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広の湯 (埼玉県川口市朝日) [埼玉県の銭湯]

 さて日曜日、今年もコロナだ自粛だの言っている内にもう師走です。例によってJAきみつで買い物をして帰宅、バイクを磨いたりしてから風呂に行こうか。最近はすっかり埼玉の川口づいていると言うか一気に風呂屋巡りをしたいと言うか、環八から赤羽岩淵駅上で122号線に入り先日行った湯パークラヂウム前を通過して仁志町領家町線を右折。いきなり左手に大きなレディースクリニックがあってビビりますがその先右手に煙突が見えてそちらが目的地でバス停も近い。
ダブル煙突
 しかし入り口前に廻るのが一方通行やらでちょっと苦労、煙突も良く見るとステンレス製も有るのでガス?薪も積んであるけど。ぐるりと大回りして正面に出ると塩ビのカマボコ屋根の奥に風呂屋がありその両サイドは小さな商店街なのは全て風呂屋の地所なのかな、お陰で全景が見えない。屋根の奥まで行くと左手に入浴料金1000円の「サウナひろい」があり右手が広の湯、風呂屋前が駐輪場になっており対面の店舗2階のアパート階段出入り口でもあるね。脱衣場部分に千鳥破風のある大型木造銭湯です、外壁側に釜場へ抜ける通路があり常連さんは通り抜けに使っている模様。

 どうやら社殿造り木造銭湯の入り口と左右の前庭を撤去して向かって右半分に瓦屋根の銭湯エントランスを、左半分に木造モルタル2階建ての男性専用サウナ施設を増設したんじゃないかな?原付を停めて右手の自動ドアを抜けて入場、下足入れに雪駄を仕舞うとロビー手前に自販機があるので450円で入場券を買う、女湯だけサウナがありそちらならばサウナ込みで600円。


屋根付きのエントランス
 細長いロビーの外壁側にテレビ、フロントは脱衣場側ではなくロビーを挟んだ向かいで何とこちら側が銭湯で反対側がサウナのフロントになっていた。道理で受動喫煙禁止の筈がやたらとタバコの煙が流れてくるわ、券を渡しながらフロント越しに反対側を見ると常連男性が大声で談笑しているのが良く見える。

 左手の男湯へ、入り口の上部には瓦屋根の装飾がありその上の高天井は折り上げ格天井。男湯側外壁側半分はサウナ室に削られていてそのサウナ壁面にロッカー、荷物を入れてトイレへ。脱衣場と浴室の間を外壁側に出ると段のある白い和式便器があり古いですが清潔、トイレ扉の対面にも半開きの扉があり中を覗いてみるとサウナの機械室。つまりは「サウナひろい」は広の湯男湯脱衣場のサウナ室をサウナ専用施設に改造したのか、銭湯の女湯側に鹿サウナが無いのは男湯サウナを切り離して独立させたからなのね。
サウナは別施設
 トイレ前から外壁沿いに奥に行く通路もありますがそちらは経営者用かな、半自動ではなく手動できっちり閉めないといけない引き戸を開けて浴室へ。島カラン1列でカランは仕切り側から10-4-4-5で仕切り側手前に立ちシャワー1、ケロリン桶と腰掛を持って島カランに陣取る、カランは日の丸扇の古いレバー式ね。全身をしっかりと拭うともう師走だけに末端がかなり凍えてお湯が熱くて沁みます。

 中央の台浴槽へ、凸型をしているので仕切り側にカランが10有るのに島カランが4しか取れないと言う。中央奥で滝風にお湯を循環させていて仕切り側に行くと1点式ボディジェットと2点ジェット、外壁側にはうたせ湯とでんき風呂にジェットがあり全てがボタン式。でんき風呂ボタン式なのは初めて見ましたよ、意外とジェット作動しっ放しよりは良さそうだけれども。

 先ずは仕切り側の1点ボディジェットへ、仕切り側だけ深くなっていて良いな。隣のジェット座風呂を試してから反対側外壁側ボタン式でんき風呂に移動して入ってみますが刺激が弱い、気を取り直してその後方にあるうたせ湯ボタンを押すと最初は冷水が出てその後はデタラメにお湯が落ちてくる。マッサージ効果とかツボ押しは全然期待出来なそう。その隣の幅50センチほどの寝風呂は肩まで浸かってボタンを押すと水圧で射出されそうになります、半身浴するのが正しいのか。この寝風呂が一番良くて他のお客は連続でやり過ぎてホカホカになっている人もいた、この狭さは確かに癖になると言う。

 ボタン式ジェット類に疲れて突出部分の何も無い部分でしばしノビてから上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは無し。今度は外壁側脱衣場寄りのくすり湯浴槽へ、浅いが広い浴槽でメイン浴槽よりぬるい。しかしこのくすり湯浴槽は元々水風呂だね、浴槽の浴室床部分がスノコのなっていて冷水がカランエリアに行かないようになっているし外壁側の稼働していない吐水口も冷水が出ていた部分。

 やっぱり昔は普通にサウナを増設した銭湯だったんじゃないのかな、湯パークラヂウムと広の湯の中間地点に「スパロイヤル川口」と言うスーパー銭湯があるので対抗する為にサウナ部分を独立させたのかね。とか勝手な想像をしつつ妙に落ち着く狭い寝風呂でジェットをブクブク。壁画はタイル画で岩場を流れ落ちる2筋の渓流ね、ちょっと服の選択を誤りまして帰りは湯冷めしそうなので念入りに温まってから立ちシャワーを浴びて上がる。

 サウナも無いのに16時40分から1時間も滞在したのはボタン式ジェットが豊富だったの復路を考えてしっかりと温まったからかな?相客は常時5名程度でした、サウナで喫煙しつつ談笑している常連達はもっとずっといたかもしれない。帰りは当初ホカホカでしたが上着の生地が薄過ぎてすぐ湯冷めしてしまい最終的に我慢の帰路に、1時間以上の行程をかけてバイクで行くのが異常なんですけどね。
全景

広の湯
https://www.saiyoku.jp/id-1/1022/ 
http://furoyanoentotsu.com/hironoyu_hatogaya20100505.html


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