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大黒湯 (文京区大塚) [東京都文京区の銭湯]

 日曜日、次から次へと雨雲が流れてくる天気ですがお出かけ、ゲリラ豪雨の隙間を縫うように帰宅したら16時半です。9月になって日の入りが早くなって来たので遠方は止めておこうと思いつつ原付を起動、当初は昭和通り方面に行くつもりが大塚方面へ。不忍通りと春日通りの交差点脇に大黒湯があるわそう言えば、前回は2011年の1月なので10年近く行っていません。

 裏手に原付を隠して周囲をぐるっと検分、裏手から煙突が良く見えるかな?不忍通りから見えたりもするし。と思ったら高源院と言う隣のお寺からの方が良く見えそう、春日通り沿いはす向かいのオシャレな建物はお茶の水女子大か。検分の際に銭湯右手に来客車専用駐輪場を発見したので原付はそちらへ移動、しかし左手コインランドリー前の区会議員の看板までも9年前と全く同じですね。
全然変わらない
 左右にある下足入れですがフロント式なのでいつもの番号がある方に入れて自動ドアを抜けてフロントへ、若女将に回数券を渡しつつサウナもと言うと「今サウナ客が6人いる」ですと。しかし入れ替わりに1名出てきたし大丈夫じゃないかな?百円で下足の札と交換にリストバンドを貸してくれる。右手の男湯へ、フロント改造で脱衣場を削った風呂屋ですが元が大型なので窮屈ではない。外壁側のロッカーに荷物を入れると天井に大型のパネル画が、男湯側に秋冬で女湯側が春夏だけど他所の風呂屋の絵なのか。


煙突
 トイレはコインランドリー裏なのですが、引き戸を開けて濡れ縁に出るレイアウトなので前庭を潰して男女ともコインランドリーにしたのだな。塩ビの波板で覆っていますが隙間があるので外気とコインランドリーならではな熱気が少し入って来る。トイレは古い洋式ね。浴室へ、島カラン1列でカランは外壁側から8-7-7-5、仕切り側手前に立ちシャワー2。ケロリン桶と腰掛を持って島カランに陣取る、島カランにはシャワー無しでカランは和栗のボタン式ね。

 全身を拭ってから仕切り側の一番脱衣場寄りにあるサウナへ、先客5名の筈ですが常時相客は1~2名。スチームサウナでして詰めれば4~5人は入るかな?窓際に樹脂製の砂時計が2つ置いてあり黄色は3分で青は何と10分、新宿区の銭湯ドライサウナで8分の砂時計が有るところは何軒か見ましたが10分は初めてだ。5分の砂時計2回で充分じゃないかなと正直思いますがスチームなので10分いってみよう、流石に10分粘るとマイルドに発汗し続けて苦しくもなく気持ち良いです。

 出てすぐ隣の立ちシャワーへ、2つ並んだ両方とも洗面台のある不思議なシャワーブース。どうやら水道水らしく浴び続けてもあまり冷えない、実は水風呂があったのだけれどもこの時は思い至らず再度サウナへ、そう言えば前回も全然気付かなかった。しかしスチームサウナはテレビも無く脱衣場で流れていた有線放送のBGMも無く、10分の砂時計は長いので今度は8分位で出てしまった。水シャワーだと冷えが甘いなと浴槽に向かうと外壁側に小さな1名用の水風呂を発見した次第、浴室の対角線上にあると常連以外は見落とすよ。脇のカランで体を洗っている人がいるのでそっと入ると冷水が溢れないね。

 水風呂は20度位に冷たかったので気持ち良くてしばらく両手両足を縮めた姿勢ながら伸びて体を冷やしてからお湯の浴槽へ、水風呂横の外壁側に外壁側を向いて入るジェットとバイブラの浅槽と仕切り側にくすり湯の深槽。先ずは水風呂裏手の浅槽へ、レイアウト上仕切り側を向いて入るしかないのですがジェットに入っている人と向かい合わせになって何か気まずい。しばらく頑張ってからくすり湯へ、深槽ですが浴槽の奥と手前に腰掛台があるので逆さにした凸みたいな浴槽で足は伸ばせず折りたたんで温まる。
湯気抜き窓
 上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは浴場組合謹製の使い辛いフォームタイプと夏ならではなメンソールタイプのボディソープが有ったのでメンソールでスースーしよう。再びくすり湯浴槽へ、こちらの高天井は板橋区の松の湯と湯~ハウス同様の八角形の湯気抜きがあるとても珍しい形式。横浜の安善湯にもあったか、このブログで既に3つ廻っているので有難味が無いかも。立ちシャワーを浴びて上がる、出入口脇の機械式な大型体重計に乗ってから外に出るともう暗い。17時40分前から1時間ほど滞在、ウリはやはり八角形の湯気抜きですがサウナも良いですよ。
全景

大黒湯
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-99
http://www.sentou-bunkyo.com/daikokuyu.html 
http://www.kt.rim.or.jp/~tsukasa/sento/Diary/tokyo/bunkyo/daikoku.htm
http://furoyanoentotsu.com/daikokuyu_myogadani20100730.html 


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