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幸の湯 (栃木県小山市城山町) [栃木県の銭湯]

 この週末はとちぎ秋まつりを開催中なので是非見に行かねば、帰りに風呂に入りたいなと思い検索すると栃木市内は先日行った金魚湯しかない。検索範囲をやや広げてみると小山駅前に一軒ありますね、秋の日は釣瓶落としなので日が暮れてから行くと迷いそうなので日中に小山駅前に一度寄ってから栃木に行くか。と言う事で東北道を佐野藤岡ICで下りて50号線をひたすら小山市方向へ、4号線に左折して県道31号線との交差点付近に車を停めて探す。
変わった煙突
 この界隈は歓楽街らしく風俗店も多数あるわ、しばらく迷った末に発見。向かいに砂利敷きながら4台分の駐車場あり、やや背が低いながらも油井型の煙突は上部がT字型になっていると言う初めて見た形ね。ぱっと見はトタン葺き社殿造りの東京式銭湯その物なんですが、入り口部分が唐破風ではなくシンプルな形ながらかなり長いのと、脱衣場と浴室部分の屋根がツライチで湯気抜き部分が盛り上がっていると言う見た事の無い作りです。土地の大工さんが東京式銭湯の写真を参考にそれらしく作ったとでも言う風に似ている様で違うのが面白い。
東京とちょっと違う
 31号線にもどりひたすら走ると栃木市に到着して17時過ぎまで秋まつりを堪能する、隔年開催なので次回はオリンピックイヤーになります。気候も良く面白いので是非見に行って欲しい、夜祭りも見たかったので真っ暗になってから車に戻って往路を引き返す。小山駅前に戻り下見の時は風俗街から幸の湯に入る方法で検討しましたが、それでは4号線で右折せねばならないのでより簡単な駅前方向に進んで左折するルートで。すると少し迷いましたが何とか正面へ、やはり下見して正解。


 日中と夜間の違いはシャッターが開いているかいないか?です、コインランドリーは正面左手の別棟になっているので前庭は健在。駐車場に車を停めてのれんを潜り左手の男湯へ、正面の傘ロッカーも下足ロッカーもサクラ錠なのか。手動の引き戸を開けると番台にご主人、420円払って入場。番台真正面のテレビを見ているのですがほぼ番台専用で入浴客は見えないと言う、今日が相撲の初日なのは完全に失念していました。
入り口
 高天井は格天井でロッカーは外壁側と島ロッカー、前庭前のテーブルに灰皿がある通り喫煙可で結構ヤニ臭いね。トイレは外壁側前庭際で脱衣場の床がフローリングなのに対してニスを塗った板張り、段のある和式便器で広くも無く狭くも無く。脱衣場で特筆すべきは半畳ほどの家庭用サウナ、昔川崎にあった喜美の湯で入った事ありますが6月なのに全然汗が出なくて往生した記憶が。百円式なので入ってみようかなとも思いましたが中を覗くと掃除用具が入っていて現在は使用しておらず物入れに使っている模様。

 洗い場へ、島カラン1列でカランは6-5-5-6、立ちシャワーは有りませんが両端のカランには1つおきにハンドシャワーあり。島カランはシャワーも鏡も無く、しかも島の幅が15センチ弱しかない幅の狭いのも珍しい。ケロリン桶と腰掛を持って島カランに陣取る、カランは日の丸扇刻印のボタン式ね。全身をしっかりと拭ってから浴槽へ、外壁側に浴槽の半分位しか湯が入っていないぬる湯のくすり湯と仕切り側がラジウム鉱石の白湯で浴槽の縁は大井町の東京浴場並に薄いですね。白湯側は1点ボディジェットが3つ、浴槽の壁面に金属製のパイプがあり冷水枕か?と思ったらそうでもなく、絶妙に邪魔な位置にあるのでパイプ下に頭を入れて顎まで浸かる。

 お湯が熱めなので粘っていると汗が出てくるね、出たタイミングで仕切り側カランが空いたので移動。シャンプー類の備え置きは無しなので持参した物で体を洗う、カランのお湯がかなり熱くなっていたのでうめながら使う。再びラジウムの白湯へ、壁面は東京の銭湯の様にペンキ絵があり24.6.8ナカジマと書かれた男湯側遠方に富士山と手前が富士川かな?女湯側は北アルプスらしく経営者夫婦は富山出身だろうか?高天井は東京でお馴染みの水色ならぬ青く塗られていて、東京式の様で何か少しずつ違うのが興味深い。上がるとまた脱衣場がタバコ臭いのですぐに退散、日曜夜らしい渋滞の東北道をノロノロと帰宅しました。
夜の全景

幸の湯
https://ibanavi.net/shop/9165/


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