神明湯 （千葉市中央区神明町）

　さて日曜日、千葉市の県立中央博物館を閉館時刻まで見学して折角千葉まで来たのだから風呂に入って帰ろうか。検索すると亥鼻公園から３５７号線側に進むと風呂屋が１軒あるのでそちらへ行こう。坂を下り鉄道の高架をくぐって都川を超えると煙突発見、しかし周辺渋滞しています。先の３５７号線に合流する交差点で流れが悪くなっているね、近隣のコインパーキングに車を歩くかと思いきやカーナビが「この近辺は盗難多発地帯」とか不吉な事を言います。

　神明湯まで小雨の中行ってみると隣にコイン駐車場があるので物騒ならこちらに停めるとしよう。神明湯は東京式銭湯のレイアウトですが浴室部分がえらいコンパクトですね、入り口は下町の町家よろしく引き戸になっている。右隣に今時中古レコード店があり若い頃なら必ず覗いてあいさつ代わりに何枚か買い求めましたが、昨今は断捨離に一生懸命で物を増やさないようにしているから素通りするよ。

　引き戸を開けると狭いタタキがあり左手の下足入れに雪駄を仕舞い右手のフロントで４５０円払う、元は番台だったのでしょうけどその時にも引き戸だったのだろうか？左手の男湯へ、フロント改造銭湯での脱衣場の歪さはそのままですが如何せん６畳位しかないのでいよいよ窮屈に。フロント化でロビーとの境に作られた仕切りのロッカーに荷物を入れる。

　仕切り側には幅１メートル位の棚にやっぱり３分２０円のドライヤーが置いてある。トイレは公道側で段の有る和式便器、掃除は良かったので座りションをする。浴室へ、外から見た通りのコンパクトさでカランは４－２－２－４で立ちシャワーは無く仕切り側脱衣場寄りのカランだけハンドシャワーになっています。島カランにはシャワーも鏡も無し、脱衣場側カランは故障で使用禁止だし。

　島カラン手前に積んだケロリン桶と腰掛を持って仕切り側カランに陣取る、カランは日の丸扇刻印のボタン式ね。全身を流してってカランの湯が５０度位で熱すぎるから適当にうめて全身を拭う。浴槽でも常連の爺さんが全身を使って混ぜているので熱いのかと思ったらそんな事は無かった。奥側の幅一杯にステンレス製の枕があり、基本的に１槽ですが金属パイプ製の仕切りで何となく２槽に分かれています。仕切り側に２点ジェットが２つと外壁側にラジウム鉱石でお湯をろ過するような湯口あり。

　その中央部分の何もない部分でしばし温まってから上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは無し。１７時過ぎから４０分ほど滞在して相客は常連の近隣老人が常時数名。コロナで窓も開いていて寒いのでしっかりと温まる、天井を見ると高天井なんですがコンパクトで何かと。仕切りの向こう側女湯は浴室壁面が男湯よりも１メートルほど手前で狭いのかと思えば入り口も１メートルほど公道寄りだったわ、タイル壁にペンキ絵的な物は無くカランのシャワーを浴びで上がる。フロント化の壁が低いのでロッカー越しにロビーのテレビで見ている笑点が何となく見えると言う。

　外に出て隣のコイン駐車場で精算しようとしたら番号が振っていないのに気付いた。よく読むと料金前払いで１日６００円と来ましたね、近隣にコイン駐車場は沢山あり何処も６０分２００円１日上限５～６００円だったからそうだと思い込んでいた。後の祭りで仕方ないので他所ならば２００円で済んだであろう駐車料金を６００円払って出庫、つながりの悪い信号を数回待ってからやっと３５７号へ。

　これが流れるかと思ったら断続渋滞するので湾岸習志野で首都高に乗った方がまだ流れましたよ。普段運転中は頑なにＴＢＳラジオしか聞かないのですが日曜日の１８時と言えば久々乃木坂ラジオでも聴くか、と文化放送に変えたらその後日向坂ラジオから秋元真夏の生番組と坂道グループが２時間続く編成に変わっていて感心した。そりゃファンからすると２時間連続で聞けた方が良いよね、高齢者向けラジオはメールアドレスのＵＲＬを口頭で読み上げるのをＳＮＳのハッシュタグをさらさら言ってそちらの方がスマートですね。


神明湯
https://chiba1126sento.com/?page_id=148

タグ：本千葉