SSブログ

すえひろ湯サウナリニューアル (品川区大井) [東京都品川区の銭湯]

 5月末に営業休止したすえひろ湯が12月16日に再開したそうです、休業する前段階的にサウナの営業を止めたりと施設の老巧化でそのまま廃業コースかと心配していたので何よりです。ならば前回から4年ぶりにまた行ってみようかなと。池上通りを上っていくと品川歴史館が令和6年の春まで閉館になっていて驚いたよ。大井町駅手前で側道に入るとビル銭湯の末広湯、毎度暗くなってから来ていたので日中に来たのは初めてだから感動。
外観
 外に「す」の看板、そういえば目黒区のみどり湯も最近施設改修をして外に「み」の看板が出ていたのでプロデュースするデザイナーの趣味なのかね?入口右手の駐輪場に原付を突っ込んで入口へ、スニーカーサイズの下足入れにショートブーツな防寒靴を無理やり突っ込んで自動ドアを抜けてロビーへ。右手に券売機があるので600円のサウナ券を購入してフロントへ持っていくとフロントの若い女性に通常の入浴券も買えと言われる。

 都内の公衆浴場入浴料は500円ですから600円のサウナを合わせると1,100円と言う恐ろしい数字になります。最寄りの競合店舗である大井町駅前にあるスーパー銭湯のおふろの王様が入浴料1,380円ですのでもうライバルはソッチ、改装前のサウナ代金は300円なので倍になったと言うか。同じく品川区内で直近にサウナをリニューアルした富士見湯はサウナ代千円だったので、今のブームで稼げるだけ稼ごうと言う方針なのだろうね。


リニューアル告知
 下足の札と交換にサウナマットの入ったナイロン袋を貸してくれる、それぞれにユニークな名前が付いているのはお客同士が混同しない為なんだとか。フロントに向かって左手の男湯へ、脱衣場はそんなに変わっていないと思う。外壁側浴室との境にあるトイレが段のある和式便器にプラ製の洋式便器カバーをかぶせた物なままなのがその証と言うかね。フロントで借りたサウナバッグとお風呂セットを持って入場、出入り口の扉は半自動で閉まらないからご注意。

 相変わらず出入口正面に〔 〕こんな形の島カラン。カランは仕切り側から6-3-3-2と外壁側に2、外壁側はデッキチェアの並ぶととのいスペースになったのでカランがゴッソリと減らされています。ケロリン桶はもういっそカラン固定で良いんじゃ?と思ったけど常連の皆さんが今まで通りに出入口脇と立ちシャワーの間に積み上げている。カランは和栗のボタン式ね。全身をしっかりと拭ってから袋を壁面のフックに引っかけてサウナへ。

 改装前は2段の腰掛と窓際に3分の砂時計が4つ並んで置いてありましたが今度は入り口から奥まで2段のベンチだけ。一番奥の上段に1名用の窪みがある、テレビも有線放送も無いのはストイックにととのうを追及する今時サウナー受けは良いのでしょうけど12分計どころか砂時計すらないのは正直不便。サウナーの人たちはスマートウォッチを持っているけど私は時計して風呂に入りたくないし。上段の奥が空いていたのでそちらに腰掛けますが本日はもう眠くてフラフラしているからテレビが欲しいかな。

 眠気と闘いつつ汗が出るまで頑張ってから出る。以前はサウナ前に水風呂があったのですが、その部分までサウナ室を延伸したので仕切り側にあった岩風呂のくすり湯浴槽がそのまま水風呂になっている。サウナーが好むのは低温なので15度と言うかなりな冷たさの設定になっており耐え切れず数十秒で出る羽目に、オールドサウナファンとしては20度弱位な水風呂にダラダラ浸かっていたいのですがこの混雑具合なら低温で回転を上げた方が良いのかな。

 サウナマットはサウナ室壁面のフックに下げたナイロン袋に格納して外壁側に7脚並んだデッキチェアに腰掛ける。15度の水風呂で急速冷凍した体ですがもう眠すぎて座ったまま寝落ちしてしまいました。目を覚ましてからサウナにもう2往復しましたが水風呂が冷た過ぎて温まった感が乏しい。水風呂に変わった岩風呂以外の内湯は恐らく変わっておらず、公道側より寝風呂・でんき風呂・座風呂と浴室側にせり出したミクロバイブラ浴槽。でんき風呂でマイルドな刺激を堪能。

 上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きはあり。腰掛とケロリン桶はカラン前にセットされる方式に変更されたのかと思ったらそうではなかった。しかしシャワー出しっぱなしで体を洗う人も高齢化が進んでもう40代になったかと相客を見ながら嘆息、シャワーはシャワーヘッドが蛇口に付いているだけなのでカランからお湯を流しっぱなしと同じなのですがね。昔行った杉並区のとある風呂屋では15分出しっぱなしにすると家庭用の風呂桶が満杯になるから止めろと注意書きがしてあったくらい。

 そんな事を私が注意しても仕方ないかと思いながら体を洗ってから座風呂へ、横のミクロバイブラは親子孫3世代が2組ばかり入浴中。ナイロンバッグを回収して立ちシャワーを浴びて上がる。17時前から18時半まで100分滞在したのはスーパー銭湯に行った時並の長時間ですが実際は冷水に浸かってから全裸でデッキチェアに座ってグーグー寝ていた時間がかなり含まれる。

 改装の思惑通りサウナーの人気施設に生まれ変わったと思います、旧サウナは何度か行きましたが大体独りで入るか相客がいても1名だったし。サウナーの人達はむしろ高い値段で地元常連が来ない施設の方が好きなのかもしれない、サウナ無料の施設だと逆に遭遇しませんからね。もう一つの推しであるクラフトビールは頼んでいる人は見ませんでした、これはエンタメ系銭湯ならば大体どこもやっているから目新しさが無い上に大井町と言う飲み屋街ではどうなんだろうか。
サウナとクラフトビール

すえひろ湯
https://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-413
http://shinagawa1010.jp/list/suehiroyu/


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。