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甲子温泉大黒屋 (福島県西白河郡西郷村真船字寺平) [福島県の銭湯]

 今年のお盆休みは会津へ一泊旅行、とにかく台風の進路が全然定まらないから予定も立てられない。それでも13日に会津若松市内のビジネスホテルを予約できたので普段通りに起きて行こうとしたら8時から1時間ほど都内は雨ですよ、お陰で出発が1時間遅れて東北道が大渋滞になるもバイクなのでチョロチョロと車線変更を繰り返して白河ICに13時前に到着。289号線に入りひたすら甲子トンネルを目指す、都内はまだ雨が残っていましたが福島はドピーカンで気温も高すぎ。

 前回に来た時にはトンネル手前で右手の対向車と行き違い出来ない側道に入ってえらい苦労して行ったのですが今回はちゃんとトンネル出てすぐ左折、急坂を下るとすぐに到着ですよ。木陰にバイクを停めて正面へ、日帰り入浴は15時までだったなそう言えば、なんですが13時半なので余裕です。入って左手のフロントで700円払い内湯の恵比寿の湯は清掃中なので百段階段降りた先の大岩風呂しか入浴出来ないと説明を受ける、前回来た際にも大岩風呂しか入ってないですけど。

 スリッパを途中サンダルに履き替えて長い階段を下りる、途中に何か所か引き戸が有るのは冬場の防寒対策と夏場の虫対策かな?降り切って頑丈な鉄橋で渓谷を渡る、向こう側左手の大きな建物が混浴だけど男しかいない大岩風呂で右手の小さい建物が女性専用の櫻の湯。9年前とは屋根が葺き替えてあるのでスレート瓦?と思ったけれどもトタンのままだった。左手のプールは9年前には水が張ってありましたが使用中止でプール脇のトイレも撤去された?トイレは大岩風呂の扉を開けて右手に有るのはやはり寒さ対策だろうなと、山奥の一軒宿と言えど洋式のシャワートイレなのが今時。


浴室入り口
 内側の引き戸を開けると浴室へ、岩風呂だけに文字通りの岩風呂に木材で組んだ屋根を被せて壁を付けた感じ。左手奥に脱衣籠が並んでいるのでそちらへ、暑いのにプロテクターを色々付けているので全身ベタベタなのですよ。先客は全員浴槽の周囲で休んでいて誰も入っていない、こんな山奥に来てまでケロリン桶か~と感心しつつ全身をしっかりと拭う。当然の様にシャワーもカランも無し、お湯はそのまま川に流すので石鹸類の使用は禁止なので浸かるだけ。
使用禁止
 脱衣棚側は普通の深い浴槽位ですが奥へ進むとプールか?と言う位に深くなるので浮くような中腰姿勢で堪能、お湯は大浴槽だけにぬるめ、壁面の鳥居周辺より熱い湯が流れ込んできますが40度弱くらい?単純泉だそうですが気持ち塩辛い気もする。鳥居脇で熱い湯を背中に浴びつつ温まったりしてから上がって全身を手拭いで洗ってみたり、浴槽脇で休憩後また浴槽を歩いて通過してから上がる。他の浴客が映り込まなければ撮影OKとの貼紙がありましたが時間を選べば出来るかな?それには宿泊しないと無理かな、泊まる人はリピーターの常連さんが多いです。

 服を着て先ほどの階段を登りロビーへ戻る、裸足のままなので足指がサラサラになって気持ち良い、サービスで阿武隈水と言う冷水が有ったので飲んだらまた汗だくになってしまいましたが。汗がひいたら服を着て出発と大体40分程度の滞在でしたがお湯に浸かるだけじゃこんなもんかな?銭湯ではなく日帰り入浴可の温泉旅館ですがご容赦を。外に出たらバイクを全くロックしていなかったのでエンジン始動して乗り逃げ出来る状態でビックリした、こんな山奥に泥棒もいないだろうけど。甲子トンネルで下郷に抜けて121号を会津若松市まで北上します。
正面

甲子温泉大黒屋
http://www.kashionsen.jp/


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