世界湯 （新宿区高田馬場）

　土曜日、諸事片付けて一段落したらもう１６時でして日の入りの早い１１月なのでもう日没まで時間が無いな。と言う事で８年前に行ったきりの高田馬場にある世界湯へ行くか。原付で新目白通りから行けば良いのか？と言うのは全然見当違いでして早稲田通りに出て山手線の外側に出ないとダメだったと言う。早稲田通りから神田川方向へ急坂を下り東京富士大学の隣くらいが目的地。宮田橋と言う神田川にかかる自動車もギリギリ通行可能な橋の近く。

　ビル銭湯でして敷地は広い、周囲を１周しても煙突が見えるでも無いです。コインランドリー前に原付を停める、入り口正面の下足入れに雪駄を仕舞い入場するととても広いロビー。奥に大画面テレビとその横に福祉タイプのトイレ、ソファが沢山あるので待ち合わせに便利と言うか。奥の次の間にフロントがあり回数券を差し出しつつサウナもと言うと差額５５０円いただきますと、差額と言うのは回数券４４０円となのか入浴料４８０となのか？新宿区なのでサウナは５００円かなとは思っていましたが郊外の安いスーパー銭湯より高いです。

　下足の鍵と交換にバスタオルと手ぬぐいにロッカーキーを貸してくれる、右手の男湯へ。天井の低さは新しいビル銭湯ならでは。浴室側の大型ロッカーがサウナ客用で奥が一般客用、双方ロッカーの鍵はフロント管理なのも新宿だねえ。仕切り側にドレッサーがありトイレはロビー側に福祉タイプ、車椅子でも利用可能な広さの割に便器が壁際に追いやられ過ぎてない？

　浴室へ、出入り口脇と浴室内水風呂手前にお風呂セットを置く棚あり。島カラン１列でカランは脱衣場側から３－４－４－３、その他外壁側に個室みたいなカランのブース５、立ちシャワーはありませんが出入口脇に足を洗う用のハンドシャワーあり。お風呂セットは脱衣場側の棚に置いてカランのシャワーで全身をざっと流してサウナのある奥へ、８年前に来た記憶がこの部分しかない。中央部に水風呂があり右手に進むとサウナ室で左手に座風呂。サウナは２段式で詰めれば１６人定員、壁面に１２分計とテレビがあり室温計では８０度。

　上段に陣取る、体が冷えているから全然汗が出ず最初は１０分。出て水風呂は子供の遊び場になっていますが気にしない、水温２０度で大人３名は入る事が出来ます。出入口側を塞がれると手すりの下をくぐって出る事も出来て８年前もこうやって出たなとしみじみ。馬場で若い人が多いだろうしこのサウナブームで混んでいるに違いないと覚悟して来ましたが相客は年配１名のみでのんびりと２往復目は６分、と思いきや３往復目に若者グループ殺到。５５０円の元を取るには４往復するつもりでしたが３往復で止める、最後は８分と少しだけ粘りました。

　浴槽はイグアスの滝のモザイク画下にあり、奥からつぼ湯・２点ジェット・ミクロバイブラと脱衣場側にでんき風呂。当然のようにでんき風呂へ、押す・揉む・叩くとパルス変換式な上大変ありがたい事に電気が弱いのでリラックスしてフルコース堪能出来て良いです。上がってつぼ湯浴槽前に積まれたケロリン桶と腰掛を持って奥側のカランに陣取る、カランは和栗のボタン式でシャンプー類の備え置きはあり。奥の個室ブースが全部埋まっていましたが、全てカランを使うでもなく体を拭いてととのうを追求するサウナーの若者だった、彼ら対策で脱衣場にベンチ置くとか対応出来ないのだろうか？

　どっと混んだサウナの客がそのまま浴槽に流れてきた影響でメイン浴槽が埋まってしまったので水風呂対面の座風呂へ、目の前の水風呂が浴室にまで冷水が溢れている割にこちらは冷水とは無縁で平和。上がりに通常ならば桶の湯を足にかけて出ますが浴室の奥に積んであるからそうもいかないな、出入り口脇のハンドシャワーがそれ用なんだよねと足を流してから上がる。

　脱衣場には大学生グループがおりやはりサウナブーム、そう思いつつ服を着て借りたタオル類はフロント前の籠に投げ入れてロビーへ。若い人が大勢いるなと思ったらフロントが呼びに来て順に入っていくのでなんとサウナの順番待ちだった、サウナブーム恐るべし。８年前はサウナ客数名程度だったのに。外に出たら真っ暗で急坂を上って早稲田通りから山手通りに出て帰りました。


世界湯
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