みどり湯 （江戸川区東小岩）

　日曜日、昼に千葉へ買い物に行って帰宅後かっぱ橋通りの台東区立中央図書館に移動して閉館まで読書。そこから夕方に行く風呂屋の検討もしていました、足立区か葛飾区か？江戸川区が残すは東小岩のみどり湯１軒になって長いので今日行ってみるかな。２年前に一度行こうとして全然たどり着けず近くの島田浴場に入ったのがトラウマレベルで記憶に残っていて再チャレンジしていなかったのです、この２年間の間にスマホも入手したので検索したら営業中と出たので行ってみるか。

　中央図書館は言問通り近くなので蔵前橋通りまで南下、蔵前橋通りを東に進んで小岩駅の先で柴又街道を右折して南下。すると煙突が見えて来て何かと思えば友の湯だったわ、以前来た時には鉄道レイアウト銭湯でしたが最近はねこ銭湯らしいのでまた行かねば。更に南下して東小岩１丁目のバス停先で左折、後は地番を辿ると目的地。事前情報でお湯を蒸気で沸かしているとあったので煙突が無いのはわかっていた、前の通りには飲食店が３軒並んでいて門前町が出来ている。

　正面に原付を停めて入場、フロント改造した宮造り銭湯なので右手の玄関で雪駄を脱いで下足入れにしまいロビーへ。フロント改造銭湯のロビーと言えば絨毯敷きで豪華応接セットが置いてあったりしがちですが、こちらは板張りの床にシンプルなソファで良いね。蒸し暑い時期にあまりフワフワしているのも暑く感じるし、フロントのご主人に回数券を渡して左手の男湯へ。

　格天井ではありませんが高天井は折り上げではなく段が付いていてルーフファンのサーキュレーターもある、こちらもシンプルで好きです。トイレは外壁側ロビー寄りで節水タイプでは無いものの新し目の洋式便器、掃除はざっと済ませている様で内側の黒ずみ汚れが気になりますわ。宮造り銭湯お馴染みな柱時計は健在ですが不動で、対面のロビー側壁面にもっと新しい壁掛け時計あり。

　浴室へ、島カラン０．５列でカランは島カランに６、外壁側に７と奥側に５、入り口左右に立ちシャワー各１。時々見かける底を研磨して平らにしたケロリン桶と腰掛を持って島カランに陣取る、カランは日の丸扇刻印の円筒タイプね。床は市松模様のタイルで新しい物、全身をしっかりと流してから浴槽へ。仕切り沿いいっぱいに浅槽があり脱衣場側に２点ジェットと１点ボディジェット・中央部分にバイブラがあり一番奥がでんき風呂。先ずはでんき風呂へ、電気弱めなので電極板に腰を押し付けたりしていると熱い湯でもないけれども汗が出てくる。

　温まったので上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは２セットあり。今度はバイブラの後２点ジェットへ、ジェットは気持ち良いなあと思っていたら隣が１点ボディジェットと判ったので移動。しかし１点式は深槽で足をブラブラさせながら水圧で吹き飛ばされるのが楽しいかな、浅槽で底に腰掛けつつジェットを受けるのはイマイチ。壁画の類は無く薄暗い浴室、東京式木造なので本来はもっと明るい筈なのがわざと暗くしているか。立ちシャワーを浴びて上がる、ハンドシャワー式でお湯と水それぞれ別のシャワーヘッドになっていますね。

　４０分程滞在して出るとロビーで談笑していた常連も帰るかと思いきや玄関前で座り込んで大声で喋っている。帰りは蔵前橋通りか京葉道路で帰れば良いのですが３５７号線の東京港トンネルが開通とか言っていたので湾岸線まで南下する、しかし西行きルートは何年も前に開通していて東行きルートが明日開通のだから今日は何も関係無かったのか。しかし普段はゲートブリッジで戻っていたのが東京港トンネルを使うと迂回しない分早いです、これからはこっちを使おうと思いましたがみどり湯で江戸川区の銭湯は全部廻ったんだな、千葉でも行こうか？


みどり湯
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