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桐の湯 (川崎市幸区南幸町) [神奈川県川崎市の銭湯]

 土曜日、朝に雨が降ったきりで以降は曇天ながら天気も崩れなかったので諸事片付けてから風呂へ、相変わらず川崎市のスタンプラリー参加中ですが締め切りが今月末なので絶対に間に合わないなこれは。第二京浜で川崎に入りHP記載の市電通りの一本裏?と探すも尻手黒川道沿いだった、前回訪問が11年前の夜だったので記憶が無いです。17時前の早い時間に幹線道路沿いへ原付を停めると駐車監視員の餌食になりそうです、風呂屋左手の暗渠から裏手に廻ると普通に木造住宅地だったのでバイクは暗渠に停める。

 真裏に細い未舗装の路地が有るので裏を進むとツタに半分覆われた四角いコンクリート煙突が良く見えます、その付け根部分に「サウナ桐乃湯」と書かれた電飾看板が無造作に投げ入れてある。路地を抜けて信号を渡り対面から見ると4階建てのビル銭湯、ツタの絡まった煙突も正面から見るときれいです。正面に戻る、右手が入り口で左手にコインランドリーがあり中央窓からフロントの様子が見える。右手の出入口シャッターを上げ切っていない玄関から入場、下足入れに雪駄を仕舞うと公道側壁面には何故か滝の写真が貼ってある。
煙突
 物置状態なロビーの公道側には石灯籠と鉢物が並んだ庭がある、奥のフロント左手にはロビーから見えない位置にテレビがあります。フロントのご主人に「サウナも」と告げつつ600円渡すとお釣りの10円とバスタオルを貸してくれたのは意外。右手の男湯へ、2階部分を丸々使った高天井が初期のビル銭湯っぽい。その高天井部分には模様入りの青い部分がオシャレ、ロッカーは仕切り側で中央にはスノコ風の台があり外壁側にはサウナ室が飛び出している。トイレは外壁側公道寄りで段のある和式、便器もタイルもピカピカに磨いてありますが目地の茶ばみが築年を物語る。


入り口
 浴室へ、島カラン1列でカランは5-5-5-5と仕切り側手前に立ちシャワー1。立地と規模から竣工時に島カランは2列だったのを近年1列に減らしたんじゃないかな?と想像させる外人用か?と言うくらい高い位置に取り付けたカランは日の丸扇のボタン式。3種類ある腰掛からコの字型を選び島カランに陣取り全身をざっと流して浴槽へ。と言うのもこちらはドライサウナなのに低温を謳う施設で室温が55度位しかなく、いきなり入っても汗も出ないので予熱しようと言う考え。
ビル銭湯
 そこで自慢の温泉へ、ナトリウム炭酸水素塩のアルカリ泉でして緑色の湯は一応黒湯の分類になるのかな?昨今都内で千メートル以上掘って湧出させる黄土色の温泉の大先輩の様にも見えます。お湯が熱いのですぐに温まるからそのままサウナへ移動、外壁沿いと奥にL字型のベンチがあり脱衣場側壁面の二重窓に室温計、外には安い時計が置いてありますが壊れている。

 サウナストーブではなく外壁側ベンチの下に温風の吹き出し口があるので外壁側に座らないと全然温かくない、有線放送のマイナー演歌を大体1曲3分程度だろうと言う事で2曲弱聞いては出て3往復。浴槽での予熱で汗がしっかりと出て気持ち良い、水風呂は無いのでシャワーで水浴び。しかしサウナ室は内も外も石張りの立派な造りなのにこれで良いのか?80度位にすれば昨今のサウナブームに乗って若者殺到するスペックなのに、例えば温風ではなく小型のロッキーサウナ風で。有線放送の演歌で途中に六甲おろしを丸ごと歌うのがありずるいと思いました。

 サウナ後は浴槽へ、温泉とかなり深い座風呂2と浅槽のバイブラの3つ、またもや温泉で温まってから上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは無し。カランの島にもストライプが入っていて意匠に色々と凝ってるわこちら。座風呂は足を踏み入れた段から底までの段差が大きくてビビります、バイブラ浴槽の方は普通。壁画は男湯側に富士山のモザイクタイル画で手前の凪いだ水面は芦ノ湖か富士五湖か。温まってから立ちシャワーを浴びて上がりました。1時間滞在でしたのでサウナに入っていた時間が思ったよりも長かったか?相客は常時数名で老人客ばかりと思いきや若い人も来ますね。しっかりと温まったので湯冷めせずに帰宅出来ました。
正面

桐の湯
http://kawasaki1010.com/koten/15.html
https://k-o-i.jp/koten/kirinoyu/


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