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昌見浴場_ (川口市坂下町) [埼玉県の銭湯]

 土曜日、雑事片付けて風呂屋に行こうか。環八外回りで赤羽まで進んでから122号で埼玉へ、北上して途中鳩ケ谷市役方向の分岐を右に進むと今日の目的地の昌見浴場。17時過ぎでこの界隈に駐車監視員が来るのかも謎なのですがバス通り沿いは無防備過ぎるので脇道に原付を乗り捨てる、駅から近いエリアだけに脇道は飲み屋街ですね。その脇道に入ると煙突が良く見えるので写真を撮ったりする。
煙突
 周囲を検分後改めて正面へ、宮造りではない切妻屋根の木造モルタル銭湯でして破風の無い四角い玄関部分。暖簾を潜ると正面番台裏部分には何か紋様入りのタイルがあるのですがその上に4月だと言うのに11月の火災予防運動ポスターが貼ったままで確認できず、番台裏の小さな引き窓には菱形の紋様が入っていてシャレています。左手が男湯なので下足入れに雪駄を仕舞い引き戸を開けて入場、番台の女将さんに500円玉を渡すと50円釣りが来たので今の入浴料は450円なのか。
入り口
 良い感じの古い木造銭湯ですが掃除があまり良くなくてガラス戸が汚れている、高天井は目の粗い格天井でロッカーは島と外壁側に有るので外壁側を使用しますが脱衣籠を使う常連さんも多い。仕切り中央奥にテレビがありその上には古い柱時計、トイレは濡れ縁に出た先で縁側の板がガタガタでかなり危険、水を張った容器にジュースの空き缶が浮いているのは雨水が溜まっただけなのだろうか。


傘入れの裏
 トイレは濡れ縁の少し先にある離れで段のあるキレイとは言えない白い和式便器ですが便器自体は昭和後期のそれほど古くも無いものね、外にあるお陰で臭いはそれほどしない。トイレから出て荒れた前庭の先にある壁面から円筒形のパイプがボコボコ飛び出ているのに仰天しましたがどうやら下足ロッカー内部の傘収納用の穴を後ろから見ているだけらしい、これだと傘が雨晒しになって雫が靴まで滴って来そうです。

 浴室へ、島カラン1列でカランは外壁側から6-3-3-4と仕切り側手前に立ちシャワー2、島カランにはシャワー無し。昌見浴場のロゴ入りケロリン桶と腰掛を持って仕切り側のカランに陣取る、カランは日の丸扇刻印のボタン式。全身をしっかりと拭って浴槽へ、白湯側は腰が90度に曲がったお爺さんが塞いでゆっくりゆっくり入ろうとしているので遠慮して仕切り側のくすり湯浴槽へ。

 浴槽の縁下20センチ位までしかお湯が入っていませんが入ると浴槽自体は深かった、ぬる湯でお湯が一杯に入っていない分浴槽内壁の補修痕をじっと見つつ入っているとほとんど1名用な広さの浴槽なのにもう1名入ってきたので仕方なく出るとそこに別の老人が入って常連2名で談笑を始めたわ。よそ者の私がジャマだったのか、理由はともかく上がったので正直全然温まっておらず寒い位ですが体を洗う、シャンプー類の備え置きはなし。

 先ほど白湯に入ろうとしていた常連老人が上がろうとしているので今度は空いた外壁浴槽へ、外壁側が寝風呂になっており中央部分は白湯ね。くすり湯よりは熱いですが言うても40度チョイで熱湯と言うほどでもない、頑張って入ってまあまあ温まってからハンドシャワータイプな立ちシャワーを浴びて上がる。壁面には富士山をバックに白波が立っているので西伊豆かな?何故か14、9、21、23と下に書いてあり平成14年と言う事だろうか?ビジュアルは浴槽上のタイルが黒いダイヤ模様なのが珍しくて面白いです。

 帰りは往路をそのまま引き返すだけですが、日中の外は晴れているけれども北風が冷たい状態が夕暮れで一層厳しくなりフード付きのパーカを羽織って良かった。とは思ったけれども緊急事態宣言解除だか蔓延防止発令直前か知りませんが路上に一般車両が大量にいて大丈夫なんだろうか?私も県境を跨ぐ移動しているから偉そうな事は言えませんけど。
全景

昌見浴場
https://www.saiyoku.jp/id-1/1041/
http://furoyanoentotsu.com/masamiyokujyo_hatogaya20120311.html


タグ:番台
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