望郷の湯 （群馬県沼田市白沢町平出）

　お盆休みですが今年は親の具合が悪くなって実家にほぼ毎日顔を出してあまり休み感が無いです。１６日に日帰りで日光から金精峠経由で片品村に抜けて涼んでこようか？と予定しているとその日は栃木でも群馬でも猛暑が予想されるそう。しかし雨が降らない予報なのはその日だけなので例え暑くても出かける。バイクですけどワークマンの涼感ロングＴシャツとメッシュジャケットの組み合わせならば走行中は涼しい。

　いろは坂で一気に涼しくなり中禅寺湖畔は天国です。戦場ヶ原から寒い位の金精峠を抜けてかれこれ１５年以上通っている菅沼キャンプ場の茶屋に立ち寄りスイトンとヤマメの塩焼きを食べてから道なりに１２０号線で沼田まで下る。関越道に乗るかそれとも月夜野にある知り合いの古民家に顔を出すか？と考えていたらガクリと眠くなってきた。これは危ないなあと言う事で沼田ＩＣ手前道の駅白沢にあるアルカリ温泉な望郷の湯で休憩して帰ろう。国道沿いではなく畑の中を抜けた少し奥まった場所にあります。
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　道の駅部分にバイクを停めて奥の入浴施設へ、大木がど真ん中にどーんと植えてある階段を上がりコンクリート打ち放しですが瓦屋根の躯体正面の自動ドアを抜けて入場。沼田に降りてきた時点で本日気温３１度ですから冷房がとても嬉しい。下足入れに靴をしまい右手のフロントへ、入館時に５８０円払うシステムですが交通系カードやコード決済も可能なのでキャッシュレス支払。バーコードのキーチェーンも貸してくれたので館内の買い物はこれで決済するのか。

　瓦屋根ですが中央の天頂部分はガラス張りなので明るい、正面は土産物コーナーで左手にレストラン。右手が入浴施設なので錦鯉が泳ぐ池をまたぐ渡り廊下を進み左手に折れると風呂の入り口、左右に貴重品ロッカーがあるので金目の物は入れておく。百円式で返却はされないタイプね。右手の男湯へ、荷物はカイコ棚のカゴに入れる方式なのでコインロッカー正解です。脱衣場にもコインロッカーはありますが２００円だし、大型だけど。仕切り側にトイレがあり中は洋式のシャワートイレ、外壁側にドレッサーがあります。

　服をカゴに入れて浴室へ、タオルのレンタルを忘れましたがハンカチとして手ぬぐいを使っているのがそのまま風呂で使えるので便利です。左の出口から出るとそのまま露天風呂へ、右手から出ると内湯・露天風呂・サウナに出る事が出来ます。実は２０年位前に１度使用した事がありますがその当時はサウナに興味が無かったのでスルーしてたわ。サウナ室は上下２段で詰めれば８名入りそうですが感染防止のため４名限定、室温９５度で１２分計に何となくＢＧＭが流れています。

　涼しいエリアを抜けたと言っても沼田が普通に暑いので６分で汗がしっかりと出て出入り口前の水風呂へ、１名サイズでして２０度台後半位で滝のギミックが止まっておりそれで水も循環していない風なのが気になりました。ツーリングの途中でサウナに入るなんて望外なので文句は無いですけど。何か贅沢過ぎるのとやはり関越道の渋滞も気になるので１往復で出る。そのまま露天へ、目の前に片品川の段丘崖を臨む大絶景なのは良いのですが日影が全く無い。炎天下に晒され続けるライダーは日焼けは体力を消耗するので避けたいのですよ。

　なので軽く浸かってから内湯へ、露天にはジャグジーバスもありましたがお湯が張ってありませんでした。内湯に浸かってから内湯側のカランへ、カランは内湯に７と露天に６ありＴＯＴＯのスーパー銭湯タイプ。しまった事に日焼け止めは出がけに塗ったきりで持ってこなかったので洗うと落ちちゃうだろうな。本当にバイクは首筋から後頭部が火傷みたいになるので。既にサウナにも入ってしまったので手遅れか。シャンプー類の備え置きはあるので手ぬぐいにつけて顔と首回り以外はゴシゴシ。

　再度露天に入ってから全身を拭いて上がる。相客は地元民と言うよりは道の駅利用者が多いのかな？時間帯によってかなり変わりそう。しかし風呂に入ったからと言って眠気が覚める筈がないので変わらず眠い。廊下に出て奥に進むと右手に舞台のある広間があり廊下を挟んだ反対側に個室がいくつか。こう言う広間はやはり地方の健康ランドではお約束ですね、利用客が１０名もいなかったのでしばし仮眠する。土産物コーナーに「超辛純米」と「とび辛」と言う日本酒の二合瓶が売っていたのでそれを買って出ました。

　道の駅の売店を覗いたらまだ生鮮品が売れ残っていましたが何も買わず。外は曇天でジリジリと太陽に炙られて危ない、ロードサイドショップの大型ドラッグストアで日焼け止めを買えば良かったのですがそこまで頭が廻らず関越道に乗ってから公開する始末。ＳＡでも入手出来ずそのまま帰りましたが残っていたようで日焼けはそれほどせず、関越道の渋滞はノロノロ運転位で流れるから案外とスムーズに帰宅出来ました。


望郷の湯
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