稲荷湯 （大田区東雪谷）

　今年も浴場組合のスタンプラリーに参加しておりまして１１月の１５日まで、加齢によるのか不明ですがもうスタンプラリーとか面倒になって来てあまり熱心に廻らず９月１５日からのイベントなのに１２個のスタンプが揃ったのが１１月３日だと言う。まあ今年は週末に雨が降ったり台風が来たりであまり廻る事が出来なかったし。景品のレジャーバッグ交換が出来るのは？と言うのは１１月になると品切れとなる交換浴場が増えて来て、近場だと何処だろうかと言うのは調べたら大田区の石川台にある稲荷湯だった。

　昔は近くに住んでいたのでちょくちょく行っておりましたが最近は全然だわ、金曜日に仕事帰りに行こうかと思い立ち一旦帰宅後原付を起動して向かう。東急池上線の石川台駅から希望ヶ丘商店街を進みスーパーで右折して呑川の手前、右手がコインランドリーで左手が風呂屋の入り口。右手に原付を停めるとゴミ捨て場に上階稲荷荘の入居者募集の広告が貼ってあり入浴無料ですと、ワンルームならユニットバスだろうから大きな風呂屋の浴槽が無料で使えるのは良いね。

　左手の入り口は階段で２段高く、今は多摩川への放水路があるからまず溢れませんがかつて頻繁に氾濫した呑川への備えが感じられる。左手のアクリル扉の下足入れに雪駄を仕舞う、右手にまめに模様替えをする大型の水槽があり周辺至る所に亀の子束子で作った様な人形が多数。自動ドアを抜けてロビーに入り右手のフロントへ、ご主人に回数券を渡しスタンプの揃ったシートを出すと景品のレジャーバッグをくれるがウムム、こんなのか。図案は可愛いけれども素材は安っぽいな、実用品にせずコレクションかな。

　ロビーは奥に大型のテレビがあり木のベンチに座って見る感じ、右手の男湯への通路には空気清浄機。脱衣場はビル銭湯らしいコンパクトさで外壁側ロッカーに荷物を入れる、トイレは外壁側で昔は段のある和式だったのが何度かの改装を経て今ではＴＯＴＯの節水タイプの洋式便器に、シャワートイレではないね。浴室入り口右手の立派なお風呂セット置き場はスルーして浴室へ、外壁沿いにカラン８と一番奥に介護用椅子とハンドシャワーのあるカラン・奥側にカラン３つ。そして島カランの代わりに仕切りのあるカランが２つ×４つ、脱衣場側にお湯用と水用に別れたハンドシャワーのある立ちシャワーに脱衣場から入って正面に足洗い用のハンドシャワー。

　仕切り側手前にはドライサウナ、過去に１度だけ入りましたが何と５００円と言う新宿区のサウナ並の値段がするのでそれきり入った事がありません。今回久々に行ったら３００円に値下げしていた、無料のサウナも多い大田区の相場からすると３００円でも高い気がしますがね。流石に平日夜にサウナは贅沢なので今回は値下げしていたのにパス、外から見た感じでは明るく綺麗にリフォームされていました。上下２段定員８名ほどで室温１００度だから良く発汗しそう。

　ケロリン桶と腰掛を持って外壁側カランに陣取る、カランは日の丸扇刻印のボタン式。カランのお湯は熱かった記憶がありますがぬるめで早い時間は熱くないのかね？全身を拭ってから浴槽へ、１９時４０分と言う微妙な時間なのに案外と混んでいるのは仕事帰りに一風呂浴びる人が多いのか？奥の黒湯浴槽と壁際バイブラの浅槽に一番奥のつぼ湯マッサージは埋まっていたのでつぼ湯の手前にある１点ボディジェットの深槽へ、背中にお湯を叩き込んだら水風呂に入り今度は黒湯に入る。黒湯は透明度高めの緑がかった色でしてぬるめ、水風呂に戻り今度はバイブラと浴槽を一通り堪能。

　上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きはなし。残ったつぼ湯マッサージに仕上げで入る、壁画は仕切り側にモザイクタイルでアルプス？と手前に湖畔の森、樹木が日本風ですが右手の建物は赤瓦の西洋風。立ちシャワーは誰も使わないらしくお湯に切り替わらないので諦めて外壁側奥の介護椅子のあるカランでハンドシャワーを浴びて上がる。近くに住んでいた頃は２２時台に来ていて、その時間だと若い人で賑わっていましたが２０時頃は随分と客層が違いますね。コインランドリーの使用方法説明が象と人魚のマンガなのが可愛かった。


稲荷湯
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-476
http://ota1010.com/explore/%E7%A8%B2%E8%8D%B7%E6%B9%AF/
http://www.kt.rim.or.jp/~tsukasa/sento/Diary/tokyo/ohta/inari.htm

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