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荒井湯 (墨田区本所) [東京都墨田区の銭湯]

 日曜日、朝から豪雨で昼前に上がるも東京湾上空に熱雷雲が居座り続けているので警戒。宮崎台のJAセレサモスに買い物に行ってすぐ自宅に戻りましたが今日はもう降らない感じなので10年ぶり位に東雲ライコランドへ、二輪用品は全般的に値段が上がっているなと。357号線沿いなので明治通りから北上して何処かしばらく行ってない風呂屋に行こうかな、しかし本日は久々涼しいのでサウナ要らないなとか思っていると行き先が決まらず浅草通りまで北上。

 これではイカンとスカイツリー下を通過して春日通りに入って荒井湯、観光地浅草とスカイツリーの間ですが道路を車がほとんど走っていない。こちら路地の奥にある銭湯でしたが路地左手の建物が無くなってコイン駐車場になっていた、そのお宅のアジサイが良い感じでしたがそれも撤去済み。お陰で春日通りから銭湯躯体が良く見えるようになりましたが風情は無くなって良いんだか悪いんだか。
手前の家が無くなった
 正面右手の幅員50センチ位の路地に入ると男湯側前庭のすぐ裏を通過して裏の道へ、正面から見るとコンパクトな銭湯ですが裏手の自宅部分はかなり大きい。裏に廻ると油井型の煙突が良く見えるかと言うとそうでもない、そのままぐるっと廻ると女湯側隣も空き地になっていてトタン屋根の躯体や浴室が良く見える。春日通り側に戻ると黄色地に青で荒井湯と入った行灯に緑色のテントなコインランドリー前の電飾看板と案外派手、そのせいか常連さんが続々と出たり入ったりしている。



 通路に原付を突っ込む、何せ都心なので公道に停めておくと駐車監視員の餌食になってしまう。唐破風の瓦の上から草が伸びているのが何とも言えない、唐破風下の蛙股左右には波間を飛ぶ小鳥の鏝絵があり見どころあり。鏝絵と言っても漆喰ではなくコンクリートなんだとか、左右の前庭が有った部分の塀に扇型のくり抜きがありますがそちらもガラス窓にアクセントを付けているのも鉄筋だ。
壁の装飾
 正面に傘ロッカーのある入り口を入って右手の下足入れに雪駄を仕舞う、その上にも松の木越しに山の上を舞う丹頂の描かれたコンクリート鏝絵。男湯側は的を矢が射抜いた当たりの札を、女湯側は大入りと書かれた札をそれぞれ鶴が加えている。引き戸を抜けるとフロア位置に下げた番台があり仕切り奥上のテレビを視聴中のご主人に回数券を渡して入場、番台式ですがロッカーのレイアウトを工夫してフロント式銭湯風になっている。
コンクリート鏝絵
 コンパクトな脱衣場ですが天井は折り上げ格天井、島ロッカーではなく公道側ロッカーに荷物を入れてマンガを読んでいる常連さん脇をすり抜けて外壁側へ。先ほど抜けた路地の内側は溶岩の築山と錦鯉の泳ぐ大きな池のある庭、濡れ縁は板張りではなく黒い玉石を埋め込んだ石造りになっておりそれを公道側に進むとトイレ。節水タイプの洋式便器が入っており綺麗なので座りション。

 浴室へ、島カラン1列でカランは仕切り側から7-6-6-2、但し島カランの一番手前には鏡もシャワーも無い。外壁側は浴槽と2つ並んだ立ちシャワーの間にカランが2つ、ケロリン桶と腰掛を持って島カランに陣取る、カランはメッキがピカピカな和栗のレバー式でちょっと珍しく島は2~30年前に新調した良く見るオレンジのタイルの奴ね。

 浴槽は奥の仕切り側がくすり湯なのに高温浴槽で中央が白湯の座風呂と外壁側にミクロバイブラ浅槽、それと外壁沿いに低温浴槽。高温浴槽が空いているので先ずはそちらへ、44度とそこそこ熱くて深槽なのでコレコレ、こう言うのに入りたかった。しばらく頑張ってから今度は低温浴槽へ、低温と言ってもそこまでぬるくはないですが1名サイズ浴槽を独占してノビる。

 上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは脱衣場側壁面棚に2セット有ったのを気付かず持参した物を使う。体を洗ったらミクロバイブラ浴槽へ、壁画は27.6.27ナカジマとサインの入った富嶽三十六景神奈川沖浪裏をモチーフにしたもの。北斎美術館近いものね、富士山描写は銭湯絵師のこだわりがあるのと波がもっとスピーディな感じにアレンジされています。

 カランのシャワーがそのまま高い位置に付いている立ちシャワーを浴びて上がる、島カランの鏡の無い部分が広い台になっていて便利。18時前後の40分ほど滞在しましたが常時相客は10名前後いた人気の風呂屋、年配の常連ばかりではなく若い子連れパパやら3~40代の人もいたので幅広い世代に愛されているなと。帰りは馴らし千キロの原付が千キロ超えていましたがオイル交換して馴らし完了と言う事で本日は引き続きゆっくり帰りました。
正面

荒井湯
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-146
http://www5e.biglobe.ne.jp/~wadyfarm/sumida47a.html
http://furoyanoentotsu.com/araiyuhonjyo20080307.html 


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