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ぬくい湯 (小金井市貫井北町) [東京都多摩地区の銭湯]

 二週連続の三連休初日の土曜日、午前中は雨が降ったり止んだりだったのが午後からは晴れて来た。明日は秋分の日なので日の長い内に遠い多摩地区の銭湯を廻り続けなければ、立川よりも遠い風呂屋はまた来年だろうか。なので東八道路から新小金井街道に入りひたすら北上、JRの高架を潜って右手にローソンがある交差点の向こう側に黒煙を上げる煙突を発見。左手は学芸大学なのか、先の信号で右折すれば良かったのですが煙突に釣られてローソンの角で右折してバス通りを下る格好で向かう。
煙突が目立つ
 煙突が立派なので見まごう事の無い銭湯なのですが、エントランス部分の2階は工務店の事務所か何かでそのせいか歩道沿いに建築廃材が色々並んでいたり。反対側の様子はどうだろうか?と北側の小川に向かうと指を蚊に喰われてしまった、自宅でも午前中に4匹の蚊にたかられたりと今年の夏は蚊の出番が無かったからか9月の終わりに頑張りだした様で。路肩に原付を停める、バス通り沿いですが駐車監視員が来そうに無い雰囲気なので多分大丈夫。


裏手より
 自販機の左手奥がコンクリートのタタキになっておりその奥が銭湯の入り口、左側に工務店への階段があり魚の水槽と「震災対策用井戸」と書かれた看板も。暖簾の向こうに下足入れがあり手前が男用で奥が女用、雪駄を仕舞いガラスの引き戸を開けて入場。番台でテレビを見ている女将さんに回数券を渡してスタンプラリーの台紙も差し出す、チャンス1は4つ目でチャンス2も今のところ重複無しの4つ目。脱衣場は鉄骨コンクリートですが高天井で外壁側と仕切り側にロッカー、中央部には応接セットがあり外の廃材を見ると再利用か?とか思ってしまう。トイレはエントランス部分タタキの裏手で入ると蚊が待ち伏せていたのには閉口、ピンク色の古い洋式便器ですが古いながらもシャワートイレの便座あり。
入り口
 洗い場へ、島カラン1列でカランは7-6-6-7、島カランと外壁側の柱部分のカランにはシャワー無し。立ちシャワーはありませんが、仕切り側の一番奥と外壁側の一番手前カランのシャワーがハンドシャワータイプになっている。17時前で案外と相客が多いのでケロリン桶と腰掛を持ってシャワーが無くて不人気の島カランに陣取る、カランは日の丸扇刻印のボタン式で排水溝は白い陶器製の床タイルは赤いものね。全身をしっかりと拭ってから浴槽へ、白湯の2槽?と思いきや外壁寄りに板を渡して何となく左右に区切って有るだけ、青森ヒバを使ったと言う大きな木の浴槽で仕切り側に2点ジェット2つと外壁側に気泡と言うのか湯口が。

 木製の浴槽と言うのは時々ありますが、大体カンナがけをしたようにピカピカなのですがこちらはデコボコしている。最初はコンクリートむき出しか?と思ったけどそう言えば木製だったなと、何とも味わいがあって毎日通っている常連さん達はこの幸せに慣れっこになってしまっているのだろうなと。2点ジェットでブクブク、煙突から煙が上がっていたし「熱かったら水でうめて下さい」と貼り紙があるのですが実に適温でしてちょっと深めの浴槽なのでお湯にどっぷりと浸かって汗が出るまで堪能。

 上がって体を洗う、シャンプー類の備え置きは有りでちょっと水で薄めたっぽいボディソープは使うには全然問題無かった。それよりも私より上流側にいた常連のお爺さんが水で手拭いを洗ってから桶に貯めた水を浴び続けるので足元に冷水が流れてくるのがちょっと、水が気になる位に気温が下がってきたと言う事か。再び2点ジェット堪能、壁画は浴槽上が湖畔のお城で仕切り側がオランダ風の風車と言う良く見るモザイクタイルね。上がり湯に外壁側のハンドシャワーを浴びて上がる。帰りはバス通り沿いに進んで武蔵小金井駅前を通過してみました、知らない駅前を通るのも楽しいです。
煙突にも屋号入り

ぬくい湯
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-661
http://www.kt.rim.or.jp/~tsukasa/sento/Diary/tokyo/City/nukui.htm
http://www5e.biglobe.ne.jp/~wadyfarm/koganei1a.html


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