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鶴ヶ城 (会津若松市追手町) [郷土博物館]

 会津観光に行って、初日は市内の竹の湯で汗を流した後近くの良さそげな居酒屋に入って値段の書いてない地元の日本酒をガバガバ飲んだらあっという間に酔っぱらってホテルで沈没。翌朝は睡眠時間も充分ですがやや二日酔い気味お疲れ、バイクで来たのに帰路の埼玉県や栃木県は朝から警報が出るレベルで記録的短時間豪雨が襲来しているそうで時間調整して帰らねば。会津観光と言えば飯盛山でしょう、と先ず行きましたが白虎隊関連の展示は内容が重すぎて酔いも吹き飛ぶと言うか二日酔いが悪化するレベル。記念館は白虎隊単独ではなく戊辰戦争と会津藩とでも言う内容で良かったです。

 白虎隊自刃の地から鶴ヶ城が見えると言うのが正直脇にいた子連れパパの声を聞くまで天守閣を発見出来なかったのですが、それでも次は鶴ヶ城へ、昨日大内宿から121号線を北上して会津入りした際右手に見えたのでそれを南下すれば良いかと思ったら城の西側で渋滞したりバイクを停める場所が無くて迷走。体育館から県立博物館脇に出るとバイクを停めても良い場所が有ったのでようやっと駐輪、暑いのに亀の甲みたいなプロテクターを背負っていたのを脱ぎ捨てて二の丸から観光客の流れに乗って進むと天守閣。入場料は510円でJAF割引は使えず、と言うより会津は大体JAF割ダメでしたね。
天守閣
 場内に入るといきなりかつては塩の貯蔵庫だったと言う城の基部、上に上がって1層目は企画展で収蔵品の刀剣を展示してあります。昨今は刀剣の萌え化だか擬人化した刀剣乱舞とか言うゲームがあるからか結構な混雑具合です。鶴ヶ城も飯盛山同様に全力で白虎隊関連の展示ですのでもう自刃しただの切腹しただのの解説文を散々読んだ後にショウケースの向こう側とは言え刃を付けた抜き身の刀剣類を見るとゾッとします、これで自分の腹を切ったり咽喉を突く事を嫌でも嫌でも想像してしまう。


 刀剣と言っても槍なぞも含まれるそうです、ひときわ大振りな太刀は奉納用だとかで歌舞伎の小道具か?と言う位に立派なのですがこんな大業物を腰に差したり振り回したら疲れるだろうなと納得。逆に白虎隊士の太刀は少年隊だけに小ぶりな物が主流でして、白虎隊がこれなら二本松少年隊とかはどうなるのかね?刀剣はリアルに殺傷能力があるだけに凄味が違います、大昔国立博物館で見た時にはくすんでいた記憶がありますが昨今は何処でもしっかりと研いですぐに人を斬る事が出来る状態なのが恐ろしい。キャプションも太刀筋やら動く物を斬るのが苦手とか、書いている人が詳しいのが伝わって来てまた恐ろしい。

 2層目は鶴ヶ城歴代大名関連の展示でして、甲冑のレプリカとまた刀剣類なので下の企画展の続きを見る様。兜がまた奇抜なのばっかりで、当然金属製だろうから重かっただろうなと。3層目はまたもや戊辰戦争と白虎隊でして、つい先ほど白虎隊記念館で見た内容のおさらい状態。飯盛山には日本中から白虎隊記念碑が建てられていてどんだけ日本人は白虎隊が好きなんだか、ドイツやイタリアからの記念碑もありましたけどね。

 3層までは何となく冷房が効いていたのですが4層から上は無し、元々1965年にコンクリート建築で天守だけ復元した物だそうなので。その頃の日本なら冷房なんて無いのが当たり前だったか、しかし周囲に高い建物が無いからか開いた窓から良い風が入って来て涼しいは涼しいです。幕末から明治にかけての会津出身偉人のパネルが並んでいるので大河ドラマの「八重の桜」の登場人物を思い出しつつ見学。5層が最上階ですがもう混んで外を見るのも大変、近年幕末期の赤瓦に葺き替えらえたと言うのも良く見えるのですがそれよりも城内に背の高い松が2つばかりあって5層目と同じ位なのがビックリだ。しばし景色を楽しんでから降りますが下りの行列に合流するのが大変、下まで降り切ると土産物屋がありますが積載性の無いバイクだと括り付けしかないのに豪雨だし。
天守閣と同じ高さ
 外に出ると対面に茶室麟閣と言う施設もありますが別途入場料を取る様なので見なくても良いか、場内は復元してあるのは天守だけでして、芝生の中を歩くとこの場所は御殿の何だったみたいな看板が点在するだけ。福島は湿度はともかく最高気温は東京と変わらないので疲れます、駐輪場まで戻り県立博物館もついでに見ようか。
八重さん

鶴ヶ城
http://www.tsurugajo.com


タグ:会津若松
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