宮の湯 (船橋市宮本) [千葉県の銭湯]
土曜日、諸事片付けて夕方は多摩地区でにわか雨とか言ってたなと雨雲レーダーを確認すると関東地方全域で全然降っていませんよ。それでも雨が降ると言う前提で考えていた当初の計画通り千葉方面へ、357号線をひたすら千葉方面へ進む。もう信号が全然無いのでほぼ並走する首都高と違いが無い気がする、船橋駅方向へ左折するのは先日の松の湯の帰りに通った道ね。
14号線に入ってから京成本線の大神宮下方向へ左折、船橋大神宮を右手に見つつ進むと右手に宮の湯。正面から見ると3階建てのビル銭湯ですが左手側道に入ってみると浴室部分や奥の自宅部分は普通の東京式木造銭湯なレイアウトでこれはとても珍しい。だいぶ年季の入った廃材の山ばかりではなく切断したばかりのパレットもあるので薪で沸かしているのかね?施設を紹介する宮の湯ロゴ入り行灯の他に「薬草温泉漢方長寿園」とあるのは何だか?
コインランドリー脇に原付を停めて入場、左手の下足入れに雪駄を仕舞い番台に450円払う、その後百円のサウナもあると気付いてもう100円払うとバスタオルとマットを貸してくれる。脱衣場部分はビル銭湯なのでそこそこ高天井、床は少しフワフワしたベニヤ板が敷き詰めてあって元は板の間だったのか?トイレは外壁側に段の有る和式便器で便器もタイルも水色でしてとても綺麗にしています。
天然温泉 久松湯 (練馬区桜台) [東京都練馬区の銭湯]
日曜日、千葉の南海部品に遠征してついでに隣のふくちゃんで博多ラーメンを食べると言う壮大と言うか無意味な計画を立てていましたが天気予報は悪いし午前中からの出先から帰宅した時刻は遅いしで本日は断念するほかない。ふくちゃんと言えば昔あった渋谷と築地の店は何度か行ったので懐かしくて九州ラーメンの口になってしまい思わず検索したら練馬区役所の近くでまだ営業していた。
これは行くしかないと原付で練馬へ、しかし15時から17時までは休憩と言うので結局入れず。仕方が無いので近くのラーメン店で遅い昼食をとってこれでは練馬まで何をしに来たのだか?風呂に入って帰ろうか。近くでも無い桜台の久松湯は2014年のリニューアルオープン時に行ったら大層混雑していたのでそれきり行っていませんでしたが最近はそうでもないと聞いていて、むしろ昨今のサウナブームに乗り遅れているなら行ってみないとね。
西武線の線路沿いに都心方向へ進んで桜台駅で高架下をくぐる様に左折して道なりに進むと四つ角の角地に鎮座駅より徒歩5分だそうなのでまだ北口商店街の中です。公道沿いはそのまま駐輪場なので原付が停めやすくて助かります。風呂屋の周りは定石通り飲み屋が多いと言う事で対面に居酒屋と並びに深夜ドラマの「昼のセント酒」の久松湯登場回で紹介された餃子専門店もあり。
鶴の湯 (調布市下石原) [東京都多摩地区の銭湯]
土曜日、今日はプールで両足を攣りまくってしんどかった。日中は晴れましたが気温が高いとも言えず風呂はどちらへ行こうか?環八に出て何となく調布方向へ、ドライサウナに入る気力が無いので中央道調布IC近くの鶴の湯へ行こう。前回は調布マラソンで走った帰りに寄りましたがまたレース復活して欲しい。旧甲州街道沿いにそびえ立つコンクリート煙突がランドマークですが煙突の文字が「の湯」となっていると言う事は上端をパイプカットしているのか。
正面に原付を停めて入場、駐輪場が埋まっているので4台ある駐車スペースの端に停めましたが路肩のコインパーキングも無断駐車が多くて駐車監視員が来る雰囲気の場所ではないね。下足入れに雪駄をしまい奥へ行くと突き当りにラドン発生ユニットがあった、コレを見たのは浦和の風呂屋以来かな?そのユニット左手の扉を開けるとフロント、下足の札と交換にロッカーキーを借りる。細長いロビーの奥ではテレビ放映中。
左手の男湯へ、ビニールクッションタイルの床はフカフカしていますが壁の貼り紙に築60年以上の建物だから大事に使えとあるだけにこんなもんか。基本は東京式銭湯なので高天井です、ロッカーは仕切り側・正面・外壁側と3方向に。トイレは外壁側にありビニールクッションタイルの床に洋式便器でシャワートイレ付きです。
太陽の季節 [読書感想文]
2月1日に石原慎太郎氏が亡くなってどれ一丁読んでみるかと6日に注文したら在庫が無かったのですよ。ところが20日に発送メールが届いてどうやら急遽増刷された令和4年2月20日第72刷が届いた次第。昭和30年当時の問題作も70年近く経つと話題性が無くなるのだな、しかし筆者の死により私の様に手に取って見ようと考えた人がいない事も無かったのだなと。
さて表題作を含めて5本の短編小説を収録してあります。太陽の季節を含め前半部3本はもう酒と女と暴力ばっかりで。登場人物は1本目と3本目が大学生で2本目は高校生、いずれも附属あがりのボンボン揃いで全然共感できる要素が無い。銀座で酒を飲んで喧嘩するは移動は親の車だしヨットを持っていたりもする、昭和30年当時の大学進学率などヒトケタ%でしょうけど更にその中でも金を持ってそうな連中ばっかり。
本書を読むと当時の大学生はゴブリンかオークか?と言う位に凶暴です、しかし以前読んだ「軍国昭和 東京庶民の楽しみ」でも六大学野球の試合後に銀座に繰り出して喧嘩をする戦前の大学生の乱暴狼藉が紹介されていて昔はそんなものだったか。同じ本で上野公園の花見客も中には酔って喧嘩をするのが目的な人がいたかの様な報道もあったので昔の日本人は血の気があると言うか現代人はかなり大人しくなっているのだなと。
神田湯 (荒川区西尾久) [東京都荒川区の銭湯]
土曜日、家事を片付けてからプールに行ったら今日は周りのペースが速くて死にそうだったと言う。日も伸びたし遠方の風呂屋に行こうかなと8年ぶりの神田湯にでも行ってみようか。原付で田端方向へ、前回は昭和通りから明治通りを使って行ったのでえらい遠回りをした気がするのですが田端からなら王子から行った方が近かったと反省。都電荒川線の線路沿いに進もうとしたら梶原銀座通りに出てなかなか良かった、線路沿いに進むとすぐに油井型の煙突が見えてくる。
上階はトタン陸屋根の八汐荘と言う賃貸物件で元は中央に入り口があったのをフロント化で左に移設した風ですね。裏手に廻ると作業用の鉄扉に何故か表に貼るべき浴槽の案内や料金表があると言う、材木は積んでおらずドラム缶を積んだトラックが停めてあるので重油かな。その向かい側には都電の車両基地があるので塀越しに今時の車両を検分してからぐるりと廻って正面へ戻る。入り口脇に原付を停めても大丈夫そう、入り口左手の掲示板には交通安全運動の1日警察署長として杉並区にある昭和浴場ご主人にしてマジシャンのタジマジック氏が来るとか。
左手の下足入れに雪駄を仕舞い中央のロビーへ、番台銭湯の改造にしては広く奥にテレビ。フロントの女将さんに回数券を渡して右手の男湯へ、フロント改造だけに歪な形で仕切り側はパウダールームになっている。ロッカーは公道側と外壁側ね、トイレは濡れ縁に出て公道側に進んだ先で入り口左手に宙に浮いた様な洗面台。個室は市松模様のタイルに段の有る和式で古い便器ですがピカピカに磨いてあります。
神明湯 (千葉市中央区神明町) [千葉県の銭湯]
さて日曜日、千葉市の県立中央博物館を閉館時刻まで見学して折角千葉まで来たのだから風呂に入って帰ろうか。検索すると亥鼻公園から357号線側に進むと風呂屋が1軒あるのでそちらへ行こう。坂を下り鉄道の高架をくぐって都川を超えると煙突発見、しかし周辺渋滞しています。先の357号線に合流する交差点で流れが悪くなっているね、近隣のコインパーキングに車を歩くかと思いきやカーナビが「この近辺は盗難多発地帯」とか不吉な事を言います。
神明湯まで小雨の中行ってみると隣にコイン駐車場があるので物騒ならこちらに停めるとしよう。神明湯は東京式銭湯のレイアウトですが浴室部分がえらいコンパクトですね、入り口は下町の町家よろしく引き戸になっている。右隣に今時中古レコード店があり若い頃なら必ず覗いてあいさつ代わりに何枚か買い求めましたが、昨今は断捨離に一生懸命で物を増やさないようにしているから素通りするよ。
引き戸を開けると狭いタタキがあり左手の下足入れに雪駄を仕舞い右手のフロントで450円払う、元は番台だったのでしょうけどその時にも引き戸だったのだろうか?左手の男湯へ、フロント改造銭湯での脱衣場の歪さはそのままですが如何せん6畳位しかないのでいよいよ窮屈に。フロント化でロビーとの境に作られた仕切りのロッカーに荷物を入れる。
東宝湯 (新宿区新宿) [東京都新宿区の銭湯]
さて土曜日、諸事片付けてって買い物に行ったら何故かもう16時半ですよ。しかし4月になって日の入りが遅くなったのでまだ余裕、とは言うものの本日はとても冷えるので遠方行きは難しいかな?冬物は既にほぼ片付けたし。と言う事で9年ぶりに新宿7丁目の東宝湯へ行こう。外苑東通りから市谷柳町交差点で左折して職安通りへ、このアクセスでは反対車線側だしどうするか?と言うとアンダーパスがあるので反対車線側の新宿七丁目へ。
新宿と言えば高層ビル群や歌舞伎町と思い込んでいる人が来たら驚くよ、と言う路地だらけの住宅街です。職安通りから一本入った梯子坂下と言うよりも本当に職安通りから一本裏位の位置、と言うのは裏道沿いにあるビル銭湯と言うよりも大きなビルの一部が風呂屋なのよね。そのビルの職安通り側には美容院、駐車場を見るに店子には個人タクシーの運転手が多いのか?山側が現在駐車場になっているのでそちら側からの撮影も捗る。
下側の私有地になっている路地に原付を停める、路地の地面にグレーチングの鉄板が並べてあるのは所謂「どぶ」なんだろうね。正面と言うか梯子坂下側に廻ると向かって右手はコインランドリー、洗濯機は昔ながらのタイプで昨今流行の大型タイプはビル反対側近くに別のコインランドリーがありました。左手の入り口から入り番台をフロント改造したのか?左手の下足入れに雪駄を仕舞い右手のフロントへ回数券を渡す、ロビーと言うよりも男女の脱衣場への通路の様なスペースを抜ける。