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永楽湯 (横浜市南区永楽町) [神奈川県横浜市の銭湯]

 土曜日、今日は朝から蒸し暑いですが普段通りの作業。プールに行くと遊泳レーンがメチャ混みしていてなんだかなあ、オリンピックや世界水泳のテレビ放映があるとニワカが増えるのは例年の事とは言え困った。帰宅後風呂に行こうか、都心方向は相変わらずオリンピックの通行規制が面倒そうなのでまたもや横浜へ、永楽湯に行くのは前回が3年前ですからそれほど間は空いていません。

 前回は大通り公園から行こうとしたのに対して今回はダイレクトに行けると高を括っていたら横浜橋通商店街が絶妙な位置にありそれを迂回する形で大回りしてしまった。3年前と変わっていないと言うかこの3年間周辺でマンション工事が続いていると言うか。裏手に回ると油井型の煙突上部にはぐるりと手すりが付いていてこれも中村町の仲乃湯と同じだわ、正面のタイルで覆われたエントランス壁面も仲乃湯やいなり湯と同様なある意味横浜銭湯の王道スタイルなのかも。
横浜スタイル
 正面に原付を停める、すると8月は工事で全休すると貼り紙がしてあるので7月末の今日来て正解だったか。玄関部分は男女別ですが上がってしまえば左右どちらに履物を仕舞っても良さそうで中間部分にも下足ロッカーがある、カギを抜いてもロックされないロッカーが多いので確かに修繕は必要かも?出入口上のガラス越しに折り上げ格天井が見える。


ガラス越しの格天井
 ゴムマット式の自動ドアを抜けて番台へ、サウナ百円だそうなので大女将に600円払うとお釣りが10円来ただけで雲形のサウナキーとかリストバンドの類は何も無いのでかなり不安になる。脱衣場の広大さはそれこそ仲乃湯レベルでして中央にポツンと島ロッカーがあり外壁側と公道側に横長扉のロッカー、外壁側はガラスの向こうに溶岩ではない築山が奥まで広がっておりその公道寄りには喫煙場にもなっているという。トイレは公道側で何と3段式の和式便所、便器は水色で客の使い方がアレなので汚れている。

 浴室へ、島カラン2列でカランは外壁側から6-6-6-5-5で外壁側のカランにはシャワー無し、外壁側に1つと仕切り側に2つ立ちシャワー。カランは日の丸扇刻印のボタン式ね、誰も使わない外壁側カランにお風呂セットを放置して外壁側の立ちシャワーを浴びてからサウナへ。これお金払った客とそうでない客の見分けがつきませんね。2段式で詰めれば10人位は入るかな?なんとサウナ壁面の上部が開いていて女湯側と繋がっており、女湯側に入ってきた中国人グループの会話が聞こえます。廃業した池上温泉のサウナでも女湯の会話が聞こえてきた事がありますがあれは壁が薄いだけだったなあ。

 室温は90度強で脱衣場に増設したサウナ室の外側に普通の壁掛け時計がぶら下げてあるのでそれで時間を計るべく窓際の上段に陣取る、その位置からですと窓越しに脱衣場にあるテレビが見えるのでオリンピックの柔道を見る事に。しかし外の熱気で体が既に煮えた状態でそのまま入ったので1回目は5分も我慢出来ずすぐ出てしまった。外壁側の水風呂で桶に水を汲んで浴びてから入る、浅い1名サイズでして前回初夏に来た時には横浜らしく冷水でしたが今日は18度位。底の注水口からは氷水レベルの冷水が噴出しているのですがこの夏の暑さに焼けた躯体でぬるくなってしまったか。

 体の熱が抜けたのでその後はもう2往復、12分計ではなく普通の時計な上に途中で秒針が0の位置で止まってしまいいよいよ時間が分からなくなったので多分6分と8分位。水風呂が長居のできる快適温度なのでぐったりしていたからか良い感じに疲れが出てきて倦怠感が気持ち良いです。サウナと水風呂を3往復してから水風呂の隣、外壁沿いにある黒湯の浴槽へ、奥側は深く熱く手前に浅い気持ちぬるめの2槽あり。奥に湯口があると言う事かな?熱い深槽に入っていると奥の引き戸からご主人が出てきますが引き戸の建付けが悪く閉めるのに苦労していたので8月休業して修繕もやむを得ないか。
8月は全休
 上がってケロリン桶と腰掛を持って島カランに陣取り体を洗う、シャンプー類の備え置きは無し。ほぼ使う人がいない外壁側のシャワーの無いカランの鏡は綺麗ですが島カランは井戸水に含まれる成分なのか?白い結晶が貼り付いて曇っていますね。水風呂前の外壁側カランの鏡は結晶で真っ白になって何も見えないレベル、カランの湯は熱いので湯と水のボタンを同時に押して桶に満たすと丁度良い湯加減です。

 体を洗ったら外壁寄りの白湯の浴槽へ、中央が円形のジェットでお湯が回転する浴槽で外壁側はお湯が立ち上がるレベルの激しいバイブラ。壁面は白いコミカ風呂でよく見るタイルで覆われていて壁画はありません、高天井の湯気抜き部分が通常の切妻屋根ではなくV字型をしているのは珍しい。やはり最後は黒湯で温まってから立ちシャワーを浴びて上がる。17時半より1時間滞在して相客は常時5~10名ほどでしたが大きな風呂屋ですので混雑はしていませんでした、帰りは先ほど引き戸を苦労して閉めていたご主人に番台が交代していました。

 外に出ると依然として蒸し暑いので浴槽で温まって全身ホカホカな状態のまま帰宅出来ると嬉しいのですがそうもいかず。永楽湯を出て大通り公園前はちょっとしたホテル街になっていて、ホテル前で待ち合わせ風の女性は派遣型の風俗なのかな?とかコロナだ何だと言いつつヒトの営みには変化がありませんね。
全景

永楽湯
https://k-o-i.jp/koten/eirakuyu/
http://furoyanoentotsu.com/eirakuyuyokohama20051029.html


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