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宮前湯 (松戸市松戸) [千葉県の銭湯]

 日曜日、「葛飾区郷土と天文の博物館」に行って見学を終えてもまだ15時過ぎでしたので柴又帝釈天に久々行ってみたりする。この界隈で風呂に入って帰ろうかな?と言う事で検索すると対岸の千葉県松戸市に風呂屋があるじゃないの、水戸街道で江戸川を越えて土手を松戸駅方向に進んで松戸郵便局の先の交差点角まで進むと風呂屋を発見。

 松戸駅側からすると松戸神社を目指して進むと参道脇に煙突の生えた黄色い建物があってソレ、煙突と右手に鉄製の扉があるからそれとわかる気もします。帰宅後写真を見直していたら釜場の鉄製扉上の窓内側が天井まで小説の単行本が積み上げてあってビックリした、まさか燃料じゃないよね。せっかく来たので松戸神社も参拝、春と言うよりも初夏めいてきたので境内も川沿いも新緑が気持ち良いです。
参道側から見た煙突
 原付を裏手に隠して正面へ、公道側がいきなり入り口なのでコインランドリーも何もありません。サンスポ記事情報によるとご主人の奥様手作りだと言うフクロウの暖簾を潜ると正面番台裏には九谷焼と思しき福助のタイル画があるのですが上にコロナウイルス関連の貼り紙があり半分も見えないのが残念。右手男湯の下足入れに雪駄を仕舞い引き戸を手で開けて入場、番台のご主人に450円払う。


見えない福助
 高天井は格天井ですが奥行きの無い施設、一般的な木造銭湯の脱衣場と比べて半分位。壁面は500~1000ピース位のジグソーパズルの大作で埋め尽くされています、良く見ると銭湯題材のパズルもチラホラあってこんなのも出ていたのだなと。仕切り側奥中央の柱時計は動いていないのでその上に新しい時計を取り付けてある。

 公道側のベンチは殺風景ですが床の足ふきマットが金魚鉢型だったりスツールがハンバーガーの形をしていたりと可愛いもの好きらしいのは暖簾をこしらえた奥様か?トイレは公道側で扉を開けるとセンサーライトで灯りが点きます。段のある和式便器は如何にもな年季ですが床を板張りで新調していて臭いもせず清潔な感じ。
入り口
 浴室へ、島カラン1列でカランは仕切り側から5-3-3-2と奥側にも2、仕切り側手前に立ちシャワー1あり。ケロリン桶と腰掛を持って珍しい奥側のカランに陣取る、カランは和栗のボタン式と古い無刻印のレバー式があり、宝や日の丸扇なら刻印があるからこれも和栗なんだろうか?

 全身をしっかりと拭ってから浴槽へ、外壁側は2点ジェット噴出孔が外壁沿いに2つある浅槽で仕切り側が深槽の2槽、本日は入り口にあった通りリンゴの入浴剤入りなので赤い。湯温低めなので深槽で頑張って浸かっても全然温まらず2点ジェットに移動する、変な向きに有るので足を伸ばせないのですが背中にお湯をあて続けると汗が出てきたので上がって体を洗う。

 シャンプー類の備え置きは無し、カランが白く結晶で覆われているのは何か成分が含まれているのだろうか?外には磁気水を使っているとか書いてありましたが。再び深槽へ、壁画は富士山と砂浜なので三保の松原だろうか?脱衣場同様に奥行きの無い浴室でしてそれでいて高天井はしっかりとあるので逆に奥行きの無さが強調されると言うか、壁面も天井もペンキがハゲチョロで年季を感じさせます。

 立ちシャワーを浴びて上がる、シャワーの水栓が1つしか無いので警戒しましたがお湯の栓でした。私と入れ替わりに若者が数名入って来て妙に若いお客が多い、そう言えば私が来た時にも若者がいて会社の寮か大学が近くにあるのか?と思ったら千葉大学の園芸学部がすぐ近くにあるのですね。帰りは水戸街道から千葉街道を目指す筈が通り過ぎてしまい昭和通りならぬ築地方面へ遠回りしてしまいましたが無事に帰宅しました。
全景

宮前湯
https://www.city.matsudo.chiba.jp/miryoku/kankoumiryokubunka/odekakemap/map_arekore/yu/miyamaeyu.html
https://www.sanspo.com/geino/news/20180914/sot18091415500006-n1.html 


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