旭湯 （江戸川区平井）

　日曜日、少し暑さが落ち着いたので午後は実家で草むしり。玄関前が草ぼうぼうだと空き家か廃屋にしか見えないですからね。玄関周りと庭の手前側半分作業した所で燃え尽きて撤退。外作業で体が火照っているけれども猛暑日では無いから水浴びはしたいがサウナは要らないかな？そんな施設がどこかにあったかな？と考えていたら１０年前に行った江戸川区平井の旭湯があったわ。

　３５７号線から明治通り経由で丸八通りルート、本当にこのルートは市街地を走らなくて良いので気楽です。京葉道路を東に向かい平井駅方向に左折してすぐ左折すると目的地付近。しかし１０年前は路地裏のビル銭湯だったのが今回は西側の道路に拡幅工事が入っていますね。旭湯は影響を免れたようです。サカイビルと言う３階建てのビル２階が風呂屋で３階は自宅で１階は賃貸物件なのか？煙突があるのがビル銭湯の証。

　階段下が駐輪スペースなので原付を停める、拡幅した道路側に来客用の駐車場が２台分あります。外階段は結構な高さなので年配の常連老人には辛そう、上がると新旧２種類の傘ロッカーがお出迎え。左右にある下足入れに雪駄を仕舞い真っすぐ広いロビーへ、奥に暖炉風の飾りがありその右横にテレビ。左手のフロントで回数券を渡して右手の男湯へ。天井の低いビル銭湯の脱衣場で仕切り側の浴室寄りにサウナ室を追加した出っ張りがある。

　そうそう、サウナは無いのじゃなくて止めただけなんだよね。１０年前に来た時は脱衣場側にサウナ室の窓が有ったような気がしましたが塞がれています。外壁側と島にロッカーがあるので外壁側に荷物を入れる。トイレは外壁側で古い洋式ですが空調が個室まで効いているので涼しい。木造でもビルでもトイレは大体外気温か、下手するとサウナ室の隣にあって熱気がこもっている事が多いのでこれはとてもありがたい。

　浴室へ、島カラン１列でカランは仕切り側から６－５－５、脱衣場側に１と外壁側に３あり仕切り側サウナ跡前に立ちシャワー１。ケロリン桶と腰掛を持って島カランに陣取る、カランは和栗のボタン式。全身ベトベトな汗を洗い流して浴槽へ、外壁側の角に小さな滝風の湯口がある浅槽にでんき風呂がある。電極版の間隔が広くて良いなあと入ってみたら微弱過ぎて全然ビリビリしない。

　でんき風呂で頑張って外壁側の水風呂が空くのを待つ、夕方は常連老人タイムで皆さん大体顔見知りらしく黙浴どころか談笑が止まらない。空いたところで移動。浅いので２名サイズ、水温は２０度位で滝風の注ぎ口がある。やはり体の火照りは水で冷やすのが良いですね。しっかりと冷やしてから浴槽の仕切り側に１点ボディジェットとつぼ型マッサージが並んでいるのでボディジェットに移動して汗が出るまで頑張っては水風呂へと２往復。

　浴槽と水風呂の往復でもサウナ並にスッキリ、上がって体を洗う。シャンプー類の備え置きはあるのですが浴場組合謹製の泡タイプなので持参した物を使う。１７時４０分から５０分ほど滞在して相客は常時５名程度、全員顔見知りらしく挨拶を欠かさないと言う。体を洗ってからつぼジェットで全身をブクブクやってから立ちシャワーを浴びる。シャワー前にサウナ室への扉がありその上に「サウナ室」と言うプレートが貼ってあります。昨今のサウナブームからすると復活させれば場所も良いし人気が出るんじゃないかなと思う。上がって外に出ると１８時半でまだ日差しはありますが暗くなる前に帰るならもう少し早く出ないとね。


旭湯
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