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寿湯 (板橋区上板橋) [東京都板橋区の銭湯]

 土曜日、家事を済ませて泳ぎに行って帰宅すると16時。川口市の銭湯に行きたいのだけれどもこの時間から出たら途中で日が暮れてしまいそう、案の定環八の練馬区間でもう夕暮れ時になってしまったので川越街道で右折して上板橋商店街の寿湯へ目的地変更。前回は5年前の年末に来たんだよな、上板南口銀座商店街のコモディイイダの正面路地奥です。
上板南口銀座商店街
 路地奥銭湯でちゃんと千鳥破風もあるのですが路地部分天井にテントがあるため良く見えない、とは言っても風雨をしのぐ事が出来るテントの方が余程有難いのですけどね。路地部分に原付を突っ込んで周囲を検分、上板南口銀座商店街は小売店が元気だし活気も有って良いです。路地に入ると寿湯の真裏に出てパイプカットされた油井型の煙突が良く見える、蓋がされているので今はガスか何かでもう使っていない風。その先の小さな公園から良く見えるかなと思いきやそうでも無かったので正面へ戻る。
煙突跡
 テントの隙間から千鳥破風を観察してから下足入れに雪駄を仕舞い自動ドアを抜けて入場。小さなロビーは左手男湯側にテレビと椅子あり、正面のフロントでご主人に回数券を渡しつつ「サウナも」と告げると下足の札と交換に赤いナイロン製バンドと黄色い手拭いを貸してくれる。左手の男湯へ、路地裏ですが大型の躯体で高天井は折り上げ格天井ね。ロッカーは外壁側と中央を囲む様に配列されていて外壁側の床部分だけカーペットが敷いてある。


 トイレは浴室との境外壁側のドアを開けた外で扉には昭和な縦縞のすりガラスが入っているのがオシャレ、しかしトイレは人感センサーで自動に灯りが点く中々のハイテク。外壁側の窓の細工は建物竣工時と思しき細工が残っていますが便器は洋式でシャワートイレが付いていないのが今時逆に珍しく感じる、入り口側のガラス戸を開けると濡れ縁に植木の苗一本だけある前庭が有りますが路地奥だけに真っ暗で現在は喫煙スペースとして機能している風。
路地奥銭湯
 浴室へ、路地奥とは思えない広さ。島カラン1.5列でカランは仕切り側から5-5-5-5-0-3と仕切り側手前に立ちシャワー2、立ちシャワーを浴びて外壁側脱衣場寄りのサウナへ。2段式定員6名で壁面の温度計は100度弱、入り口脇壁面に5分の砂時計がありBGMはピアノアレンジの映画音楽。入って砂時計をひっくり返してすぐ全身が冷えているので浴槽で先に温まってから入れば良かったと後悔、そのまま汗が出るまで10分頑張って出る。

 4つ並んだ浴槽の外壁側が水風呂、広くて浅いのを独占してちょっと冷やしては戻りその後は5-10分と3往復。有線放送が眠くなる選曲で辛かった。改めて浴槽へ、仕切り側から深槽・座風呂・ミクロバイブラの浅槽に水風呂と並ぶ。やっぱり深槽、こう言う古い風呂屋は広くて深い熱めの浴槽が有るから気持ち良いです。しっかりと温まってから上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きはあり。板橋区は標準装備だったかな?カランは日の丸扇刻印のボタン式。

 今度はミクロバイブラの浅槽へ、底がパンチした金属板で穴からブクブク出てくる感じ。壁画は鬼ヶ島から分捕りしたお宝を荷車に積んだ桃太郎一行をウサギが見送るという珍しいモザイクタイル画でして竣工時は子供が喜んだのだろうな、今の子供は鬼が可哀想といか言い出しそうだけど。仕切り側は新しい真っ白なタイルが貼られて何も無し、広い高天井は気持ちアーチを描いているのも珍しい。

 立ちシャワーを浴びて上がる、17時過ぎから18時半前の70分ほど滞在しましたが相客は常時3~4名ほどで近隣老人が徒歩や自転車で五月雨式に集まってくる感じ。帰りは往路をそのまま戻りましたが渋滞は若干緩和されていました。
正面

寿湯
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-602
http://1010itabashi.or.jp/detail/57/


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