平和湯 （さいたま市浦和区北浦和）

　日曜日、昼前から雨。このまま終日弱い雨が降り続けると言う予報ですが雨は沿岸部が中心で内陸部は遅くまで降らない様子、ならば埼玉に行こうか？と言う事で北浦和駅の東側にある浦和博物館へ。帰りに駅前の風呂屋に寄ろうかと下調べは行きにしておいたのよね、と言う事で駅東口に出て駅を出て左手にある平和通り商店街へ。商店街に入ってすぐ左手にアグレッシブに通行人に向かってエサを催促する黒猫がいてちょっと構ったり、猫のおやつを持ち歩いてはいないので何もあげませんでしたが普段は誰か夕方にご飯をくれるのだろうか？

　商店街に入って１～２分歩くと角に風呂屋、宮造り銭湯ですが正面の入り口部分と前庭を潰してフロント化、右手はコインランドリーになっている。商店街沿いに進むと奥側に太い煙突の付け根部分が残っていますが手前にある巨大なガスメーターが示す通りにガスなんだろうな。この商店街は飲食店が多く閉めてしまった店舗も多いのですが、シャッター通りではなく空き店舗がそのまま駐輪場になっているのは駅まで自転車通勤の人が多いのだろうね。駅前に大きな駐輪場も有りましたが需要を賄いきれないのか、コイン駐車場もやたら多いです。

　しかし銭湯の客は駐輪場を使わず商店街沿いに自転車を乗り捨てているので私も列に原付を混ぜさせてもらい左角の入り口から入場、入り口上には「街の温泉」とあるね。下足入れに雪駄を仕舞いロビーへ入ると入り口右手に階段が有るのでロビー上階は物置か何かになっているのだろうか？中央にフロントがあり女将さんに４３０円払うと下足の札と交換にロッカーキーを貸してくれる、ＪＲの駅前だけに鍵はフロント管理か。

　左手の男湯へ入ると１６時半と言う早い時刻だけに老人が大勢いる、高天井はクロスが貼ってあるのね。借りた鍵のロッカー前が混雑していたので中央の腰掛でしばし待つ、トイレは外壁側入り口下足ロッカー裏手位で段のある和式便器、１６時オープンだけにまだ汚す人がいないようでキレイ。脱衣場の浴室側に窓があり、片方は水風呂で外壁側のソレは覗いてみるとどう見てもスチームサウナ。ならば入ろうと思いフロント裏の小窓を開けて女将さんにその旨伝えると現在は営業していないとかで残念。

　浴室へ、島カラン１列でカランは外壁側から４－５－５－６、仕切り側手前に立ちシャワー１。脱衣場側壁面に壁面が真っ赤なタイルのジュピナバスとか言う全身ボディシャワーみたいなのもありますが誰も使っていない、外壁側にカランが４つしかないのはサウナの入り口が有るからでして入り口には有料で別料金１００円と有るのに入れないのは残念無念。ケロリン桶と腰掛を持って島カランに陣取る、カランは和栗のボタン式ね。

　全身をしっかりと拭ってから浴槽へ、仕切り側が座風呂２の深槽で中央部がミクロバイブラの浅槽。それだけだとえらい浴槽が小さく感じますが実は外壁側にオゾン温浴と言うカプセル風呂もあるので３槽ね。最初は座風呂に入ってからミクロバイブラに移動してノビる、それから水風呂への移動を２往復。水風呂の温度計は養生テープでバッテンしてありましたが水温は２０度位で結構冷たい、今日は日中肌寒くて原付で凍えていましたが冷熱交互浴で汗が出てきましたよ。浴槽上の壁面にはペンキ絵もタイル画も無し。

　上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは無し。今度はオゾン温浴に挑戦、３分以上入るなと有るのはオゾンの影響なのかそれとも外の看板にあったラドン・ゲルマニウムで被爆するからなのか？ラドンはミクロバイブラの方の壁面に鉱石が入っているのかね。オゾンとか本当か？と言うのはロビーの階段下に大きなオゾン発生器が有ったのでまんざらウソでも無いっぽいですが効果が不明なので。出て立ちシャワーを浴びて上がる、ジュピナバスを試してみようかな？とも思いましたが壁面のゴツいレバーに恐れをなしてやめておく。

　サウナが運転していなかった割に１時間近く滞在したのは冷熱交互浴をしたからかな？外に出ると幸い雨は降っておらず、帰りは都内に入ってから断続的に降られましたがほとんど通り雨だったのでほとんど濡れず、湯冷めもせず帰宅出来ました。駅からのアクセスが良いので何かのついでのある人は是非帰りに立ち寄ってみて下さい。


平和湯
https://www.saiyoku.jp/id-1/103/

タグ：水風呂 社殿造り 北浦和 ラドン・ラジウム