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高砂湯 (墨田区立川) [東京都墨田区の銭湯]

 銭湯お遍路で何故か墨田区の南部で一軒だけ残してあった高砂湯へ、京葉道路を下って三つ目通りで右折して首都高7号線下をくぐると左手に煙突が見えてくるそこ。路地裏のビル銭湯と言う態、早速正面の写真を撮っていると入り口から誰かが出て来て声掛けをされる、そりゃ怪しいですよね。
正面
 声をかけて来たのはご主人で入浴前に外観の写真を撮りたいと告げると何かの取材と勘違いされましたが、私は町の銭湯好きで精々SNSに投稿する程度ですと説明すると納得してくれました。鶯谷の萩の湯やとうきょうスカイツリーの薬師湯が親戚だそうで、銭湯の経営者は親戚同士が多く北陸三県出身者が多いですねなどと言う世間話をする。

 それと今小池都知事が音頭を取っている都市鉱山の資源回収をウチもやっていますとの事、一通り話を伺ってから一旦煙突の写真を撮りに裏手へ行ったりしてから改めて入場。入り口の目隠し裏手に下足ロッカーが有るのが珍しい、入ると左手が浴室入り口で右手にコンパクトなテレビとソファのあるロビーとフロント。
煙突


 フロントで回数券を渡しつつ追い金200円払ってサウナもと頼むと下足の札を預かってそこにサウナキーの番号を書いたふせんを輪ゴムでとめる方式、スマホ版スタンプラリーをしたいと告げるとQRコードが見当たらないからと言ってスタンプゲットの為に組合HPへのログイン方法と組合員用パスワードを教えてくれたけどそこまでITの知識が有るでも無いのでそれじゃわからない。
面白い下足ロッカーのレイアウト
 脱衣場に行くと引き続きご主人が付いて来て説明してくれる、サウナでバスタオルは巻くか敷いてくれとかウチの水風呂は冷たさに自信があるとか、どうせならたまたま私とご主人以外誰もいない脱衣場の写真も撮って良いか聞くとお客がいる浴室側をご主人がブロックしての撮影許可が下りたり。脱衣場側に飛び出したサウナ壁面のロッカーに荷物を入れる、トイレは外壁側で古いけど掃除は良い洋式ね。

 浴室へ、島カラン1列でカランは仕切り側から6-5-5-3、但し仕切り側一番奥はカランとシャワーが有っても鏡が無い、仕切り側手前に立ちシャワー1。島カラン上に荷物を置いてカランで全身をざっと流してからサウナキーでサウナ室へ、ご主人の話では常連で混みあっているとの事でしたが先客は1名。上下2段で4名ずつ8名は入るかな?室温96度で外壁側にテレビ、テレビのリモコンもサウナ室に有るのが珍しい、砂時計は無くテレビ左手に古風なデジタル時計が有るのが代わりか。

 私の視力では時計の時刻が見えないので適当に大相撲中継を観つつ汗が出るまで粘る、水風呂は外壁側でご主人の言う通り14度ととても冷たい上に外壁側壁面から冷水が噴き出しているのが体に直撃してとてもじゃないが長居が出来ない、サウナもほど良く熱いので4往復してすっきりさっぱり。

 浴槽は赤い薬湯入りで仕切り側が深槽と外壁側が浅槽、浅槽は外壁側に2点ジェットが2つ有ったりと変則レイアウト。深槽で温まってからケロリン桶と腰掛を持って仕切り側カランに陣取る、鏡は等間隔で並んでいるのにカランで鏡の正面に座る事が出来ず5人並ぶと窮屈だろうなココ。シャンプー類の備え置きは墨田区なので当然あり、カランは日の丸扇刻印のボタン式。体を洗ってから再び深槽へ今度はボタン式の1点式ボディジェットに挑戦すると超強力、水風呂と言い刺激性銭湯だね、しかし噴射時間が短いので2度やってから立ちシャワーを浴びて上がる、因みに壁画の類は無い白いタイルの壁面。

 脱衣場で服を着ていると「浅草生まれの子がいる」と写真パネルを取りに来たご主人、入浴中も10分おきに浴室に姿を現しては誰彼なく浴客に話しかけていたので相当な話好きらしい。その浅草生まれも10代の子でしたけど、付せんを貼った下足の札を返してもらい帰りました。
全景

高砂湯
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-141
http://www.kt.rim.or.jp/~tsukasa/sento/Diary/tokyo/sumida/takasa.htm


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