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米の湯 (浦安市堀江) [千葉県の銭湯]

 日曜日、参議院選挙の投票日なので午後投票に行きその足で職場に行き1時間ほど仕事。15時過ぎに撤収してそのまま風呂でも行こう、何故か「天才たけしの元気が出るテレビ」と言う昔のテレビ番組でのコーナー内企画に「たけし猫招き湯」と言うのがあり、それが浦安のフラワー通りと言う商店街にある米の湯だと言うので行ってみようかなと。思い立つ割に実は当時実家ではその時間NHKを観ていたのでロクに見た事は無いのですがね、何故行こうと思ったかと言うと地図で位置を見ていたら葛西駅からすぐだから。葛西駅前を環七を使いよく通過するからね、357号線の東京港トンネルが先月開通したお陰。

 そこで環七から357号線に乗って一気に浦安手前まで、道がわかれば浦安まで行けば良いのでしょうが。もう環七も357号線も警察だらけなのでミラーで後ろを凝視して進むよ、東京港トンネルで後ろを見てない車が白バイに捕まっていたし。環七に入り葛西駅前到着が16時前で流石に早いので駅前の地下鉄博物館でも行こうかと思いきや17時終了で1時間で見る自信もないので止めておこう、葛西橋通りで右折して浦安駅前を通過しダイエーの角で右折すると新中通りへ入り境川の向こうに煙突が見えるのが目的地ね。
煙突
 まだ16時半と早いのでさくら広場と言う公園前に原付を乗り捨ててフラワー通りを散策、すずらん灯はありますが商店街と呼ぶには店舗がほぼありません。ペンキ看板で見ると両サイド店舗がビッシリだったらしいのだけれども何年前の話だか?ほぼ路地と呼んでいい幅員の道を進んで濱野医院や茅葺屋根の旧大塚家住宅を外から見物、すると先に煙突が2本立っているじゃないの。手前は末広湯と言う廃業した銭湯で旧宇田川住宅と言う史跡の隣、雨どいは修理した痕跡があるなと思いつつ見ていると風呂に入っている音がするので改めて正面に廻るとやはり廃業しているので住民が家風呂に使っているのだろうか?


末広湯跡
 商店街を終点まで行くと向かいに清瀧神社あり、大綿積神と有るので祀神は海の神様で流石は元漁師町。参拝して神社前のバス通り沿いに境川を越えると松の湯と言うサウナ銭湯あり、因みに目的地の米の湯から反対側へ6軒目の角にかつて寿湯と言う風呂屋もあったようでフラワー通り沿いに3軒と境川沿いに4軒と狭いエリアに銭湯が密集していたんだなと。川沿いを歩いて引き返すと米の湯の向かい辺りで釣竿を持つ年配男女3名、元漁師町だけに暇つぶしも釣りなのか。対岸より油井型の煙突を見学した後ぐるっと廻って寿湯跡のレンタル倉庫なコンテナを横目で見つつ正面へ、原付を持って来て入り口前の駐輪スペースに停める、下水の蓋部分は子供の描いた絵が保管されています。
花の絵
 向かいのお寺では夏休みのイベントとして小学生のスイカ割り大会開催中でえらい賑やか、米の湯と言う屋号の上に何故か長谷山と染め抜かれた暖簾をくぐると正面の番台裏手に傘ロッカーがあり右手の下足入れに雪駄をしまい引き戸を手で開けて入場。するとスイカ割り小学生に負けず劣らず賑やかな脱衣場は常連が名古屋場所千秋楽で遠藤関の一番を見ているから、若女将に350円払って入場。テレビは仕切り一番奥上で高天井は格天井ではないね、浴室の手前に片面だけの島ロッカーがありそれと外壁側のロッカーに道路側には脱衣籠用の棚も。前庭側引き戸全開で空調は無いらしく業務用扇風機と言うかサーキュレーター3台が爆音で廻っているからテレビ音声なんて聞こえない。

 その前庭に出ると池がありますが脱衣場下のパイプから水が注ぎこんでいるので本当に池だろうか?網戸を外して前庭に立てかけてあるので蚊が入って来るんじゃないかな?と思ったら本当に刺された、脱衣籠の下にはマンガが並んでいますが3年前のジャンプ。引き戸を開けて浴室へ、明るく床タイルは真っ白に磨いてあるね。島カラン1列でカランは6-5-5-6で島カランにはシャワー無し、立ちシャワーなし。ケロリン桶と腰掛を持って外壁側に陣取る、カランは珍しい和栗の古いレバー式でお湯が熱いから水でうめて使用。外壁側の窓が開いているので浴室内の熱気に外の空気が入って気持ち良い、全身汗でベトベトなのでしっかりと拭ってから浴槽へ。

 仕切り側が深槽で外壁側が浅槽、浅槽の外壁側はバイブラで仕切り側は2点ジェットが2つ。深い方は熱いかなと2点ジェットへ、こちらも充分熱い。壁画は2018.4.23西湖と言う事で手前の太い輪郭線と奥のペンキ絵らしからぬ繊細な描写の富士山がコントラスト、高天井の湯気抜きは東京式だなと。汗が出るまで頑張ってから上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは無し。今度は深槽へ、お湯が熱いかなと思いきやそんなに違いはない。仕切りにはタイル画で良く見るヨーロッパ風の風景ね、立ちシャワーが無いのでカランのシャワーを浴びて上がる。

 丁度千秋楽結びの一番だったので服を着つつテレビ桟敷で横綱通しの一番を観戦、勝敗を見届けてから出る。帰りは葛西橋通りを駅の反対側方向へ進むと357号線なので湾岸道路であっという間に帰宅しました、今回のフラワー通りからほど近い場所に郷土博物館もあるのでそことサウナ銭湯松の湯を次回廻ろうか。
全景

米の湯
https://www.enjoytokyo.jp/life/spot/l_00060465/ 


タグ:番台 浦安
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