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萬歳湯 (横浜市西区中央) [神奈川県横浜市の銭湯]

 日曜日に神奈川近代文学館に行って退館したら16時半でしたよ、もう港の見える丘公園展望台から見るベイブリッジが薄暮に染まっている。帰りに風呂へ寄ってさっさと帰宅したい、横浜駅方向へ戻り国道1号線を保土ヶ谷方向へ。戸部駅を過ぎて西区役所方面へ左折するとコンクリート煙突が見えてそちらが目的地、宮造りではない切妻屋根の木造銭湯でして左右共隙間なく住宅が並んでいるね。
煙突が目印
 裏手に廻ると薪が積みあがっているでも無いのですが煙突から煙が昇っていくので燃料は屋内保管か?裏手は住宅の解体ガラが点在していて雑然とした風。表に戻り掲示板前に原付を停めて千鳥破風のある玄関へ、市松模様の床タイル奥に自動のアルコール噴霧機があるので手指の消毒、マスク着用を促す貼り紙もあるし。玄関に侵入するとセンサーが反応してチャイムが鳴る中引き戸を開けて入場すると右手の男湯脱衣場手前部分はご主人の居間みたいになっていて何だかな、ソファに腰掛けてテレビを見ているので入浴料490の支払はソファで。

 女性客が来たらどうするのか?と言うのはまた違う音色のチャイムがなるのでそうすると番台に向かうと言う塩梅。脱衣場の道路側半分は物が溢れているので奥側外壁寄りロッカーへ荷物を入れますが常連さんは脱衣籠の人も多い、入り口のアルコール噴霧器の他ロボット掃除機や空気清浄機といったハイテク機器も充実している。トイレは何処かご主人に聞いたら前庭に出ろと言うのでモノの隙間を縫うように進んで引き戸を開けて濡れ縁へ。前庭も物置と化しているね、離れに段のある和式便器で床タイルはこれも市松模様。


タタキの市松模様
 浴室へ、正面のペンキ絵には2021.5.8とあり壁も天井も塗装が新しいので続ける意欲はあるのか。と思ったら島カランが物置状態で使えなくなっている、カランの数は島カラン1列で外壁側から5-5-5-6ですけどね。外壁側の一番脱衣場寄り壁面にハンドシャワーが1つあるのでそれが立ちシャワーですが、仕切りが無い上に立ちシャワー脇のカランが人気でかなり使い辛そう。島カランには園芸で使う緑色の支柱が立ててあり掃除道具が色々立てかけてある。

 ケロリン桶と島カラン沿いに何種類かある腰掛を1つ取って仕切り側奥へ陣取る、カランは日の丸扇刻印のボタン式で所々にレバー式も、常連さんには外壁側が人気。煙突から煙が上がっていただけにカランは熱い、全身をしっかりと拭ってから浴槽へ。浴槽は浅湯1槽で外壁寄りに2点ジェットが3つ、ジェットの無い部分で温まってから上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは無し。仕切り側カラン上にも園芸用の支柱が寝かして吊るしてあり掃除用具の乾燥用か?ちなみに前回来た時には反対側が男湯だったと思う。
入り口
 ジェットでブクブク、今年描いたペンキ絵は中央に富士山を据えて西伊豆かな?ペンキ絵下にはモザイクタイルで湖畔の赤瓦の町並み、仕切り側には金魚のモザイクタイル画があるのでこんな工事中みたいに雑然としていなければ良い風呂場だと思います。上がりに立ちシャワー脇のカランを使っている常連さんが浴槽に行ったスキにさっと体を流してあがりましたが正直ハンドシャワー付きカランと同じシャワーヘッドなのでそこまで拘らなくても良かったかもしれない。

 17時過ぎから50分弱滞在、サウナも無い施設にしては長めの滞在だったのは雑然とし過ぎてワケわからなかったからか。大体16時から18時ごろが常連老人のピークタイムで常時相客は数名いました。接客スペースの物置化は問題あるんじゃないの?と思いますが公式HPに上げてあるYoutube動画にも思い切り写っているので気にもしないのか。18時になるとすっかり真っ暗な中を流れに乗って帰宅しました。
正面

萬歳湯
https://k-o-i.jp/koten/banzaiyu/


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