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松の湯 (品川区西五反田) [東京都品川区の銭湯]

 土曜日、仕事が繁忙期に突入したのでプール通いを遠くの大蔵総合運動場プールから地元に変更したかったのですが区内の屋内プールが全て改装工事中。日をずらす工夫とかは無いのか?検索すると目黒区の緑ヶ丘小学校屋内プールを開放していたので行ってみたらとんでもなく浅くて底に手が当たるのですが何とかノルマの距離を泳ぐ、場所はみどり湯から50メートルも離れていないのでこのままみどり湯へとも思いましたが洋服直しに出した服を取りに行かねばならず一旦帰宅。改めて風呂屋に行こうとなるとまだ16時なのでかなり遠方にも行けそうですが風が強いのと夜は寒いらしいので近場へ。

 と言う訳で桐ケ谷斎場に程近い松の湯へ、自慢じゃないが番台時代から何度も通っていますが明るい時間に来たのは初めて、立派な唐破風や宮造り部分ののし瓦を堪能、脱衣場上部窓のウロコ模様は防犯でワイヤーの入ったガラスなだけか。正面から左手の道に出るとそちらに自宅部分の入り口があり地所は広大なのね、煙突はガス化された際に撤去されていますが下半分はまだ残っている様子。
のし瓦が見事


 正面に原付を停めて入り口へ、格天井の玄関部分で番台時代のまま左右に別れた下足入れ右側に防寒靴をしまい自動ドアを抜けて正面フロントの女将に回数券を渡して右手の男湯へ。フロント部分が前庭の半分まで囲われているので脱衣場に入らず灯籠のある池を堪能出来る、女湯側は前庭を潰してコインランドリーなので女性客にも見てもらう配慮?向かいはグラウンドなので覗かれる心配は無い。折り上げ格天井のロッカーは島と外壁側で新設の通路裏にはマンガ雑誌のコーナー、壁面には宝船に大入りと書かれた額や大黒天と恵比寿天の額があり寄贈者はプレス工場。周辺にほとんど残っていませんが町工場が残っているので、昔は工場町の真ん中にあったのかもしれない。トイレは濡れ縁に出た先ですがシャワートイレ、その濡れ縁が雨ざらしではなくニス塗ってピカピカなのが良いです。
煙突
 木製の大きな引き戸を開けて浴室へ、島カラン2列でカランは仕切り側から6-4-4-4-4-4と外壁側手前に立ちシャワー2、仕切り側島カランの外壁側だけ何故かシャワー無し。カラン周りの改修はそう昔の話でも無い風なのですがね、松の湯と言えばな木の桶と腰掛を持ってそのシャワーの無い島カランに陣取る、カランは日の丸扇刻印のボタン式。プールのシャワーがショボくて全身にカルキが残っているのでしっかりと拭ってから浴槽へ。

 仕切り側からバイブラの深槽、中央は円形浴槽で外壁側は浅槽。全て白湯と言うか3槽とも底が繋がっている。先ずは浅槽へ、本日朝は寒かったものの日中暖かだったからかぬるめの40度そこそこ。何かジェット的な物が欲しくなって隣の円形浴槽へ移動、4つのジェットはお湯が回転する様に噴射されているから横を向いてジェットを背中に受けていると汗が出てきたから上がる、泳いだ後だけに代謝が高いです。
横から
 上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きはあるのですが使い辛いフォームタイプなので持参した物を使う。今度は深槽のバイブラへ、本当に深かった。ペンキ絵は男湯側が三保の松原と黄金富士で女湯側が西伊豆から見た富士とそれぞれに富士山が描いてある、初めて来た時には見附島でやはり銭湯経営者は北陸出身者が多いなとか感心したのに。天井までペンキが剥げる事無く綺麗に塗られていて手入れが良いですね。立ちシャワーを浴びて上がる、外壁側の窓は流石にアルミサッシなのか。日中暖かだったので脱衣場の暖房が切ってあって少し寒いね。16時半過ぎに来たので出たのが17時15分、まだ外は明るくて日の入りが少しずつ遅くなっています。
全景

松の湯
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-408
http://shinagawa1010.jp/list/matsunoyu_a/
http://www.kt.rim.or.jp/~tsukasa/sento/Diary/tokyo/sinagawa/matsuno.htm
http://www5e.biglobe.ne.jp/~wadyfarm/shinagawa3a.html
http://furoyanoentotsu.com/matsunoyu_fudomae20080627.html


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