中村浴場 （横浜市南区中村町）

　土曜日、明日から緊急事態宣言だそうで通っているプールも日曜日から営業休止するとか、ウイルスではなくヒトの封じ込めが狙いなのでヒトとしては流石にイラっとしますね、神奈川に行けば営業していますけど。プールから帰宅後その神奈川の銭湯へ行こう、スーパー銭湯への休業要請が出ていますがそもそも公衆浴場には関係無いし神奈川だし。

　そう思って第二京浜で神奈川へ、横浜黄金町の駅前から南区役所前を抜けて中村川を超えると正面に埋蔵文化財センターがあるので様子を見に行くとコロナで休館になっていてとても残念。川沿いに進むと目的地の中村浴場へ、ジョイポート青木と言う賃貸マンションの１階が風呂屋なのですが、何と言うか風呂屋入り口のある正面に加えて左隣と裏手の３棟が全て繋がっていて低層なのだけれども地所としては相当広い気がする。裏の棟部分の１階が浴室でその上階がオーナー宅かな？

　正面に戻り駐輪スペースに原付を停める、左手の入り口で下足入れに雪駄を仕舞い右手の広いロビーへ。天井も高い上にソファもテレビも無いので殺風景と言うか広さが際立つと言うか。フロントでサウナも、と言うと４９０円＋１５０円ですが７４０円取られた気もする、札で払ったので良くわかりません。

　下足の札は預からずバスタオルを２枚貸してくれたので間違いでは？と聞いてみるとサウナ室の腰掛スノコ部分に現在マットを敷いていないので１枚はマット代わりに使ってくれとの事。マット敷いてないサウナなんてゴロゴロあるので心配無用と思いつつ左手の男湯へ、フロント管理のロッカーキーで仕切り側のロッカーに荷物を入れてから外壁側のトイレへ、綺麗な洋式便器ですが下水の臭いが上がってきます。

　フロント裏手に自販機があり出入口脇のマッサージチェアに常連さんがジュースを飲みつつ座っている。脱衣場側浴室出入口左手の棚にお風呂セットを放置して浴室へ、島カラン１列でカランは仕切り側から１０－８－５とサウナ室の壁沿いに３、仕切り側手前に立ちシャワー１。立ちシャワーを浴びて外壁側脱衣場寄りのサウナへ、上下２段定員６名で室温は８８度、左右の壁面に５分の砂時計があり有線放送はペギー葉山の学生時代から安室奈美恵までと言う昭和～平成初期の歌謡ヒットメドレーが流れています。

　上段に陣取ると下段にある砂時計が近眼の私にはほぼ見えませんが何とか１０分入ってから出て外壁側の一番手前の浴槽である水風呂へ、底が階段状で深く水温計は２０度ですがかなり冷たく感じます。それでも１０分で３往復、サウナがマイルドなのでそれ位は入らないとね。浴槽は仕切り側がくすり湯の深槽で外壁側がＬ字型に外壁に廻り込む白湯の浅槽と座風呂、外壁沿いのバイブラは怪獣出現！と言った風に激しく泡立っている。

　腰が痛いので深槽の方が楽なのよね、とくすり湯で温まってからケロリン桶と腰掛を持って仕切り側カランに陣取る、カランは日の丸扇刻印のボタン式。体を洗ってから白湯の浴槽へ、壁画は高原の湖から流れる渓流と言った態のモザイクタイル画で浴槽上に積み上げた岩がそのまま渓流の岸壁に繋がると言うシャレた感じになっています。温まったので立ちシャワーを浴びて上がる、シャワーの朝顔部分がグラグラで壁面に貼り付かないと浴びる事が出来ないと言う。

　上がって体を拭くのにも使ったバスタオルは浴室との境にあるランドリーバスケットに投げ込む、またもや常連さんがマッサージチェアを堪能していて人気ありますね。１７時２０分から８０分ほど滞在して相客は常連さんが数名と言ったところでした。帰りは別ルートをと思いつつ往路と同じ黄金町駅前から日ノ出町に抜けるルートになりタラタラ帰るつもりが気が付けば第二京浜をぶっ飛ばして帰宅。


中村浴場
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