜台) [東京都練馬区の銭湯]

 土曜日、世間では今年の連休終盤だそうですが私にとっては通常の土曜日。諸事片付けて環八の外回りに入ったら土曜日なのに瀬田まで順調と出た、最大10連休と言う今年のGWも皆さま失速したのか、それならば今日は練馬区か板橋区の風呂屋でも行こうか?ところがその先は普段通りの混み具合だったと言う。練馬区に入ったら前方の空が雨雲だったのにビビッて氷川台方向へ右折、レーダーを見たら降っているのは北関東でしたけど。そのまま氷川台駅前の川場湯へ行こうか。
煙突
 駅前からサミットストアの裏手の方へ、風呂屋の煙突を目印に進むと目の前にJA直売所があるから野菜でも!と思ったら花き専門だったわ。23区内の直売所は仕入れが多いと聞いたのでそれなら花きの方が良いかも。直売所のあるT字交差点角を入ったところに目的地、3階建てのビル銭湯は住宅地だから高さ制限あるのでしょうね。奥にランドマークな四角い立派な煙突、1階部分手前は駐車場になっていて契約者用と風呂の客用がありますがバイクは?自転車は皆さま入り口前のコインランドリーになっている通路に停めているので私も原付を突っ込む。

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梅の湯 (千代田区神田神保町) [東京都千代田区の銭湯]

 連休後半初日、国立近代美術館に鏑木清方展を観に行こう。当日券だとJAF割や和装割が使えて楽しいのですが多分外で待たされるので事前予約したら16時の回になってしまった。それならばと日中は着なくなった服を売りに行ってから壊れた外付けハードディスクからのデータ救出依頼に行ったりとやりたかった用事を色々と片付ける。日本画の展覧会ですと和装の女性が多いのですが、着物の柄は違えど着物に羽織り姿で髪型は「築地明石町」と同じにしている女性がいたのが気合入ってたな。

 美術館を出たら18時過ぎ、近代美術館は原付で行くと駐輪スペースがあるのでこれから風呂に行こうか。しかし晴天とは言え空気が冷たいので近場な神田神保町にあるビル銭湯の梅の湯へ行くか、18時過ぎたのでもう駐車監視員も来ないだろうし。竹橋交差点から雉子橋通りで専大前交差点の裏手へ、パークサイド九段と言うワンルームマンションのビルかな?ビルの側道側に梅の湯の入り口がありますのでその路地裏手に原付を停める、再開発でもするのか取り壊し予定らしいビルが並んでいる。
パークサイド九段

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隷属への道 [読書感想文]

 2008年刊行のハイエク全集新装版うちの一冊を読み直す。

隷属への道 ハイエク全集 I-別巻 【新装版】

隷属への道 ハイエク全集 I-別巻 【新装版】

  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2008/12/25
  • メディア: 単行本

 とてもスラスラと読む事が出来る内容ではない上に仕事の繁忙期に入ってしまい半年近くダラダラと読む羽目に、その間にロシアのウクライナ侵攻が始まってしまったりで本書の内容が古くなる事は無いね。1940年から44年と言う第二次世界大戦のさなかに書かれた本人曰くパンフレットです。古典的な自由主義を良しとするハイエクが昨今の計画主義の蔓延は良くないですねと警鐘を鳴らしていますが2022年になっても状況が全然変わっていないのが何とも言えない。

 ハイエクの言う自由主義は競争を前提とした機会が平等に与えらえる状態なのですが、それでは富が競争の勝者に偏在して不平等であると考える皆さまは計画して公平に分配すれば真に平等な社会になると主張します。昨今のGAFA見るとそうかもと思ってしまいますが、その分配の計画を誰が立てるか?と言うのが問題です。行き過ぎた市場経済に反対して分配を求める人は自分がその計画の立案者になると言う前提で話しているのが問題。岸田総理大臣なら役職でそうでしょうけど、今風に言うと覇権主義国家の独裁者が計画の立案者にならないと言う保証も無いので。

 高学歴のインテリほど集産主義(社会主義・共産主義・ファシズムなどのハイエクによる総称)が自由主義よりも優れていると思いがちなのは富の偏在を悪い事と考える全くの善意からのものでしょう、でも自分が計画の決定者になると言う前提ありきの話なのだな。本書の時代ではバーナード・ショウやらHG・ウェルズ等今日でも名が知られたインテリの名前が計画の信奉者として登場します。当時すでにヒトラーやスターリンは悪い人と言う認識だったようですが、彼らも生まれついての極悪人ではなく計画や決定を下す責任者としての地位や立場が結果悪人となる事を強要しただけだろう。

 集産主義者の引用が多い本書ですがハイエクの主張寄りの引用では若き日のピーター・ドラッカーが登場するのが胸熱展開です、ハイエク同様オーストリア出身で英米に出国していたドラッカーも30年代に「『経済人』の終わり」と言う本を出しているからそこからの引用です。戦後に書かれたそれこそナチスと同根かも知れない連中の書いたナチス批判本よりもリアルタイム批判本でこれは面白いから隷属への道を読む人なら併せて読むべきかな。

「経済人」の終わり―全体主義はなぜ生まれたか

「経済人」の終わり―全体主義はなぜ生まれたか

  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2022/05/02
  • メディア: 単行本

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