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松葉浴場 (川崎市麻生区百合丘) [神奈川県川崎市の銭湯]

 さあ土曜日、日の入りが17時前と言う一番早い季節なのでさっさと風呂に行かねば。土曜日は世田谷区のプールに行ってからその帰りに行くので近場と言うのは世田谷通り沿いかな、少し下って多摩川を越えると津久井道と名前を改める。ひたすら下ると百合ヶ丘駅に到着しますが目的地に行くには小田急の線路の反対側に出なければならず、その駅上の一本道が大渋滞で往生する。やっと反対側に出て第2公園の先で左折すると「サウナ」の看板が、この界隈らしく丘陵地なので一旦下ってからまた登ると言う。
夜は点灯
 入り口前が2輪の駐輪場なのですが結構な傾斜地なので原付をバックで停める、頭から突っ込んだら原付でも引っ張り出すのが大変そうな斜度なので。4輪は裏手に大きな駐車場がありますが、駐車場待ちの行列は止めろとか貼紙が多数してあるので騒音が近隣トラブルになるのだろうな。入り口右手のコインランドリーには駐車場満車の看板まで用意してある。

 下足ロッカーに雪駄を仕舞い広いロビーへ、中央に懐かしのブラウン管式ワイドテレビ。外の看板に「サウナと露天風呂で770円」とあったので女将さんにそう言うと現在露天は休止中なんだそうな、下足の札と交換にロッカーキーとバスタオルを借りて右手の男湯へ。何ともいびつな形の脱衣場なので元は番台形式だったのかな?と思ったけどトイレ位置がそれだとジャマなのでないか、トイレ入り口脇の自販機が存在感あり過ぎでいびつに感じるだけかもしれません。


770円
 ビルながら高天井でして外壁側壁面の天井に近い部分に丹頂の壁画があり男女の敷居上には木製の大黒様、丹頂の下にベッドとその前にテレビがありチャンネルのリモコンは巾着袋の中に。脱衣場からフロントの小窓越しにフロントのテレビにサウナのテレビも見えない事が無いので最大3台同時視聴可能、因みに全部違う番組だった。こんなに駅が遠いのに鍵はフロント管理なのか?と言うのはロッカーキーやサウナのバスタオルを持ち帰る不届き者が多いかららしい。トイレは段のある和式で白い便器は古いのにピカピカに磨いてありましたが利用者のマナーが今一つかな。

 洗い場へ、高天井に湯気抜きのハッチがあり広い。島カラン3列でカランは仕切り側から7-6-6-6-6-5-3、一番外壁側島カランの外側はでんき風呂と干渉するので奥の2つだけカランのシャワーを撤去、仕切り側手前に立ちシャワー3。立ちシャワーは手前の2つだけハンドシャワーが軟水と硬水の2種類ある、軟水シャワーは水しか出ませんでした。カランの島の上に棚が有るのでお風呂セットを放置して立ちシャワーを浴びて脱衣場にせり出したサウナへ、無断使用の例が列挙されているのでサウナキー方式にすれば良いのに。
湯気抜きのハッチ
 内部は3段式でひな壇とサウナ機械前の丸太2つで詰めれば20人位は入れそう、室温は90度で12分計に2つある窓の片方越しに脱衣場に置かれたブラウン管式テレビが見れると言う。17時台はそれなりに混んでいてサウナの相客が多い時には5~6名はいたかな?プールの帰りなので既に代謝が高くあっという間に汗だくになり6分を4往復、サウナ入り口前に大きく深い水風呂があり壁面の説明では井戸水を貯めてあるとか。壁面の蛇口から水が高い放物線を描いて浴槽へと出しっ放しになっている、水温20度は日中が暑かったとは言え流石11月だけに冷たく感じますね。

 サウナ堪能後は浴槽へ、露天の入り口が全開なので行ってみると奥の木戸が閉まっていて先には行けない状態に。内湯はサウナ前の外壁沿いに小さいでんき風呂とその奥に大きな円形浴槽の浅槽、奥の壁沿いに3人用の座風呂と高温浴槽と書かれた深槽に2人用の寝風呂。円形浴槽に2点ジェットが有ったので先ずはそこでノビる、ラドンだ軟水だと効能を謳っていますがやはり冷たい風が吹き込む露天の入り口を閉めた方が温まるんじゃないのか?高温浴槽に移動しましたが温度はほとんど変わらない、浴槽は全て繋がっている白湯なのか。

 上がってケロリン桶と腰掛を持って島カランに陣取る、シャンプー類の備え置きは無し。浴槽はぬるめでしたがカランは適温でした、カランは基本和栗のボタン式ですが所々に古い日の丸扇刻印のレバー式も残っている。でんき風呂に入ってみると左右に電極板が2セット強弱で別れていましたが、何せ狭いので弱でも結構キツく両腕と腰で堪能。再び高温浴槽に戻り温まってから立ちシャワーを浴びて上がる、軟水化装置も古いと例のヌルヌル感が全然感じる事が出来なくなるので定期的なメンテナンスが必要なのだろうね。

 フロントに出たら女将さんが常連さんに来週から開店時刻が14時から15時へと遅くなる旨を説明していて何故か私も念押しされてしまった、サウナのスタンプカード貰ったから通うと思われたのか。サウナのテレビで見たニュースでは夕方から都内と埼玉県側で雨が降り出したと言うので津久井道から神奈川県側の多摩川沿いに帰る事にしたんだけど最後に東京側へ戻る時に一瞬捕まってしまった、物凄くピンポイントな雨でした。
全景

松葉浴場
http://www.kawasaki1010.com/now/koten/inada/matuba.htm
https://k-o-i.jp/koten/matsuba/
http://www.kt.rim.or.jp/~tsukasa/sento/Diary/East/kanagawa/kawasaki/matsuba.htm


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