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千代乃湯 (三鷹市井口) [東京都多摩地区の銭湯]

 台風の週末ですが夕方は小雨位だったので風呂屋へ遠征、甲州街道を下り武蔵境通りに右折して北上、この夏は毎週通い詰めだった気もする東八道路を通過するとすぐに「ふろはふろやで」と書かれた水色地に黄色の矢印と白髪の男性の顔写真がある大きな看板がありそこが目的地。看板の角には酒屋があり道路の反対側には大きなコンクリ製水タンクが目印ですがこの看板が一番目立つよね、矢印に従い左折して左手の駐車場奥にある駐輪場へ原付を停める、屋根付きで助かり。
派手な看板
 看板の写真を撮りに武蔵境通りまで戻るけど道中のEAST1010(銭湯?)とか言う賃貸物件も風呂屋の持ち物だろうな、とか感心していたら通り沿いのジョナサンやその裏手の広大な駐車場に取り壊し中だったテナント物件も全部千代乃湯の地所らしい。銭湯ビルの2階と3階は賃貸物件で入り口の反対側に煙突あり、煙突の周囲に囲いが有るので露天風呂かな?ビル屋上にも囲いが有るのでアレも露天風呂か。
煙突
 広いタタキの玄関はこんな天気だと本当に助かる、奥の石製布袋様にニコニコお出迎えを受けつつ右手の入り口へ。下足入れに雪駄を仕舞い3つ並んだ券売機でサウナ券を購入して回数券とフロントへ、フロントはアルバイト?若い女性が3人ほどいて下足の札と交換にサウナの雲形キーをくれる。フロント奥は細長い廊下状のロビーでして着席して飲食も出来る、券売機下の方は飲食チケットだったか。奥にはネコイラストの色紙が有ったり屋外の喫煙スペースがあったり。


入り口
 浴室は半月で入れ替え制だそうで今回は奥側が男湯、脱衣場は天井低めで壁紙が面白い。ロッカーは百円返却式で本日はPVC製雨合羽が嵩張るので大型ロッカーを使う、トイレは外壁側奥で古い節水タイプの洋式便器ですが掃除は良いね、床暖房なのか?と言う位に足元ポカポカなのはサウナの隣なので予熱が来ているだけっぽい。

 洗い場へ、島カランが浴室と平行にカランが両面4ずつのが3列と入り口手前仕切り側に立ちシャワー1。カランのシャワーは全て水栓ではなくボタン式ハンドシャワータイプなので全身をざっと流してからサウナ入り口前の棚に持参したお風呂セットを置いて棚に積んである樹脂製のマットを1枚持ってサウナへ、ドライサウナで最近コンフォートサウナに替えるまではロッキーサウナだったらしい、因みに両方商品名ね。2段式で下段は変な座り方をしても上段の人が使う事が出来る様座面が深め、テレビがあり室温は90度で5分の砂時計が入り口脇に1つ。

 上段にマットを敷いて座る、マットが有るからタオルは敷いてないね。上段からだと砂時計がほとんど見えませんが誰かひっくり返すので何となく5~6分で4往復、プールで泳いだ後に行っているのですぐ発汗する。水風呂はサウナを出て外壁沿いの隣にあり水温19度とこの気温だと冷たく感じる、浴槽内に2段ほどあるので不用意に入ると怖いですが奥の段はそのまま腰掛になるのでそちらに座ってぐったりしていました。すると設備の点検かフロントにいた女性が見回りに来てビックリした、スーパー銭湯では女性スタッフが男湯にいるのは珍しくもないが。

 露天へ、直径2センチほどの丸いタイルをビッシリと貼った円形の浴槽と足つぼ刺激の石が底に埋め込んである半身浴と言うか腰掛風呂は背もたれ部分をお湯が流れ落ちる様になっている。その先に真っ赤な橋があり反対側が外から煙突の下に見えた囲い部分だから別の浴槽でもあるのか?と見に行ったら休憩処でした。都内でこれだけ青天井な露天風呂はそうそう無い、同じ武蔵境通りの「湯の森深大寺」の天井は有るが真西向いた露天で夕日を眺めつつ入る風呂も好きです。円形浴槽に入ると頭上が藤棚でして5月頃は美しい様ですが、今日の天気では雨がボタボタ落ちて来てあまり寛ぐ事が出来ないので早々に内湯に戻る。

 入り口脇に積み上げたケロリン桶とサウナ前に積み上げられた腰掛を持ってカランに陣取る、鏡の位置が今の基準からするとかなり低いので色々改装しているけれども基本は古い施設なのだな。お湯は和栗のボタン式だけど水のカランは大きなボタンの付いた何だろう?地方の風呂屋で見るTOTO製カランを大きくした様な形、券売機でシャンプー類を販売しているだけに備え置きは無し。仕切りの壁には所々に小さいワンポイント紋様が入っているのと、つる草に花のピン風の模様(名前失念)が入っているのもオシャレ。壁画は脱衣場側から見て奥側はガラス窓なのですが脱衣場側壁面にはタイルの模様があり。

 今度は内湯へ、水風呂の隣にジェット系が3つ並んでいたので一番奥側の1点ボディジェットを堪能。白湯の浴槽露天風呂側角にでんき風呂がありジェットを背中に叩き込みつつ空くのを待っていたのですが全然空かないので断念、電極板を対面ではなく直角に貼ってあったのでどんな具合か試したかったのですが。隣の露天風呂出入口脇の低温浴槽は実はシルキーバスでしてちょっと強めの気泡が無い方が良いんじゃないかな、その昔は軟水だったりロッキーサウナだったりと施設の進化が続いている様なので次に来た時には高濃度人工炭酸泉になっているかもしれない。どの設備も壁面に効能書きが有るのが面白い。

 とか施設を堪能し切って立ちシャワーが塞がっていたのでカランのシャワーを浴びて上がる、設備全般に新し目なのに体重計は古めかしいね。サウナキーを返却して外に出ると雨が強くなっていた、しかし都心側に戻るにつれて小雨になって本日は三鷹の風呂屋とか無謀かな?と思いましたが行って正解でした。
全景

千代乃湯
http://www.chiyonoyu.co.jp/
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-684
http://www.kt.rim.or.jp/~tsukasa/sento/Diary/tokyo/City/chiyo.htm


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