天神湯 （大田区南蒲田）

　正月４日、今日まで冬休みなのですが午後出社して年賀状の整理でもするかな？と思って出勤したら役所の電子システムがいきなり不調で書類が送信出来たかどうかが不明で、その対応に追われる展開に。提出しなければならない書類を仕方なく紙に印字して原付で大田区中央にある役所まで持参、閉庁ギリギリに提出してヤレヤレ。休日出勤だし原付にお風呂セットを積んであるのでこのまま風呂に行こう。

　現在地からの最寄りは改正湯かな？と行ってみたら休みで正月はこれがあるから困る。夕暮れ時ですがならば京急蒲田駅の向こう側へ行って南蒲田の天神湯へ行く事に、こちらはちゃんと営業していたので１階左手の駐輪場奥に原付を停める。エレベータではなく階段で２階のフロントへ、券売機で２５０円のサウナ券を買い組合の回数券と一緒に出すと下足の札と交換にバスタオルと手ぬぐいに雲形サウナキーを貸してくれる。

　入替制でして本日は男湯が３階なので階段で上がる、こちらの移動はエレベータ無いね。本日女湯は１階ですがそう言えば１階に入ったのは何時だったか思い出せない。ビル銭湯にしては天井の高い脱衣場で公道側のロッカーに荷物を入れる、トイレは浴室側で年季の入った洋式便器。中央の腰掛な台にテレビのリモコンが置いてありコレは何だ？としばし考えましたがどうもサウナ室のテレビリモコンらしい。脱衣場にはテレビどころか有線放送もありません。

　浴室へ、中央に浴槽がありカランは周囲の壁沿い。カランは出入口左手の壁面に７、対面の壁面中央にある棚を挟んで左右に各５と右手の壁面に仕切りのあるブースタイプが５。立ちシャワーは出入口左手に１つ、サウナ入り口前にある全身シャワーは誰も使わないので壊れているのかね。カランで全身をしっかりと拭う、カランは日の丸扇刻印の円筒形ね。

　本日外は寒かったので浴槽で予熱してからサウナ室へ、２段式で詰めれば１０名は入る事が出来そうですが何故かテレビ前上段の人は体育座りでテレビ方向を向くと言うローカルルールがあるのでそんなに入らなそう。腰掛部分はマットが敷かれずスノコ板むき出しですがこれまた出る時には座って濡れた板をタオルで拭いてから出ると言うローカルルールまでもあるのか。

　テレビは出入口脇の天井近くにあり夕方の民放ニュースをやっていて正直体育座りをしてまで見る物でもないと思う。テレビ正面ではない上段の奥に普通に座る、壁面に１２分計があり室温計は暗くてよく見えず。常連の会話を聞いていると正月３日間のサウナは行列するほど混雑していたそうで、それならじっくり長居するかと１０分粘って外へ。出入口脇の水風呂は広く浅い２～３名サイズで水温は昔ながらの２０度、昨今のサウナブームで水風呂が何故か１０度前後が当たり前になってしまいオールドサウナファンとしてはついて行けないので長居出来るこれ位がとても有難い。

　もう２往復してから３階の楽しみである露天風呂へ出る、デッキチェアがあるので体を拭いてととのうを追求しようかとも思いましたが単純に年末年始らしい寒さで無理。岩風呂風の浴槽へ。右手のうたせ湯をしばらくやってから左手の浴槽でノビる、こう寒いと露天は頭寒足温と言うか頭冷やしつつ体が温まるのが気持ち良いです。この界隈は国道沿いには高い建物があるものの周辺は低層の建物ばかりなので天井まで囲われておらず開放感もそこそこある。

　温まってから内湯へ、脱衣場側にくすり湯の円形浴槽と奥のサウナ側に白湯の変わり浴槽。白湯はサウナ前にでんき風呂と露天出入り口前に歩行浴、水風呂隣に寝風呂が２つ、寝風呂と浴槽の縁との隙間が実は良いんじゃないか？と思ったらちゃんとそこに挟まってまったりしている常連さんがいた。上がって体を洗う、奥の仕切り付きカランが人気なので脱衣場寄りでのんびり。シャンプー類の備え置きは無し。

　今度は円形浴槽へ、くすり湯と言いつつも今日は高温浴槽で前回も高温浴槽だった気がして入浴剤入れるのが面倒なのか。本日は寒い日なので４６度表示のお湯はご馳走です、じっくり温まってから立ちシャワーを浴びて上がる。１７時半から９０分滞在して相客は常時１０～１５名はいたかな？２階に降りてフロントへタオル類を返却して食堂を覗く、券売機には麺類やカレーにピラフやおでんのボタンが並んでいますが全て売切れね。やはり家族経営での飲食コーナーは加齢により維持が困難になるね、冷蔵ショーケースに瓶ビールは並んで生ビールの提供はしていたようです。外は寒いですがサウナのホカホカが無くなる前に帰宅出来ました。

天神湯

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