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日の出湯 (江東区住吉) [東京都江東区の銭湯]

 日曜日、やっと梅雨が明けたので大型バイクで160キロばかり走り回って帰宅。では風呂屋に行こうかなと、8年前に行った江東区住吉の日の出湯にでも行くか。引き続き慣らし運転中の原付は法定速度程度しか出せないので流れの速い湾岸道路は止めて京葉道路を進む、錦糸町の楽天地がパルコになっていて少しビックリした。四ツ目通りを南下してスーパーライフの手前、通り沿いですが奥まっているので少々解りづらい。
奥まった入り口
 前回は裏のビル壁面に据え付けられていたステンレス製の煙突はそのままで社殿造りでは無いものの3方に千鳥破風があります、正面の路地に原付を停めて入場。店名の表札がある入り口は新し目のタイルで覆われていて番台裏手壁面も同じタイルなのが残念、改装前ならばそれこそ九谷焼の宝船タイルとかあったんじゃないだろうか?右手の下足入れに雪駄を入れて自動ドアの引き戸を抜けて入場。

 左手番台のご主人に回数券を渡して入場、小さめの施設ですが高天井は折り上げ格天井で外壁側濡れ縁に出る引き戸は高さ170センチ位と古さを物語ります。ロッカーは島と公道側にあるので公道側へ荷物を入れる、島ロッカー上には血圧計があり常連さんが入場して早速測定していましたが落ち着いて呼吸を整えてからの方が良いんじゃないだろか?


煙突
 外壁側は拡幅した前の引き戸のさんがそのまま残っていて木枠の引き戸も健在、手で押すと軽々動くのでこう言う古い施設は経年で躯体が歪んで動きが渋い事が多くてこれは凄いと思ったら窓にはガラスではなく透明の樹脂板が入っているから軽いのか。これなら容易に動く筈だよねと納得、外に出るとニスを塗ってピカピカの濡れ縁と前庭ですが都心部の住宅密集地だけに侵入対策がしっかりしている。トイレは濡れ縁の先で古いらしく背の低い洋式便器ですが掃除は良いです。
歴史ある建物
 浴室入り口に棚がありますがサウナはない浴室へ、新調した島カラン1列でカランは仕切り側から6-4-4-4と外壁側手前に立ちシャワー1、無印のケロリン桶と腰掛を持って仕切り側に陣取る、カランはメッキをかけ直した和栗のボタン式ね。全身をしっかりと拭って浴槽へ、仕切り側が2名用座風呂に改造された深槽で外壁側は広めで外壁側にミクロバイブラのある浅槽。浴槽の幅一杯にステンレス製の冷水枕がある。

 最初は座風呂へ、と言うより17時40分過ぎは混雑していて冷水枕にずらっと6人並ぶ状態ですよ。冷水枕がちゃんと冷水で冷たいので後頭部を当てたいのですがそれだと顎まで湯に浸かる事が出来ずイマイチ、浅槽が空いたので移動する。ミクロバイブラでブクブクやられつつ浮上、浅槽は恐らく都内どころか国内唯一と思われる家風呂の様な「追い焚きボタン」が壁面にあるのですよ。

 口上を読むにボタンを押せば湯温が上がる筈です、しかし梅雨の開けた真夏の都内で40度ほどの浴槽に常連さん達が気持ち良さそうに入っているところで興味本位にボタンは押せないので気にはなるけれどもそのままブクブクやってから上がって体を洗う。シャンプー類の備え置きは島カランと外壁側に2セット有り、カランのシャワーは水量がありますが浴槽同様にぬるめだなと。

 再び座風呂へ、天井は良い木造銭湯の高天井で壁画は男湯側に富士があり渓流の図なので富士川かな?仕切り部分にちょっとした山が描かれています。湯温が40度なので頑張っても大して温まりもしないので上がる、冬場はどんな感じなんだかね?立ちシャワーはレバーが付いていて、朝顔式のシャワーとホースが短いハンドシャワーの切替えが出来る様になっている。18時前後の40分程滞在しましたが常時相客が5~6名いたのは時間が遅い都心の風呂屋らしい。

 コロナで自粛する内に日の入りが早くなってしまったな、帰りは流れの速い357号線に行ってみますがデジタルタコグラフで法定速度厳守のトラックを見つけてはペースメーカーにして飛ばさぬように帰宅しました。
入り口

日の出湯
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-176
http://www.kt.rim.or.jp/~tsukasa/sento/Diary/tokyo/koto/hinode.htm
http://www5e.biglobe.ne.jp/~wadyfarm/koutou8.html
http://furoyanoentotsu.com/hinodeyu_sumiyoshi20100725.html 


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