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金町湯 (葛飾区金町) [東京都葛飾区の銭湯]

 日曜日、10連休2日目で東京脱出組のガソリンスタンド渋滞も午前中で大体収束。その代わり都内はレンタカーや地方ナンバーが増えたのと、都心では来る皇室の行事に備えてか検問が多くなった。日中は買い込み過ぎた書籍対策で中央図書館に行ったので風呂屋は広尾スタートで行きやすい場所へ。神田から6号線に出て亀有方向へ左折せず中川を越える、最初の信号で左折して道なりに進むと常磐線の線路がありそれに沿って金町末広商店街。しかし一方通行路で進入禁止なので隣の道をと思いきや何と3連続で進入禁止になっていて、一体どう言う都市計画なんだ葛飾区は?
金町末広商店街
 更に南下するとやっと進入路発見、しかしそれとてその先で進入禁止になったり左折禁止だったりで頑なに末広商店街に行かせまいと言う悪意すら感じるわ。しかし住宅地の路地を縫うように進んでやっと商店街へ進入成功、しばらく進むと右手に宮造りの木造銭湯を発見。しかしその手前左手に「トランプタワー」があった事にビックリしたよ、マンハッタンの超高層ビルではなく4階建てで1階がコインランドリーでしたが。

 金町湯は裏に廻っても煙突が無いので撤去したらしい、脱衣場部分の外壁が傷んでいるので左右の前庭部分に足場を組んで修理中。壁面は白い樹脂塗料を塗った部分も有り、でも伸し瓦も千鳥破風も素敵です。商店街側は通行量が多いので側道に原付を停めるとそちらの奥に金町ガードと言うJR線のアンダーパスがあった。正面に廻ると番台の裏手に招き猫のタイル画、昨日の松の湯と違い傘立てがあるので良く見えないけれども。


番台裏の招き猫
 左手の男湯へ、大きな引き戸が自動で豪快に開く。脱衣場の前庭へ出る引き戸に干渉しそうなのですがトラブルは起きないのだろうか?雲形の飾りのついた番台に座ったご主人に回数券を渡す、まるで女湯のように脱衣場内に仕切りを設けて裸が見られないように配慮をしていますが、番台の高さも充分あるし男湯側が覗かれても誰も騒がないと思う。

 その仕切りの奥に脱衣ロッカー、片面の島と外壁側でロッカーは寄せ集めなのか同じ番号の物が3つ位あった。外壁側ロッカーに荷物を入れますが脱衣籠を使う人もいる。トイレは前庭の隅にある離れの個室で中は段のある水色の和式便器、前庭は奥行きがあり中々立派でした。脱衣場は左右に長いので仕切りがあっても狭く感じない、天井は折上げ格天井で男女の仕切り上の壁面に動かない柱時計あり。笑点の音声だけ聞こえるのは番台専用のテレビが有るのか。

 浴室へ、島カラン1.5列でカランは外壁側から7-5-5-5、仕切り側には手前から無料のスチームサウナと立ちシャワー2、お風呂セットを放置して立ちシャワーを浴びてからスチームサウナへ。室温50度強で蒸気発生器も頻繁に動くしこれは汗でそうと思いきやダメだった、室内に機械の作動音が響いているので最初はスチームサウナでBGM流れているの?とちょっと感動。汗が全然出ないので立ちシャワーを浴びて一旦退場、シャワーは水とお湯の朝顔が左右別に付いています。
サウナあります
 浴槽は外壁側がバイブラもある広い浅槽で仕切り側が円形浴槽、双方とも入浴剤入り。浅槽でしばらく頑張る、何せちょっとぬるめなので汗が出ない。数分間頑張ってからスチームサウナに戻るとじんわりと汗が出るんで水シャワーを浴びて2往復して多少はスッキリしたかな。そこでお風呂セットとケロリン桶と腰掛を持って島カランに陣取る、カランは和栗のボタン式で水圧はやや低くシャンプー類の備え置きは無し。今度は円形浴槽へペンキ絵は男女の中央に富士を据えて小島が点在するので西伊豆かな?丁寧な刷毛使いの逸品ですが富士山中腹のペンキがベロベロ剥がれてきているね、立ちシャワーを浴びて上がる。

 外は夕暮れ時で気温が一気に下がる上に乾燥しているから寒いわ、スーパーに寄るとビックリする位に人がいない。普段の日曜夕方の半分以下で皆さん10連休だからってちゃっと旅行に行くのね。
全景

金町湯
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-256
https://katsushika1010.com/sento/%E9%87%91%E7%94%BA%E6%B9%AF/ 


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