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松乃湯 (足立区保木間) [東京都足立区の銭湯]

 日曜日、予定では久々のツーリングでしたが午前中雨の予報で中止に。最後に大型バイクに乗ったのは9月末位かもしれない、やや体調が悪いので中止はそれで良いけれども。予定通りなら鋸南町に行った帰りに君津の農産物直売所に寄るつもりでしたがツーリングが無くなったので車で行ってみると確かに道中で雨に降られた。帰宅後出勤してはがき作成をする、昨日は行事があり泳いでいませんが金曜日夜に30キロ走ってヘロヘロなので今週は良いや。

 そんな具合にツーリング中止で時間に余裕が出来たので15時前に出発して銭湯に行こう、都心に出てから4号線をひたすら北上すると埼玉県との境手前右手に油井型の煙突が見えてくるのでその先陸橋下で右折して日光街道沿いにある三菱自動車裏手に出ると発見。日光街道の側道から入って来る道沿いにあり対面に美容院と居酒屋と言う風呂屋の門前町の典型と言うかね、その居酒屋に「湯上りセット」と言うのがあって笑った。
煙突と全景
 事前情報でフロント改造した宮造りの銭湯なのはわかっていて、そうなると外観はあまり見どころないかなと思っていたらどうして。懸魚はあるし雨どいは板金職人が赤銅を叩いて作った家紋入りの一品物、すぐ脇に歩道橋が有るので上から観察すると鬼瓦には火除けの「水」ならぬ「金」の文字で金運を招いている?周囲をぐるりと廻り三菱のディーラーから隣の生け垣の家が典雅だなと思ったら農家だった、しかし足立区は今道路整備をして隙間は狭小分譲住宅で埋め尽くすつもりなのか裏手も小奇麗な建売住宅がずらりと並んでいる。


鬼瓦と懸魚
 正面に原付を停める、入り口から奥の浴室入り口がまる見えで左手の窓にはブラインドが降りている。自動ドアを抜けて右手の下足入れに雪駄を仕舞い広いロビーへ、ブラインドを閉めた窓の内側にはテレビとソファあり。フロントの女将さんに回数券を渡して左手の男湯へ、壁面も高天井もクロスが貼ってあり味わい深い外観とは違うね。板張りの床は中央が大きく沈み込む痛み具合で外壁側のロッカーに荷物を入れる、フロント化で前庭を全て潰したかと思いきや実はしっかり残っているね。トイレは外壁側の前庭手前で段のある和式便器と群青色のタイルで古い割には掃除が良いです。
入り口
浴室へ、島カラン1列でカランは5-5-5-5、仕切り側手前に立ちシャワーあり。ケロリン桶と腰掛を持って島カランに陣取る、カランは日の丸扇刻印のボタン式。今日から師走だけに手足の末端が気温で冷えてお湯が熱く沁みるので念入りに全身を拭ってから浴槽へ、仕切り側が座風呂に改造された深槽で外壁側が気泡の浅槽。気泡に入ったら熱いのなんのって湯口が有るから当然か、座風呂側はかなりの温度差で適温なのでそちらで伸びていると相客の常連さんが壁のボタンを押してジェットを作動させるのがお湯に慣れない間は辛い。

 体がしっかり温まってから浅槽の更に外壁側にある無料のスチームサウナへ、常連さんが中で体操しているから入り辛かっただけなのだけれども。スチームサウナと言えば大体ベンチの面積そのままの細長さなのにこちらはスクエアでその余裕がデッドスペースになっているのが勿体無い、スチームサウナにしては珍しい室温55度超えで体をお湯で予熱してきただけに汗も良く出る。しかし扉の脇に浴室との通気口があり足下に冷たい空気が吹き込んでくるのがうね、夏なら気にならないのだろうけれども。

 汗がしっかり出たので一旦出る、水風呂は無いので立ちシャワーに行き水の水栓を全開にしてもボタボタと滴り落ちる程度の水量なのか。全身をガッツリ冷やすには程遠いのですが何とか冷却してもう一度サウナに戻ったり2往復、スチームサウナは無料でも大抵常連さんにはあまり人気が無いのですがこちらは常時誰かが入っていました。

 熱湯に入って更に発汗してから上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは脱衣場側壁面左右に2セットあり。カランは熱めだけど体にそのまま浴びて大丈夫な温度で水圧も適当ね。常連さんに座風呂が人気なので空いている熱い気泡へ、壁面はペンキ絵ではなくパステル調の青・緑。ピンクの滲むようなグラデーションのタイル。東京の北端からほぼ南端まで帰るので湯冷めしない程度に温まってから立ちシャワーを浴びて上がろうかと思いきや、水シャワーがショボショボでしたがお湯は全く出ず。仕方が無いのでそのまま体を拭いて上がる、16時過ぎから17時過ぎまでの1時間滞在して時間が早めだけに常連の老人が大勢相客でいました。

 帰りは日の入りでいよいよ暗くなる時刻となり最近なら風呂屋に到着する時刻でそこから帰るから気温もまだ高めで助かりでしたが道は混んでいたのでいつもの様なペースでは飛ばせず大人しく帰宅しましたよ。
赤銅製一品物の雨どい

松乃湯
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-235
http://www5e.biglobe.ne.jp/~wadyfarm/adachi55a.html
http://furoyanoentotsu.com/matsunoyu_takenotsuka20140321.html


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