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大黒湯 (目黒区上目黒) [東京都目黒区の銭湯]

 土曜日、諸事済ませて風呂屋に行こうか。しかし今回の緊急事態宣言では公衆浴場のサウナが軒並み休業しているからサウナ銭湯に行っても腹が立つだけなのでサウナの無い銭湯をチョイス、なんと前回訪問が2010年だった目黒区の大黒湯へ行こう。前回は夜訪問で少し迷いましたが今回は蛇崩交差点からかつて寿湯があった脇の道に入って直進するとその先に発見、住宅地ですがタクシーや乗用車の通行が多い道。

 前回は安いコンデジを持って来たのでバイクのシートにミニ三脚をセットして撮影したんだよなと言う立派だった煙突は東日本大震災後にパイプカットしたらしく短くなっている。正面に廻るとフロント改造されていますがその背面に千鳥破風は健在ぽいし破風の懸魚もあるね。女湯側の前庭はコインランドリーになっていますが前庭の松は残っていて、男湯側の前庭には大きな松の木が健在です。
煙突
 右手の下足入れに雪駄を仕舞いこじんまりとしたロビーへ入場、するとフロント改造前の位置だろうなと思しき場所に鈴栄堂の一富士二鷹なタイル画が健在ですね。そのタイル画の左上がフロントなのでテレビを見ているご主人に回数券を渡して右手の男湯へ。


千鳥破風と懸魚
 脱衣場は折り上げ格天井です、外壁側に久々見た横長扉のロッカーと公道側には貸しロッカーがありますが脱衣籠を使っている常連さんもあり。脱衣場壁ではなく床の台にテレビが置かれている。外から見えた前庭の松は引き戸から小さな前庭と見る事が出来ますが住宅密集地なので外が見えない様になっていますね。トイレはその松の木の脇で板張りの床の上に上蓋の壊れた古い洋式便器、掃除が良くて真っ白に磨いてあり臭いもしません。
松が立派
 浴室へ、島カラン1列でカランは仕切り側から7-5-5-6、外壁側カランの脱衣場側2つのカランシャワーが高い位置にあるのでそれが立ちシャワー代わりか。ケロリン桶とプラの腰掛を持って島カランに陣取ろうとしたら木桶と木の腰掛も有ったのでそちらを使うよ、カランは日の丸扇刻印のボタン式で外壁側だけTOTOのスーパー銭湯タイプ。

 水圧の低めなカランでお湯を溜めて全身を拭ってから浴槽へ、仕切り側が深槽で外壁側が2点ジェット2つの浅槽。最初は深槽へ、浴槽上にも鈴栄堂の九谷焼タイルがあり緋鯉と真鯉が泳いでいる、タイル画の目玉は何故か削り落とされている事が多いのですがこちらは健在。その上のペンキ絵には20170713ナカジマとあり富士山を背景にした渓流は富士川かな?

 汗が出るまで浸かってから上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは無し。木の腰掛の硬さが良いですね、木桶の大きさの割に容量が少ないのも良い。今度は2点ジェットのある浅槽へ、九谷焼タイルの鯉はこちら側では滝登りに挑戦しているのですが残念ながら目玉が削り落とされています。2点ジェットが肩に当たって良い感じ、高天井のペンキも2017年塗り替えだとすると4年経過とは思えぬ美しい状態。

 立ちシャワーは無いので外壁側のシャワーの朝顔が高い位置にあるカランでシャワーを浴びる、実質立ちシャワーですが水栓は腰掛に座って操作する位置にあるので面倒。17時台に30分ほど滞在しましたが常時常連さん数名の相客で年配層と30代の若い人が多い感じ。帰りはバス通りから環七に抜けましたが30代の頃は良く使っていた道なのにすっかり使わなくなって懐かしいやら変わっているやら。
入り口

大黒湯
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-514
https://1010meguro.tokyo/map/more/daikokuyu/


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